”プーチンの走狗”クリミヤの検事総長は超べっぴん

ロシアのプーチン大統領は18日、クレムリンで上下両院議員を前に演説し、「クリミアは強く揺るぎないロシアの主権下になければならない」と述べ、ウクライナ南部クリミア自治共和国とセバストポリ特別市を編入すると発表した。ウクライナの領土分割に踏み切ったロシアと米欧との厳しい対立は決定的となり、長期化は避けられなくなった。

クリミアでの住民投票についても「公正に行われ、住民は自分たちの意思を示した。ロシアとともにありたいということだ」と語った。クリミアのロシア編入は国際法にも反しないと正当性を主張。ソ連時代の1954年にロシア共和国からウクライナ共和国にクリミアが移管されたことを「明らかな憲法違反により下された決定だったが、全体主義のもとで住民は疑問を差し挟めなかった」と指摘した。

この指摘の部分はブログ子が先週書いたが、ソ連時代に同じソ連だったウクライナにクリミアの行政権を移したことを指す。ロシアの黒海艦隊の母港セバストポリを含む軍事的最重要地が、ソ連から離れて敵の米欧側にくっつこうとしている「歴史的皮肉」は誰にも予想できなかったこととはいえ、どんなことがあろうとロシアが不凍港を手放すことはないから、長期化も長期化、今世紀中にまず解決できない難問になるのは避けられない。

Biq2E8aCQAAty56ところで、そのクリミア自治共和国で新たな検事総長となったナタリア・ポクロンスカヤさん(33歳)が「美人すぎる!」とTwitter上で話題になっている。流行りの表現だと「美しすぎる」となるのだろうが、ブログ子はこれが大嫌いなので「べっぴん」としておいた。

ナタリアさんは、これまでにも検察官として暴力犯罪や環境問題に積極的に取り組んできたキャリアをもつそうだが、検事総長というとどこの国でも謹厳実直型が多いのだが、できたばかりの若い国だけに人材難だったのかもしれない。

ユリア・リプニツカヤ(ソチ冬季五輪のフィギュアスケート団体でロシアの優勝に貢献した)に似ているとか、さすが美人の多いウクライナ(クリミアは離脱したが)だけのことはあるとか、彼女に逮捕されたいなど話題だけ沸騰している。

さっそく18日にはクリミア自治共和国の中心都市シンフェロポリで、ロシア軍とみられる部隊が市内にあるウクライナ軍の施設を襲撃し、ウクライナ兵1人が死亡、少なくとも1人が重傷を負った。ナタリア検事総長の出番である。まあ、ブログ子でも結果はわかるが。

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