「新語・流行語大賞」は消えろ

このブログは明日12月1日「新語・流行語大賞」が発表という時点で書いている。だれもが「このハゲーッ!」だと思っているだろうに、どうも「インスタ映え」になるらしい。

ブログ子は「新語・流行語大賞」は、極めて特定の政治的意図から選定されていると思っている。主催者は「計7名の識者による厳正なる審査によって決定されます」というが、メンバーをみると、姜尚中、鳥越俊太郎といった「左巻き」が牛耳っていて、2014年は「集団的自衛権」が大賞であり、トップテン入りのものは、13年に「特定秘密保護法」「ヘイトスピーチ」、15年に「アベ政治を許さない」「シールズ」、16年に「保育園落ちた日本死ね」…といった具合である。今年も「共謀罪」がノミネートされている。

鳥越俊太郎は、昨年夏の東京都知事選で民進、共産など4野党の推薦を受けて都知事選に臨んだものの、トンチンカンな演説や口から出まかせの公約をまき散らして小池百合子知事に敗れただけでなく、次点だった与党推薦候補にも4万票以上の差をつけられる惨敗した。

ブログ子は彼がベトナム戦争の時の特派員時代から知っているがはっきり言ってリベラルを気取った偽善者である。.妻に浮気がバレた時に「体は裏切ったかもしれないけど、心は裏切ってない!」と言い訳して切り抜けたと平然と話しているのを見てもわかるだろう。

今年の「新語・流行語大賞」の候補30語が発表されたとき、積極的に取り上げたのは朝日、毎日、東京で、控えめに報道したのが産経、読売である。前者は「首相官邸の意向を役人がおもんぱかったと指摘される森友・加計学園問題を象徴するキーワード「忖度」や民進党議員が委員会にまでプラカードを持ち込んだ「共謀罪」を取り上げたくて「新語・流行語大賞」の場を借りて「印象操作」(ノミネートにはないが)したのである。

安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、学校法人「森友学園」問題を巡る朝日新聞の報道について「(学園前理事長の)籠池泰典被告が言ったことをうのみにし、安倍晋三小学校という申請があったと報道した」と批判した。

朝日新聞は5月、籠池氏への取材に基づいたとして、同氏が「安倍晋三記念小学校」の校名を記した設置趣意書を財務省近畿財務局に出したと報じた。これに関し近畿財務局は24日、それまでほぼ黒塗りで開示していた趣意書の全文を開示したが、そこに書かれていた小学校名は「開成小学校」だった。「フェイクニュース」など立派な大賞ものではないか。

「このハゲーッ!」と同じくノミネートにされなかったのが、「排除いたします」だ。民進党が四分五裂したきっかけを作った、小池百合子東京都知事の一言こそよほど「大賞」にふさわしいではないか。とどのつまり、左翼の色がつきすぎた「新語・流行語大賞」などいらないのである。

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