馬鹿は死ななきゃ治らない

世界中の資産家、投資家が「脱税」に使っているタックスヘイブン(租税回避地)で、昨年の「パナマ文書」についで「パラダイス文書」が公表され、日本では鳩山由紀夫元首相ら元国会議員3人や漫画家の名前が挙がってきた。

鳩山元首相は政界を引退した翌13年、バミューダに設立され、香港が拠点の石油・ガス会社「ホイフーエナジー」の名誉会長に就任。この人事を掲載した年次報告書などが文書に含まれていた。

取材に対し、鳩山氏は「会社のトップと数年前に出会い、子どもの結婚式にも呼ばれた。その後、名前だけでも連ねてほしいと言われた。実質は何の意味もない。鳩山の名前で信頼を得たいと思ったのでは」と説明。同社は年次報告書をネットで公開しており、副会長にジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟ニール・ブッシュ氏が就いている。

鳩山氏は同社から顧問料を得ているが、金額は明かさなかった。バミューダとの関わりについては「知らない」と話している。(産経)

民主党時代、わずか1年とは言え一国の首相の座にあった人物である。アメリカで「ルーピー」(薄のろ)の異名をとったのも情けないが、その後、韓国ではソウル市内の西大門刑務所の跡地(西大門刑務所歴史館)で土下座をし、日本の朝鮮半島統治に対する謝罪を示したり(2015年8月)、中国主導のアジアインフラ投資銀行の諮問委員会の委員を引き受けたり中国べったり。

今年10月、共産党大会を控えた中国に出向いて「習近平(国家)主席は就任以降、強力な執政能力を示してきた」と称賛してみせ、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」との日本のことわざを持ち出し、「大国は実力を盾にして周辺国に優越感を示しがちだ」と言及する。中国の覇権主義にクギを指すのかと周囲が思ったら、「中国の大国外交はそうではない。まさにことわざ通りだ」と逆に持ち上げてみせた。

あとは

キャンプ・シュワブ前で座り込みをする「ルーピー」氏

安倍政権批判一辺倒。今年9月29日には米軍普天間飛行場の移設に反対しキャンプ・シュワブ前で座り込みをする(写真右)など、安全保障に対する見識も、知識もあったものではない。いまや民進党OB会からも入会を拒否されるほどのハチャメチャ「ルーピー」人生である。

 

ところが、資産の運用にはことのほか「有能」で、ちゃっかり租税回避地の会社の名誉会長に就任して顧問料を懐に入れていたことが「パラダイス文書」によって暴かれた。

ブログ子は彼の父親、鳩山威一郎氏(大蔵次官から参議院議員、外相)とは浅草「太郎」で飲み仲間だったので、鳩山家の裏事情や女性事情も知っているが、不肖の息子に泉下で泣いていることだろう。

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