SEALDsと一緒になって「戦争反対」「安倍政治を許さない」「バカかお前は」とお気楽に叫んでいる野党議員は熊本大地震を前にしてもまったく同じパターンでツイートに精を出している。あきれたものだ。
民進党の公式ツイッターに「(東日本大震災発生直後に)一部の自民党の有力議員が原発対応についてデマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話です」ともっともらしいデマが書き込まれた。
枝野幸男幹事長は国会内で記者団に問い詰められて慌てて「党の見解ではない個人の見解を職員が書き込んだ」と職員のせいにしたものである。
「党の公式のツイッターで、党の見解ではない個人の見解を書き込みをした職員がいるということで、事実関係を確認したうえで、厳しく当該職員に対しては対応したいというふうに思っています。当然、削除もさせてますし、厳しい対応をしなきゃいけないということで、機関紙局長等とも今、話をしています」
民進党は15日午前、最大震度7を記録した熊本県を震源とする地震を受け、岡田克也代表を本部長とする「熊本地方地震災害対策本部」の初会合を開き、関係省庁の担当者らに被害状況などを確認、「野党第一党として、この事態に対してしっかりとできる限りの対応をしていきたい。政府にも気がついたことについてはしっかり提案していきたい」と述べた。
会合には、デマ書き込みで職員のせいにした本部長代行の枝野幸男幹事長、衆院熊本1区を地盤とする副本部長の松野頼久元官房副長官ら党所属議員が出席していたが、それ以降なんの音沙汰もなし。現地に飛んだ者もいない。
そんな矢先、共産党の池内沙織衆院議員が、最大震度7の地震に関連し、自身のツイッターで「川内原発今すぐ止めよ。正気の沙汰か! 二度と動かさず廃炉にせよ」などと投稿した。薩摩川内市は震度4で、原発は安全が確認されているのに己の勝手な言い分を地震に便乗して叫ぶのである。
さらに同じツイッターで「まさに今、地震がおこり人々が避難している。今も大きな余震が続く。何より、命からがら逃れた人たちの不安をこれ以上増やさないでください。停止せよ!」と続けた。別の投稿でも「熊本のみなさん、九州のみなさん、安らかな場所らかな・・・」はさすがに反感をかったようで、クレームの山。こっそり削除したようで、現在は閲覧できない状態。
この女性議員は昨年1月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が日本人男性を殺害したとする映像をインターネットで公開した際にも、ツイッターに「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」と投稿し、安倍晋三政権の退陣を要求したが、党の上からの命令か、後に削除し、謝罪していた。
事件、事故、災害、何が何でも時のニュースに便乗して自分の党のスローガンを叫ぶさもしい根性は見下げ果てた輩である。