宮崎健 様 山路洋平です。兄昭平葬儀に際して宮崎様はじめOB会の皆様に、一方ならぬお世話になり、誠にありがとう御座いました。 自由葬儀、いわゆる無宗教葬の謂われについて馬見塚様から若干説明がありましたが、当方が聞いていたのを紹介しますと・・・・・・、愛山のキリスト教葬儀中、牧師が「金次郎さん(遺児の長男)が確りしないと・・・・・・」と詰ったので弟の久三郎(昭平の父)が、「バカヤロー!(遺伝?)この葬儀止めろ!」とぶち壊して以後、山路の家は耶蘇と縁を切った(切られた?)とか・・・・・・。 で、この金二郎なる叔父は、早稲田の英文科を主席で出たという。趣味人で吃音(誰かさんみたい)だったのですが、歌舞伎の声色を演らせると滑舌なめらかに玄人跣だったとか。つまり、大層な“遊び人”で、娘義太夫の大スター竹本綾之助の娘で「なんとか小町」と評判の「お糸」なる美人を、若き日の川口松太郎と恋の鞘当に勝利し結婚、一子を設け離婚、という“人物”。 そんな、こんなの血が、昭平兄にも当方にも流れていたとするなら・・・・・・あな恐ろしや、心せねばなりますまい。下らんことでOB頁を汚してすいません。向後、交誼ほどをお願いします。
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