台湾にまで落書きに行く野郎など許してはならない

 台湾メディアによると、4月6日、日本人の男2人が台北市内のビルの最上階に侵入し、外壁やエアコンなどにスプレー塗料やマーカーで落書きをした。

一部始終は防犯カメラに撮影されていて、服装などの特徴から周辺のホテルを捜査し、9日台北警察がホテルに踏み込み住居侵入と器物損壊の容疑で逮捕、送検された。

2人は東京五輪の強化指定選手に選出されたプロスケートボーダー・池田大亮選手(24歳)=下の写真右=と戸倉大鳳選手(22歳)=同左=で、今月3日に観光で台湾を訪れ、6日未明にナイトクラブで出会った友人等と飲酒し、宿泊先のホテルへ帰る途中にビルに侵入、20分以上にわたって複数ヶ所に落書きをしたことを認めた。

「酔っていて面白いと思って落書きをした」などと話したという。台湾でのスポーツイベントに出席するために渡航していた。池田選手は、2年前にも警察沙汰のトラブルを起こしており、神奈川県川崎市内の自宅で大麻を所持していた疑いで逮捕されたことがるという。

ブログ子は以前このブログで「落書き野郎にはイスラム国で取り入れられている鞭打ち刑を」と書いたことがある。今でもこの考えに変わりはない。

それにしても台湾の警察は立派だ。きちんと捜査して3日後には逮捕している。それに対して日本の警察は落書きに甘い、と言うか放置している。

割れ窓理論と言うのがある。1枚の割れた窓ガラスを放置すると、街全体が荒廃してしまう。つまり小さな問題や乱れを放置すると、それがエスカレートして大きな問題や犯罪を招くという理論だ。軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できることは、今では常識である。

ブログ子は時々渋谷に出るので「道玄坂上」を通るのだが、ここはまさに落書き天国である。シャッター1枚、もはや隙間もないほどスプレー塗料で彩られているのがあるかと思えば、何事もないビルの壁もある。しっかり「監視」しているかどうか「割れ窓理論」の展示場である。

そこで渋谷警察署に提言だ。両名が帰国次第呼び出して、道玄坂一帯の防犯カメラと突き合わせてみてほしい。なぜなら、台湾で彼らが書き残した文字とも絵とも判然としない落書きと、道玄坂にあふれる落書きのいくつかが、そっくり同じであるからだ。

彼らの落書きにも「流派」があると聞く。この2人の犯行と断定できないまでも、「同じ流派」というか仲間集団が特定できるのではないか。


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