仲良く散歩する2匹の犬に見えるが、左側の白いジャック・ラッセル・テリアの「グレン」は目が見えない。リードを持ってガイド役をつとめる大きなスタッフォードシャー・ブル・テリア「バズ」(右側)とともに、イギリスのハートルプールにある水底トンネルをうろついていたところを、動物保護団体『ストレイ・エイド』に保護された。
http://abcnews.go.com/Lifestyle/meet-abandoned-blind-dog-trusty-canine-guide-acts/story?id=31974056
(上はabcニュースで紹介された時の動画)
どのような経緯で2匹が一緒に暮らし始めたのか定かではないが、発見されるずっとまえからバズがグレンの目となって歩いてきたのは確か。2匹が歩くとき、グレンをリードして、いつもすぐ近くに寄り添って「目」の役をつとめている。世話をしているスタッフも、「グレンはバズがいてくれるおかげで、自信を持って暮らすことが出来ています」と話す。
保護施設でも離れ離れになれば、お互いを求めて鳴きはじめるので、2匹一緒の部屋で暮らしている。2匹が野良犬となった背景は分からないが、共に10歳ちかくの高齢であることが原因で捨てられたのではないかと団体は推測している。