またも反日大統領に逆戻り、こんな国とは「断交」のすすめ

韓国で「共に民主党」の李在明(日本読み り・ざいめい))が大統領に当選した。予想通りで驚きはないが、またこんなポピュリストと付き合わねばならないかと思うとうんざりだ。

タイトルに掲げた「断交」とは大胆な、と思われたかもしれない。しかし、ブログ子は何十年も前から個人的にこの国とは「断交」しているのだ。

ブログ子は東京生まれだが、父は陸軍士官学校教授だったので戦後、公職追放にあい、やむなく大阪の繊維会社に転職した。大阪南郊に家を買ったが隣が朝鮮部落だった。小中高とここで育ったがこの間、泣き女を先頭ににぎにぎしく行進する葬式や普通の醤油を煮たてた塩水で3,4倍に薄めて露天商や商店に売る彼らの商売を見てきた。我が家はいわれもなく目の敵にされ、夜中玄関の硝子戸を蹴破られるなど嫌がらせが続き、すでに新聞社勤めをしていた東京から黒山警察署長に電話して保護を頼んだりした。

どういう訳かブログ子の同僚記者や部下の記者の多くがソウル支局長や朝鮮ウオッチャーになって今も活躍中の者が多い。そんなこんなでこの間、記者として38度線訪問、済州島観光、ソウル・釜山など韓国視察に5回ほど誘われたがみな断ってきた。一度も入国したことはないが韓国情報にはたくさん触れる機会があった。

そのうえでの総合判断として「李在明は遠からず必ず反日カードを切る」だろう、と断言する。

李在明は20日、自身のユーチューブ番組で「個人的に日本に対する愛情はとても深い。私は本当に日本と仲良くしたいのだ。日本に敵対的だろうという先入観があるが、誤解だ」と主張してみせた。さっそく日本のメディアでは「いざ、実務となれば日本に融和的にならざるを得ない」と解説しているところもあるが、こんなもの大統領選を前にした虚言である。

「日本が汚染水テロを起こした」とハンストのパフォーマンスを演じるは、「日本は敵性国家である」と断言した人物の本性はそんなものではない。

産経の阿比留 瑠比記者が「共に民主党」が5月28日に発表した公約集から彼の本音を拾っている。慰安婦問題のオンパレードだという。
(以下記事引用)
例えば尹氏の違法な非常戒厳宣布事件を受けた「内乱克服と民主主義の回復」の項では、いきなり「歴史の立て直し教育」の強化が出てくる。そしてこう強調するのである。

「歴史関連の国際広報事業を優先的に支援する。強制動員・日本軍慰安婦関連資料の構築を拡大する」

慰安婦の国際PRがどうして内乱克服や民主主義の回復につながるのか、にわかには理解し難い。

わざわざ設けた「日本軍慰安婦被害者の尊厳を守り、歴史認識の向上に努める」の項では、①被害者に対する人権侵害と名誉毀損行為の禁止を明示し、処罰根拠を準備する②被害者をたたえる造形物や象徴物の公共造形物への指定・管理を拡大する③朴槿恵政権が設立した「和解・癒やし財団」がやり残した清算手続きを推進し、日本からの拠出金の残余問題を早急に解決する-などと慰安婦問題を蒸し返す気満々である。

さらには④国家レベルの慰安婦記念物を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録する⑤「女性人権と平和財団(仮称)」設置を推進し、慰安婦問題解決のための資料調査と研究、戦時女性人権問題のための国際的連帯などを行う総合的推進体系を整備する-と国際社会を巻き込む方針が示されている。

一方で、「韓日関係の未来志向的発展を図る」「韓米同盟、韓米日協力の維持・発展のために韓日間協議・協力を緊密化する」ともうたうが、そのために「過去の歴史問題など敏感な懸案の解決努力を持続する」とも明示し、歴史認識問題を巡って無理筋な要求をしてくることは想像に難くない。

李氏がかつて「日本の核汚染水放出は第二の太平洋戦争と記録されるだろう」と批判した東京電力福島第1原発の処理水海洋放出についての言及もある。

処理水は韓国側の調査でも放出に科学的根拠に基づく危険性はないことは明確になっているにもかかわらず、公約集には「福島汚染水放流の影響モニタリングを強化する」とある

自分たちがかつて流布した無責任なデマに固執し、相変わらず「汚染水」という言葉を使用している。もううんざりである。慰安婦問題に関する誤った知識と思い込みや偏見を絶対正義として掲げ、高飛車に接してくる相手とどうして未来志向的発展へ向けて協力できようか。

(引用終わり)

あきれる話はまだある。李在明は5つもの件で起訴されているのだがユーチューブでこう述べたのだ。「大法院から、公選法違反事件は上告棄却で無罪が確定するだろうという話を伝え聞いていたのに、当の大法院の全員合議体は、自分が伝え聞いたのとは違って5月1日に有罪の趣旨で判決を言い渡した。私は政権不問検察にやられた。文在寅(ムン・ジェイン)政権時代も4件起訴された。でたらめなことで起訴された」。

すかさず対立候補の保守系の旧与党「国民の力」金文洙候補は、フェイスブックに「大法院に内通者がいるという白状か、大法院も大庄洞のように李在明の設計通りに進み、大法院は李在明のアクセサリーに転落することになる」と批判した。

その通りで、韓国では「三権分立」は名ばかりで、司法は時の大統領の意のままにいじられるのが常である。李在明大統領の今後の動きは容易に予想できる。まず盾ついた司法への報復に邁進するであろう。すると国内からの批判が強まる。そこでいつもの手口の「半日」カードの出番である。

ブログ子の見るところ年内に行き詰まるだろうから、その時また慰安婦や徴用工や世界遺産…と例によって反日のカードを切るであろうことは容易に予想できるのだ。

情けないのは日本政府である。岸田政権下では尹錫悦(日本読み:いん・しゃくえつ)大統領が少し日本にすり寄った時、日韓スワップまで7つほどあった対韓カードのすべてを切ってしまっている。愚かな外交だった。

ブログ子が吠えても何の足しにもならないことは承知で言うが、いまだに韓国軍は己がしでかした日本のイージス艦にレーザー照射した一件を謝りもせず、すっとぼけている。

向こうにはっきり言ってやれ。「日韓は未来志向で行こう、と言うセリフは聞き飽きた。まずレーザー照射を謝罪して。その後、面の皮を洗い直して出直してこい!」と。


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