「五体不満足」氏5人と不倫、参議院選挙の当確がパー

そりゃないだろう、と思わせたのが、ベストセラー「五体不満足」で知られる乙武洋匡さん(39)が、5人の女性と不倫をしていたと、「週刊新潮」(3月31日号)が報じた一件。乙武さんは不倫を認め謝罪しているが、次の参院選に自民党から出馬する話が進んでいたがこちらでも不義理ぶりが暴露されているし、つい先ごろまでは東京都の教育委員だった。これでは、もはや出馬辞退あるのみ。

週刊新潮の記事は「乙武クン5人との不倫」「一夫一婦制では不満足」という見出しで、サブに「参院選『自民党』最強の切り札の背徳的生活!」とある。昨年12月末から年始にかけて、表向きは「フランスのテロの視察」称しながら、女優の黒木華に似た20代後半女性と、北アフリカ・チュニジアやパリを旅行したという。記事には旅行した様子が詳しく書かれ、不倫がばれないようにダミー役の男性を同行させていた。

取材に「肉体関係もあります。彼女とは3、4年になる」と答え、他にも4人の女性と関係したと明かしている。乙武氏はら美女を同行させ、パリとチュニジアでラブラブ旅行ざんまい。この件に関して週刊新潮の記者が突撃取材をしたところ、逃げも隠れもせず、その女性と不倫関係にあった事を告白したのである。ネットには上のようなベッドを前にした女性とのアツアツのツーショット写真が何枚も出回っている。

ネットで出回っている不倫相手とのアツアツ写真

ネットで出回っている不倫相手とのアツアツ写真


本人は24日(2016年3月)に報道各社に送ったファクスで、「不徳の致すところ」と謝罪し、妻と話し合って「私を許し、もう一度家族として受け入れたいと言ってくれた妻に、今度こそ応えたい」と書いている。妻の仁美さん(38)も「私にも責任の一端がある。二人でしっかりと話し合った結果、3 人の子供たちのために」とファックスした。

乙武さんは先天性の病気で両手両足がないが、早稲田大在学中の1998年に出版した「五体不満足」が450万部を超えるベストセラーとなって、「障害は不便ですが、不幸ではない」と明るく颯爽と生きる姿に好感度が高かった。卒業後はニュース番組のキャスターやスポーツライターとして活躍、小学校の教壇にも立った。

01年に大学の後輩だった仁美さんと結婚、3人の子供がいる。ツイッターに子供の成長の様子を記すなど子煩悩で知られ、「子育てには家庭の安定が不可欠」と子育て論をぶってもいた。それが不倫というのではサマにならない。
乙武氏には2001年に結婚した妻がおり、現在、8歳の長男、5歳の次男、1歳の長女を持つ身。教諭の経験があり、都の教育委員も務めた(先ごろ政界進出のためか辞任)“教育者”の不貞行為ということになる。

乙武さんにはこのほか政界進出をめぐり「日本を元気にする会」と誓約書を交わしながら自民党に寝返った件でも糾弾されている。

友人でもある松田公太参院議員(47)が代表を務める「日本を元気にする会」からの出馬が取り沙汰されていた。昨年10月には元気との間で出馬に関する誓約書が交わされていたことも判明していた。ところが元気は今年、政党要件を満たさなくなり、ミニ政党となってしまった。「松田代表は2年前にみんなの党が解党し、後に新党を立ち上げる際には乙武さんを共同代表でというプランまであった。松田代表は裏切られた格好です」(永田町関係者)

乙武さんは“長いものには巻かれろ”とばかりに元気との約束をほごにしたばかりか参院選に向け、元気のスタッフを引き抜いて選挙の準備を進めていたという。そこに発覚した不倫劇。自民党関係者は「野党から秘書やスタッフを引き抜く自民党代議士は、聞いたことがありませんね。引き抜きが本当ならあきれます…」と絶句。党内では「“イクメン”宮崎氏の不倫辞任があった後で、マズイ。出馬を辞退してもらいたい」との声も上がっている。

政治評論家の浅川博忠氏も「自民党では先日、宮崎謙介前衆院議員の『ゲス不倫』が発覚したばかり。候補者になる前にスキャンダルが出るようでは、乙武氏の公認は無理だろう。万が一、公認すれば『自民党=不倫に寛容』『おごっている』とみられかねない」と語っている。(夕刊フジ)

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