ひょんなことであのトランプタワーの場所を知った

今もっとも有名なビルといえばNYのトランプタワーだろう。安倍首相が世界の首脳に先駆けて真っ先に招き入れられたペントハウスとして新聞をにぎわし、連日「トランプは私たちの大統領ではない」というプラカードのデモ隊が押しかけている。
5番街はブログ子も何度もうろついたので、かねがね、どこだろうと思っていたものの、特段調べもしなかったのだが、下記のニュースでしっかりと場所がわかった。あのティファニー本店の隣だった。だったらよく知っている。娘に「ハート型のネックレス」とやらを所望され大枚はたいて何個か買い込んだところだ。
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トランプ余波でティファニー、トップ辞任 「トランプタワー」隣の本店警備強化が打撃

ティファニーの本店。右がトランプタワー

ティファニーの本店。右がトランプタワー

米宝飾品大手ティファニーは5日、キュメナル最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。業績不振が理由とみられ、トランプ米大統領が就任直前まで住んでいた「トランプタワー」の警備強化で、隣にある本店の売上高が急減したことも打撃となった。

ニューヨーク中心部の5番街にあるティファニー本店は、世界全体の売り上げの10%近くを占める旗艦店。米国では11月下旬の感謝祭から12月のクリスマスにかけて個人消費が盛り上がるが、昨年はトランプタワー近隣の店舗に立ち寄る人は警察官に行き先を尋ねられ、手荷物を検査されたこともあり、11~12月の本店の売上高は前年同期に比べて14%減った。世界全体の売上高も2%減となった。(共同)

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たった一つの店舗で「世界の売り上げの1割を占める」というのはわかる。ブログ子だってなけなしの金をはたいてネックレスの売り上げに貢献したのだから。しかしトランプタワーの警備が強化されたくらいで売り上げが落ちてトップの首が飛ぶほどのものなのか、そんなに脆いものかという思いだ。他の理由もあるのではないか。

それはともかく、安倍首相はトランプ大統領との首脳会談に臨むためアメリカに旅立った。ワシントンに到着後、現地時間の10日午後(日本時間11日未明)にホワイトハウスで約45分間、日米首脳会談に臨む。会談後はトランプ氏と並んで共同記者会見を行い、昼食会に出席する予定だ。

frorida会談では自動車貿易などの通商政策や、日米同盟のあり方などが主要テーマとなる見通しだ。その後、両首脳は大統領専用機「エアフォース・ワン」でトランプ氏の別荘があるフロリダ州パームビーチに移動し、昭恵夫人とメラニア夫人を交えて夕食を共にする。翌日は日中にゴルフを楽しみ、夜は再びトランプ氏主催の夕食会が計画されており、ほぼ丸2日間を一緒に過ごす日程となっている。

大統領就任後つぎつぎと大統領令にサイン、「まさか」と思われたTPP離脱、はては7か国からの移民差し止めで司法と全面戦争・・・これほど喧嘩っ早い大統領は見たことがないが、あと8年、世界はこの人と付き合わねばならない。安倍首相は任期延長を考慮しても数年は関係維持に努めなければならない。ほんとに民主党政権でなくてよかったと思う。

パームビーチはブログ子もゴルフやデイトナビーチのカーレース場の行き帰りに立ち寄ったが、その先マイアミへは治安が悪化していて「行くな」と言われてやめた。カリブ海の島国からの避難民が押しよせていた。散歩などしようものなら後ろからよくてこん棒、下手すれば拳銃だというのだから忠告に従わざるを得なかった。アメリカの「多様性」の一端を見たものである。

トランプの移民嫌いはあのあたりで形成されたのではないかと思う。それにしても安倍首相はとんでもない男と「国益」を賭けてゴルフするわけで、身どもなど恐ろしくてとてもクラブも握れない。成功を祈るや切である。

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