任期満了に伴う社民党党首選では、福島瑞穂党首(70)、大椿裕子前参院議員(52)、ラサール石井参院議員(70)の3人が戦い、決選投票で福島党首が当選して、その記者会見が6日開かれた。消滅寸前とあってどこのメディアもべた記事程度の扱いだったが、そのドタバタぶりたるやひどいものでブログ子など思わず笑ってしまった。
自民党の「一人勝ち」に終わった昨年の衆院選で、社民党は1945年に結成された前身の社会党時代を含め、80年の歴史において国政選挙で初めてとなる「獲得議席ゼロ」に終わった。このブログでも照屋寛徳副党首(故人)が壇上の福島瑞穂に向かい「あなたが党首になって、10年間で全国の社会党、社民党の党員の皆さん、先輩方が築いた遺産をすべて食いつぶした」と述べ、党首を公然と批判した一件など「女がダメにした社民党」と何度か書いた。
2026年4月6日、国会内、安倍龍太郎撮影.jpg)
で、この日の模様だが、敗れた2人も同席していてそれぞれの前にはマイクも置かれ、挙党態勢を築く上で〝ノーサイド〟を演出するかに見えた。ところが、、記者からコメントを求められた大椿氏に発言の機会は許されなかった。大椿氏はぶぜんとした表情で途中退席する始末。逆に亀裂を印象付ける結果となった。
司会(党幹部の男性)も仕切りが悪かった。何かというと「これは新党首の記者会見です。党首への質問に限ってください」と叫び、なおも続ける記者に立ち上がって食って掛かり、記者から「ひどい司会だ」と声が出たほど。
再選挙では、福島氏の国会での多忙さを理由に候補者討論や街頭演説の機会がなかった。大椿氏は岡山県や山口県を訪れ、地方組織の関係者と懇談し、ネットで党再生の考えを発信するなど、精力的に活動した経緯がある。
「もう少し候補者を平等に扱ったらどうですか」
大椿氏は進行のあり方に不平を漏らしたが、司会は「静かにしてください」と譲らない。記者も「皆さんの意見が聞きたい」などと大椿氏に加勢したが、司会は「いいです」と立ち上がって応酬する。
福島党首も、「きょうは私の党首の就任の会見なので、私がお答えしたいと思っています」と司会に同調するに至って、とうとう大椿氏は福島党首が話し終わるや否や、会見場を去ってしまった。
会見場にいた党関係者も「みっともないよ!」と司会に苦言を呈す。
みっともない場面(クリックで動画に)
https://abema.tv/video/episode/89-93_s10_p54609?pl=1&resumeTime=936&utm_campaign=times_yahoo_20260406_free_10237135_centertx&utm_medium=web&utm_source=abematimes
会見後、大椿氏は一部の記者団に「会見は最後に『まとまって頑張りましょう』という場。ともに戦った人へのリスペクトは感じられなかった。当選者にしか発言の機会を与えないのは共に戦った私たちをばかにしている」と不満を漏らした。
福島氏を補佐する立場であるラサール氏は騒然とした会見中、沈黙を守っていたが、司会から最後に、福島氏に対し「おめでとうの握手を」と促される場面があったが、ラサール氏は不在となった大椿氏の席を指し、応じなかった。
社民党は明日にも消滅すると、誰しもが確信する一幕劇だった。