日米首脳会談が成功裏に終わった。米・イスラエルによるイラン攻撃で日本の命綱である「ホルムズ海峡が封鎖されガソリン価格が爆騰するという危機の時で国民がかたずをのんで見守る中、高市早苗首相は「日本の法律の中でできることとできないことがある」としっかり伝えた。
と握手する高市首相(19日、ワシントンのホワイトハウスで)=沢野貴信撮影.jpg)
機雷除去などで世界一の能力を持つ自衛隊の掃海艇派遣を求められることもなく、アラスカ原油の輸入拡大という妙手も取り付けた。ブログ子が注目していた原発問題で、日米両政府はテネシー州、アラバマ州での次世代原子炉「小型モジュール炉」(SMR)建設など最大730億ドル(約11兆5000億円)の対米投資第2弾に関する共同文書も発表された。出力は低いが核のごみも出さず、日本の高い技術力で世界に貢献できる分野である。
また、拉致問題に関して「北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記と直接会うという気持ちが非常に強い」と伝えてそのプロセスを協議し、全面支持を取り付けた。拉致家族会の人たちもかすかながらも光明を見出したのではないか。
各国首脳が並ぶ壇上で一人スマホいじりに没頭した石破茂でなくてホントに良かった、と思わせた。米紙ニューヨーク・タイムズは20日、高市氏の首相として初のホワイトハウス訪問を、「大きな痛手を受けることなく終えた」と評価した。その成功の理由として、首相の親しみやすい魅力を挙げた。
ところが朝刊をみてアホらしくなった。共産党の田村智子委員長は20日、X(旧ツイッター)にこんな投稿をしたという。「最悪の首脳会談。どこまでトランプ大統領に媚(こ)びへつらうのか」。
と抱擁する高市首相(ホワイトハウスの「X」から.jpg)
首相が会談で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と持ち上げたことが媚態だというのだ。あきれるばかりの色眼鏡だがこれはいつもの共産党独特のものの見方と言ってよい。
昨年末、横須賀の米空母「ジョージ・ワシントン」上で高市首相・トランプ大統領が会談した際に、高市首相が
・サムアップ(親指を立てる)
・飛び跳ねてはしゃぐ
・トランプ大統領に肩を抱かれる
といった行動をしたことについて、志位和夫委員長は「正視に堪えない卑屈な媚態」「異常な対米従属」「主権国家の首相として恥ずかしい」と強い語調で批判している。言ってみれば共産党だけに通じるひねくれ理論である。
・(写真右上)共産党から見ればこれも媚態か。出迎えたトランプ米大統領(中央)と抱擁する高市首相=ホワイトハウスの「X」から
直近の時事通信の野党支持率(13日)がある。中道(3.7)、国民(3.8)、参政(3.7)、みらい(3.2)に対し、共産(1.1)、れいわ(0.7)、立憲(0.8)、公明(0.8)である。
2019年ごろの共産党は3%から時に4%だったと記憶している。かつての野党の雄、社会党はブログ子が永田町を取材していたころには100数十人の議員を抱えたていたものだが、落魄一途、福島瑞穂・社民党になって今や消滅したといってよいくらいだが、それと同じ「勢い」で落ちている。先の自民大勝の総選挙では8議席から4議席に半減した。
まだまだ落ちていくだろうが、その理由は先述の田村智子委員長の発言をみれば明白である。