やっぱり!上海ディズニーの無残

2016年6月16日、中国でオープンする『上海ディズニーリゾート』。 5月下旬のプレオープンに先立ち、GW期間に一部のエリアが市民に開放されたが、1週間もたたずにウンコやオシッコが散乱。柱にはラクガキまでされ、花壇は踏み荒らされ、登ってはいけない施設の土手や壁に徒党を組んで上がる市民が続出したという。

上海ディズニーランドの全容

上海ディズニーランドの全容

 

今回プレオープンしたのは広大な上海ディズニーリゾート敷地内のうち「ディズニー村」と呼ばれる場所などごく一部のエリアだったが、全面オープンしたら「夢の国」どころか「ゴミの国」必至だと中国人からも悲嘆の叫びが上がっているそうだ。

そのルポは下記の動画にあるが、ひどいものだ。


ブログ子は東京ディズニーランドの5周年記念でアメリカ・フロリダ州のオーランドにあるディズニー・ワールドに招かれて1週間ほど滞在したことがある。東京山手線の内側全部ほどの敷地にモノレールが走り回り、ホテルのどてっ腹に駅があるというスケールに圧倒された。敷地内にゴルフ場が3つ4つある。

下手ながらブログ子もプレーした。カートにもボールにもディズニーキャラクターが描かれていて、ボール1ダースをもらったのだが、ハーフを回ったところですべてのボールがなくなった。ディズニーワールド自体がフロリダの広大な湿地帯にあり、ゴルフコースも平坦だ。しかし各ホールに必ずといってよいほどクリークが横切っている。平坦だから打つときには見えない。先に行くとクリークにボールが落ちている。見えるところなので拾いたいが、厳禁されている。至る所にワニがいて危険なのであきらめざるを得ない。

東京ディズニーランドはディズニーワールドの中の1施設、エプコットセンターを移したものである。海や宇宙などテーマが他にいくつもあるがそのまま日本に持って来られないものがある。例えば潜水艦など実際に水中に潜っていき、途中、海の生物が顔を見せるのだが、日本の法律では観客を乗せての潜水ができないのだ。

行ったときは日本の成功がすでにディズニーの幹部に称賛されていたが、日本の方が優れていると思ったのが2つある。一つはキャスト(従業員)のおもてなしの態度。もう一つは施設のメンテナンスである。アメリカの路面は結構コンクリートがはがれていたり穴がある。日本は亀裂など一つもない。同じように軟弱な土地だが日本では多数の杭が深く打ち込まれているからだ。

そんなこんなで、香港に次いで上海にも中国人が運営するディズニーランドができると聞いた時から、まずムリだろうな、いずれ馬脚を現わすだろうとは思っていたのだが、プレオープンでこの惨状とは予想外の早い失態ぶりで驚いた。

中国人の親は場所を選ばす至る所で子供に大小をさせる。ロンドンのハロッズ百貨店の前でさせている写真が世界に流れたこともある。すこしまともなのは子供に袋にオシッコをさせるのがいるが、この袋を至る所に放置する。注意すると逆切れする。悪いことだと思っていないから、話が通じない。だから上の動画のようなことになる。

はっきり言えば中国人の意識を変えない限り、こうした夢の施設の運営などムリだと思う。

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