朝鮮半島は狂っている

ともに-粉砕処刑された玄永哲氏(右)と張成沢氏

ともに-粉砕処刑された玄永哲氏(右)と張成沢氏

北朝鮮の玄永哲(ヒョンヨンチョル)人民武力相(国防相)(66)が4月30日頃、 金正恩第1書記により粛清されたという。玄氏は4月24、25日の朝鮮人民軍第5回訓練指導官大会で、居眠りをしているところを金第1書記に見つかった。このほか、金第1書記の命令に対して何度か口答えをするなど、不満を表明したことが理由とみられるという。

玄氏は逮捕され、平壌の姜健総合軍官学校の射撃場で、数百人の将校が見守る中、対空機関銃に加え火炎放射器まで使った残忍なものだったとの見方が出ている。金正恩第1書記の叔父、張成沢前国防委員会副委員長も万座の中で連行され13年12月に重機関銃でバラバラにされた処刑と同じく凄まじいものだったという。

普通ならこんな狂人についていく者はいなかろうから、クーデターでも起きそうだが、もはやその気力もないほど国中が疲弊しているのだろう。その意向をうけて日本にいる朝鮮総連のトップ、許宗萬(ホ・ジョンマン)議長の次男、許政道(ジョンド)容疑者(50)=東京都足立区=ら3人が逮捕された。、

平成22年9月27日、制裁で輸入が禁止されている北朝鮮産のマツタケ約1800キロ(輸入申告価格約450万円)を中国産と偽り、中国経由で不正に輸入したとしている。

マツタケでほそぼそと資金稼ぎとは物悲しいが、ここまで追い詰められていれば拉致被害者の調査など政治がらみでまともにするわけもない。返事など期待できないだろう。もはや制裁を強化して北朝鮮の崩壊を進めるしかない。

北が北なら南の韓国もひどいものだ。安倍晋三首相が米議会で行った演説はなかなかのものでスタンディングオーベイション14回という大受けだったが、韓国ではこれが面白くない。韓国に詫びる言葉がなかったと、なんと韓国国会は糾弾する決議を全会一致で採択した。

いわゆる従軍慰安婦問題について「人身売買の犠牲」と表現したことを取り上げ、「本質をぼかしている」と主張。さらに、「侵略や植民地支配、慰安婦問題に触れなかった」と反発した。集団的自衛権の限定的な行使を盛り込んだ新たな安全保障法制の整備や首相の靖国神社参拝についても批判した。

当然、官房長官は「同盟国に対して非礼である」と不快感を露わにしたが、国民は不快を通り越して嫌韓がまたもや増幅された。

ブログ子は嫌韓ではなく「棄韓論」である。なにも独断ではなく、筑波大学大学院教授の古田博司氏がいっていることで「韓国に対しては『助けない、教えない、関わらない』を『非韓三原則』にして日本への甘えを断ち切ることが肝要」との説に頷くものである。

助けてもロクなことがないから。教えても感謝せず、むしろ「ちゃんと教えない」などと難癖をつけてさらに要求してくる。造船、自動車、繊維、鉄鋼すべての分野でこれである。新日鉄がポスコ相手に技術を盗んだとして東京地裁に提訴している一件が良い例である。間もなく判決が出るだろうが、軍事部門でもでたらめでアメリカが渡した戦闘機のブラックボックスを勝手にあけてもとに戻せずアメリカを怒らせた。

今年中に日本からオーストラリアに「こくりゅう」型最新鋭潜水艦が「共同開発」の名のもとに引き渡される協定が成立する。日本の潜水艦は、水の抵抗を減らす技術や静粛性、ステルス性能、空気を使わず発電し、長期間の潜水を可能にするシステムなど、各国の防衛関係者が一目置く。

韓国では対北朝鮮をにらみ潜水艦の建造に力を入れているが、反日のお国柄で欲しいとは口が裂けても言えない。ドイツの独HDW社が設計した「214級」(約1800トン)をライセンス生産という形で建造、運用している。18年までに計9隻を建造する計画で、1番艦の「孫元一」は2006年に進水し、現在4番艦まで完成している。3番艦にはわざわざ伊藤博文を暗殺した「安重根」の名がつけられたほどだ。

4隻完成と言いたいが実は1隻も活動していない。エンジン不調、浸水、本来ならエリートであるはずの潜水艦乗組員への志願も、劣悪な職場環境を嫌って減っているという。欠陥だらけの上、乗り手もいない潜水艦隊である。

サムソンもおかしくなってきた、ヒュンダイ自動車も低迷、造船業界も世界一の座を明け渡した。パク大統領は沈没したセウォル号を110億円掛けて引き上げると約束したが、イタリア頼りで約束の1年後にはまず引き上げられない。費用も倍以上膨らむだろう。そのうち打ち切り話になるのではないか。

経団連の榊原定征会長(東レ会長)ら韓国訪問団が、1日朴槿恵大統領と会談したが、朴大統領は、慰安婦をはじめとする歴史認識問題で日本側の「真摯な提案」に対する期待感を示した上で、「韓国側も環境を整備していきたい」と述べたという。歴史認識と切り離して経済交渉を行うと折れてきた。

要するに北と同じで南も沈没を待てば良いのである。

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