森喜朗・前東京五輪組織委員会長の発言を「女性蔑視」発言と捉えてフェイクニュースを膨らました連中をブログ子は「差別屋」と断じているので表記のような見出しにした。
森氏の辞任から橋本聖子大臣の新会長就任受託に至るまでのいろんな記事を検証してみると、やはり前に書いたように朝日新聞一党の罪状といえる。何しろ朝日新聞社説は「暴言・妄言」「ゆがんだ考え」「女性全般を侮辱」とまで書いた。正確な森発言を知りながら「切り取り」で落としめているのだ。
この間、「ハフポスト」(HuffPost)が果たした役割は大きい。元はアメリカのリベラル系オンラインメディアだが、2017年4月にThe Huffington PostからHuffPostへ改称された。「ハフポスト日本版」は朝日新聞社との合弁企業「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社」が運営していてザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン社のスタッフが記事を執筆・編集している。つまりまるまる朝日新聞の子会社である。
「ハフポスト」による森発言の一連の報道をチェックしてみたが、わかったことが一つある。めちゃくちゃカタカナ語が多いのである。ブログ子は、常々、新聞はじめネット記事にどうしてこうもカタカナ語が多いのか不審に思っている。日本語に適当な訳語がないというのだろうが、れっきとした日本語があるにも関わらずわざわざカタカナにしている確信犯も多い。
「ハフポスト」上で見かけたカタカナ語を羅列して見るとーーー。
(森発言に対して)「私を含め誰もがアンコンシャス・バイアスを持っていることに気づき、自分自身の言動を振り返る機会にしたいものです。特にパブリックで話す人、リーダーのポジションについてる人は最大限の注意が必要ですね。皆さん、これを機に議論、そして内省しませんか?」
「(日本は)ジェンダーギャップ121位なのです」
「ジェンダーの問題をディスカッションしています。子育て中の女性も発言されていました。このスピード感とフラット感は面白い可能性があるなと思いました」
「ハフィントンポストの記事で『女性と男性の枠に限定しない性別のXジェンダーやノンバイナリーを意味した可能性はある』と述べられているように、性自認が典型的な女性/男性に当てはまらない方たち全般を指しているのだと、森会長は言いたかったという見方も、ありえなくはないでしょう。(中略) なお、Xジェンダー(ノンバイナリー)に含まれるジェンダーアイデンティティとしては、男性と女性の中間であると自認する・・・(以下略)
このほか「ミッション」、「コンセプト」、「レジェン ド」、「レガシィ」、「アスリート」、「アスリート・ファースト」、 「オリンピアン」、「ガバナンス」、「スピーディー」、「スムース」、 「プロセス」・・・
あほらしいからやめるが、「差別屋」かどうかはカタカナ語を多用するかどうかで判別できるということである。
最近の「ハフポスト」は「SDGs(エスディージーズ)」の普及に殊のほか熱心である。だれも知らないだろうが同紙によると 「SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、国際社会が2016年から2030年までに達成すべき17の目標です。SDGsの報道に力を入れてきたハフポスト日本版です・・・」とある。
今後「SDGs(エスディージーズ)」を使う輩を見かけたらリベラル気取りの似非野郎と思うことにする。