中国上海市の第1中級人民法院(地裁)は13日、国家の安全に危害を加えた罪で起訴されていた50歳代の日本人男性に対し、懲役12年の判決を言い渡した。具体的内容は一切公開せず、ただ男性が「スパイ行為を行った」と認定された。

これだけでなくここ数年で10指にあまる日本人が突然連行されている。今回のように「スパイ罪」で裁かれるのもあれば、黙って拉致されこっそり釈放されて、たぶん言い含められているのだろうが何を聞かれてもだんまりを決め込む「被害者」もいる。
暗黒の中世さながらに中国は裏街道を突っ走っている。その上、戦狼外交と称して開き直るのだからあきれる。今回も中国外務省の林剣副報道局長は14日の記者会見で、日本側が在留邦人に対し「中国の法律を順守し、犯罪活動に関わらないよう指導すべきだ」と述べた。
ふざけた話だが、過去には同じような噴飯物の「お説教」話があった。数年前のことだが、北京で行われた王毅外相と秋葉剛男外務事務次官の会談に際し、産経新聞だけ会談冒頭取材を拒否された。これを受けて、北京駐在の新聞・通信社で構成する日本人記者会は、特定のメディアが取材拒否をされることは看過できないと、会談冒頭取材をボイコット、日本政府も抗議した。
その時出てきた中国外交部の華春瑩報道官はこれを非難した上で、「日本政府は自国メディアを教育し制限しないといけない」と平然と言ってのけたものである。
この論法で現下のチャイナ人民どもの行いを見てみたらどうなるか。

埼玉県三郷市の市道で小学生の列に車が衝突し、男児4人が重軽傷を負った事件。埼玉県警が自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで中国籍の鄧洪鵬容疑者(42)=写真右=と同じく中国籍の会社員、王洪利容疑者を逮捕したが、二人は、事件前に飲酒していたことがバレるのを恐れて逃走したようだが、「こどもが大丈夫、と言ったので現場を離れた」と言い逃れしている。
鄧洪鵬容疑者の運転免許証は、今問題になっている「外国免許の切替え」で手に入れたものだ。ホテルを住所に3か月滞在すればほとんど手中できるという手軽さである。
以前このブログでも書いたことだが、高額医療制度の中国人による悪用が目に余る。私が目にしたのはがん治療で日本のトップを走るがん研有明病院だったが、「外免切り替え」と同じで、3か月滞在で手に入る住民票を見せれば、何百万円だろうとも支給される日本の高額医療制度を利用して中国の医療を信用していない連中がタダ同然で日本の最高医療を受けに来日しているのだ。
昨日のテレビニュースでは千葉の私立高校が経営難で中国人を受け入れるようになったら今年の新入生の3割が中国人だったという。いま高校無償化が進んでいるが、中国を脱走した高校生を日本の税金で教育して、あわよくば日本で就職、ダメなら中国に戻って高給取りになる…思惑だ。
中国政府と習近平にそちらからの厚顔な言葉を投げ返す。「支那人よ、支那人民を再教育せよ!!」