今年の流行語大賞 「むき出しの好奇心には屈しない」

ここ3日ばかり続いている馬鹿話の続きとして、本日は「偏差値バカ」について。「このハゲェ~!」で落選した東大法学部卒の元議員、豊田真由子のセリフは今年の流行語大賞にほぼ確定しているようだが、有力な対抗馬が現れた。同じ東大法学部卒で800票差でかろうじて当選した山尾志桜里衆院議員(43)の「むき出しの好奇心には屈しない」「男女の関係はない」との強弁である。

世間の「むき出しの好奇心」と戦う女

山尾志桜里センセイは週刊誌に既婚男性との不倫疑惑を報じられたため、前原代表の下で幹事長に内定していたポストを棒に振り、民進党を離党して無所属で総選挙に臨んで辛勝したばかりだが、選挙が終わったら、禊が済んだ、とばかりに、こともあろうにスキャンダルの相手の倉持麟太郎弁護士(34)を事務所の政策顧問に起用したのだ。

民進党を離党する際の記者会見では「男女の関係はない」などの不倫疑惑を否定する短い説明を一方的に述べただけで、記者の質問は全く受けつけずに逃げ去った。それが、当選したら手のひら返したように、倉持氏起用の理由を「『共謀罪法』や天皇の皇位継承問題などで、これまで倉持氏とともに取り組んできた」と説明し、「『男女の関係はない』と否定したことすら、本来答える必要はなかった」「むき出しの好奇心には屈しない」などと語っている。(7日付の神奈川新聞のインタビュー)
山尾氏は同新聞のインタビューで、倉持氏を政策顧問に起用する理由について「『共謀罪法』や天皇の皇位継承問題などで、これまで倉持氏とともに取り組んできた。衆院選の当選で待機児童問題と憲法問題に取り組むよう負託されたとして、政策立案の共同作業には継続性が必要だからだ」と述べた。

ブログ子は7月から10月上旬まで山の上にいて、テレビも新聞もない生活をしていたので、今回、9月7日発売の週刊文春によるその「ダブル不倫報道」というのを見た。
▽山尾氏は倉持氏の妻子が実家に帰っている間に4回、倉持氏のマンションで密会していた。▽民進党幹事長就任が内定した9月2日の夜、都内にあるホテルの部屋で倉持氏と一夜を過ごした。同誌は2人がホテルには時間差で入り、倉持氏が部屋にワインやビールを持ち込んだ。その写真も撮られていて、文春記者が山尾氏に「不倫してませんか?」と直撃する動画も公開した。▽倉持氏と知り合ったのは山尾議員が東大で同級生だった夫と離婚すべく相談したことで親密交際になった。今では結婚指輪も外している▽倉持弁護士というのは結婚を約束した女性がいたが客室乗務員のCAと浮気して子供までできたので婚約者を捨てた過去がある。

なかなか面白い内容で、それこそ「むき出しの好奇心」をくすぐられた。「私に問うべきは、男女関係の有無などという下品な質問ではない」というが、当選したからには公人である。公も私もない、男女の関係を問われたら答える義務がある。 与党関係者は「インタビューを見ていると問題のすり替えですし、自身に都合良く解釈するスタンスは全く変わっていない。多額のガソリン代が支出されていた問題も、元秘書だけに責任を押し付け、地元で会見しただけ。宮崎謙介氏(元衆院議員)のゲス不倫を『緩んでいた』と批判していたのは山尾氏自身ですよ。やましいことがないのであれば、きちんと記者会見すべき」とあきれる。

少し軽いコメンテーターで申し訳ないが東国原英夫・元宮崎県知事がいいこと言っていた。「そこまで強く『潔白』を主張するのなら、何故それを証明しないのか。報道した週刊誌を名誉毀損で訴えないのか。元検事なら『法と証拠』に基づいて潔白を立証すべきである。自らの潔白を証明出来ない政治家(法律家)が『憲法改正』について論ずるなど、何の説得力も信憑性も無い」

ブログ子はこれにもう一つ付け加える。 山尾志桜里議員は保育所での国歌・国旗に疑問を呈し、女性の天皇を認めないのは憲法第14条で保障されている「男女平等」に反すると声高に叫んでいる。何千年と連綿と続いている「男系男子」こそ日本が日本らしくあるコアの部分であるという歴史の重みを顧みないのは、無知をさらけ出して平然としている最近の「左巻き」特有の言いぐさである。女の「和田平助」(逆にお読みください)が居てもいいが、国体をないがしろに論ずる女は容赦できない。

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