自国の教科書に自国の歴史観を盛るのは当たり前

 文部科学省は6日、2016年度から中学校で使われる教科書の検定結果と新教科書の内容を公表した。 社会科では全教科書で竹島と尖閣諸島が取り上げられ、「日本固有の領土」などと明記された。北方領土を含む3つの領土について中学社会の全教科書で記述されるのは初めて。歴史的経緯を含め詳しく説明しており、学校での領土教育の充実が図られそうだ。また、東日本大震災は全教科書の過半数で扱われた。

 社会科では、地理、歴史、公民、地図の教科書20点すべてで北方領土に加え竹島と尖閣の記述が登場した。これまで扱っていた分量を倍増させた教科書があるなど、記載が一気に充実した。

下を向かない別所浩郎駐韓国日本大使

下を向かない別所浩郎駐韓国日本大使

韓国外務省は竹島を日本の領土と記述した教科書が合格したことを「挑発」と強く批判し、趙太庸第1次官が別所浩郎駐韓国日本大使をソウルの外務省に呼んで抗議した。 韓国外務省報道官は同日、「日本に責任ある役割を果たす意志がないことを表している」と批判する声明を発表した。

 声明は、日本政府が歪曲された歴史観を子どもに教えることは「過去の過ちを繰り返すことを示している」と主張。歴史問題をめぐる近年の抗議発表の中でも厳しい表現を用いた。(共同)

◇ ◇ ◇

韓国の反応はいつもの通り「餓鬼のヒステリー」である。自国の教科書には自分たちの歴史観を盛り込むのはあたりまえだということが韓国には通じない。例えば韓国の教科書を見てみたら良い。ハングルなど読めないし見たくもないから人づてだが、従軍慰安婦から日本の資金で成し遂げた「漢江の奇跡」がどう書かれているか。

ところでこのことを取り上げたフジテレビ「みんなのニュース」に登場した産経新聞の久保田るり子記者(ブログ子の後輩です)が面白いことを言っていた。韓国は何かというと日本大使を呼びつけては多くのマスコミの前で抗議するのが大好きだそうで、その際、大使がちょっとでも下向くとバシャバシャとシャッターが切られ、翌日の韓国紙には「頭を垂れる日本大使」の姿が大きく載るのだそうだ。

そういうトリックを別所浩郎駐韓国大使は心得ているようで上の写真のように、毅然と前を向いていた。あまり頭を上げ過ぎるとこの児戯に等しい国では「傲慢だ」と言うのだろうから、このくらいがいいあしらいであるようだ。

コメントは受け付けていません。