またも残忍「18歳」の凶行

野口さん千葉県船橋市の職業不詳、野口愛永さん(18)が車で連れ去られ行方不明となっている事件で、千葉県警に監禁容疑で逮捕された住所不定、無職中野翔太容疑者(20)と住所不定、無職、井出裕輝容疑者(20)、殺しを依頼した野口さんの同級生のアルバイトの少女(18)、現場にいたという鉄筋工の少年(16)=東京都葛飾区=の5人には驚かされることばかりである。

井出裕輝

中野翔太容疑者

中野翔太容疑者

4人の逮捕容疑は、19日午後10時過ぎ、千葉市中央区の路上で野口さんを車の後部座席に乗せて連れ去り、芝山町の遺体発見場所まで約3時間にわたって車内に監禁した疑い。野口さんは頭部を何かで何重にも巻かれており、関係者によると、事件の数日前には遺体発見現場に穴が掘られていた。井出容疑者と、成田市に実家がある中野容疑者には現場の土地勘があったとみられる。

ネットに出回っている主犯格の18歳少女

ネットに出回っている主犯格の18歳少女

警察発表ではまだ監禁容疑だけだが、ネットでは事ここに至るまでのろくでもない経過がぶちまけられている。18歳少女の名前は「湯△成美」といい。野口愛永さんとはかつて同じ高校に通う同級生で幼なじみでか仲がよかった。ところが野口愛永さんがホストクラブに通うようになってからはその関係が急変。「シャンパンタワーで100万円使っていた」ということまで発覚。ホストの気を引くためグラスをタワーのように積み上げて上から高給シャンパンを注ぐという遊びだが、 後先考えず派手に遊び、店に借金をするようになり、支払いをするためにさらに周囲からお金を借りていた。そのうちの1人が「「湯△成美」だった。

借りていたのはお金だけではなかったようで野口愛永さんが夜の店で働く際の身分証明書として卒業アルバムの写真までも借りていた。金の返済や卒業アルバムの写真の返却を求めるも応じてもらえず さらに連絡すらも取れなくなったことで激怒。男2人に始末を頼んだのが事件の発端だという。

遺体が発見されたのは成田空港から東に約100メートル離れた畑。捜査関係者によると、遺体は深さ1メートルほどの場所にあおむけに埋められており、頭部は粘着テープのようなもので何重にも巻かれていた。死因は窒息死で、驚くのはどうやら生き埋めにされたらしいことが、その後連中がLINEでやりとりした内容から明らかになっている。

川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件で、2月末、神奈川県警川崎署捜査本部に殺人容疑で逮捕された、リーダーとみられる定時制の高校生(18)ら少年3人(いずれも在日韓国人) の事件では、冬の多摩川で泳がせた上カッターナイフで首を切るという残忍さで世間を震え上がらせた。河川敷には今なお「かみそん」(上村君のニックネーム)を悼む人たちの花束が絶えないそうだが、このときもどうしてそんな残酷なことが18歳にできるのか考えさせられた。

27日テレビ朝日のアフタヌーンショーに出てきた精神科医、香山リカ女史らが18歳でホスト狂いしたり、生き埋めにする凶行について、「同年輩ばかりで先輩がいなかったことで一気に歯止めがかからなくなった」と、解説して学校関係者を責めていた。それは筋違いというものだろう。日教組は確かに狂っているが、こんな悪ガキどもまで教育のせいにするのは気の毒というものだ。本人の気質によるところが大半であろう。

こんな「18歳」にもまもなく選挙権を与えるという。与えるのは仕方ないとして、出来損ないの「18歳」は選挙権を剥奪する法律も同時に施行してもらいたいものだ。

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