「ミニスカに懸念する」太田国交相のレベル

スカイマークが導入するミニスカ

スカイマークが導入するミニスカ

スカイマークが5月に導入するエアバスA330で客室乗務員(CA)が着用するミニスカートの制服について、太田昭宏国土交通相は20日の閣議後会見で、「(CAは)適切に保安業務を行う必要があり、サービスだけではない」と指摘。定期監査などで制服の妥当性を確認する方針だという。

馬ッ鹿じゃなかろか。なんでも航空労組連絡会加盟のCAでつくる「客室乗務員連絡会」が「セクハラ行為を誘発しかねない」「保安業務に専念できない恐れがある」として、国交省に指導を要請したのに答えたものだそうだが、こういうのを「タメにする」という。

航空記者をしていた時があるが、その時から、なにかというと「保安業務に支障が出かねない」という言い方が労組から出たものだが、スッチーの服装が何かに影響するなんてことはない。とっくに女子アナと同じでタレント並のレベルになっていて、言い寄る野球選手にケイタイのアドレスを教えるレベルになっている。万一の時があったとしても、脱出シューターに乗客を案内するくらいでミニスカだかロングスカだか見てる余裕はあるまい。

oota問題はこんな手合にいちいち「答弁」する国交相のレベルである。太田国交相は予算委員会でも秘書についた役人が作った紙片を棒読みしている姿が目につく。憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使は可能だとする安倍晋三首相の国会答弁について聞かれた時も「全て首相が答えていることに同意している。違和感はない」と紙切れを読んでいた。曖昧な態度に終始している公明党の立場からして閣内での苦しい立場はわかるが。いつも「自分」というものが感じられなくて、そつなくこなそうという姿勢ばかりが目立つ。

まあ、与党の一角として閣僚ポストを公明党に与えるとき、安全保障ダメ財務ダメと消去法でいくと国交相くらいしかなかったろうが、その国交省でも「大丈夫か」という場面が多々ある。例えば、2020年の東京オリンピックに向けて建設現場での人不足が見込まれるというと、すぐ「現在、約1万5000人いる建設現場の外国人技能実習生の拡大を検討している」と発言する。研修生など「移民」の持つ危険性について一顧だにしていない。

ブログ子は高原野菜の本場、八ヶ岳の東にいるが昨年夏、畑の中の農道で道に迷い働いている人に道を尋ねたら6人全員中国人で一言も日本語がわからなかった。日本の農業がこんなに他人任せでいいのかと思った。公明党は移民に寛容で投票権を与えようとまで言っている。一度、大阪生野区の猪飼野に行ってみたらどうか。カナダなどは増え続ける中国、韓国からの移民をやめようとしているくらいだ。

公明党は集団的自衛権ばかりでなく、憲法改正、対中韓外交、教育委員会制度でも山口那津男委員長は「議論を尽くすことが重要」と馬鹿のひとつ覚えのようなセリフに終始している。「公明党下駄の雪」論が澎湃としておこるわけだ。政治部で聞いた話だが、池田大作名誉会長の前では創価学会より下で、公明党委員長以下直立不動で廊下に並んでいるという。生死の噂が絶えないいま、「ついていきますどこまでも」と決断したほうがよい。次は下駄の雪を払い落とせ、となるのだから。

コメントは受け付けていません。