文化・礼儀・外交・・・果てつる国

韓国は7日夜に開いた文在寅大統領とトランプ米大統領の晩餐会にあろうことか、元慰安婦を招待したうえ、韓国が不法に占拠している竹島(島根県隠岐の島町)の韓国側呼称「独島」の名前を冠した「独島エビ」を提供するという愚挙に出た。

当然、日本政府は、ソウルの日本大使館を通じて抗議した。菅義偉官房長官は記者会見で「トランプ大統領が日韓を最初の訪問先に選んでいる中、(北朝鮮問題で)日米韓の緊密な連携に悪影響を及ぼす動きは避ける必要がある」と不快感を示した。また、韓国側に対し慰安婦問題が最終的で不可逆的に解決したとする日韓合意の「着実な実施を求める」と強調し、日本の立場を申し入れたことを明らかにした。

エビについては「外国が他国の要人をどのように接遇するかについて政府としてコメントを差し控えるが、どうかとは思う」と疑問を呈した。慰安婦問題や竹島に関する日本の立場に関し「米国からは完全に理解を得られている」とも強調した。

安倍晋三首相とトランプ氏は6日の会談で、北朝鮮に対し「最大限の圧力」をかけるために日米韓の連携の重要性を確認したばかりだった。日韓間の問題を持ち出して緊密な日米関係に水を差し、米韓の距離を縮めることを狙ったような韓国の動きに対し、日本政府内には「信じられない」「韓国はいったい何がしたいのか」といった強い不快感とあきれが広がっている。(産経新聞)

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今に始まったことではないが、たしかに「あきれた国」である。トランプ大統領の滞在時間が1日短いとか、娘のイバンカさんが日本だけに立ち寄って帰国したとか、ひがんだものの見方しかできない国柄もろくでもない。昨日「馬鹿は死ななきゃ治らない」を書いたが今日は「バカチョン」というタブー語を思い出した。

食欲がわかない晩餐会料理

大統領府が公開したメニューというのを韓国政府のホームペーで見た。右上にあるごろんと転がっているのが問題のエビで、あとは文氏の出身地の巨済島産の焼きカレイやマツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビなどだという。
正直言って、日本人には食欲がわかない。ましてやアメリカ人のトランプ氏の立場で眺めても箸をつける気にならない。結局、「旬」と「彩」(いろどり)を大事にする日本料理と違って、どこかの「田舎料理」にしか見えないのだ。特に、焼いたか茹でたかした問題のエビに至っては、なんの料理の跡も見えない。日本の板前なら大葉に立てかけるなり、大根に寄り掛かるない、もうすこし「踊っている」ように見栄えよくするところだろう。

所詮、この国の食文化と礼儀、外交、はこの程度のものなのだろう。

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