おんせん県の女子高生「シンフロ」CMが楽しい

ブログ子は温泉が大好きで高山に湧き出る露天風呂から、チャーター機で行く離島で太平洋と「水続き」の温泉、はてはアイヌの美女と一緒に湖に湧き出る手掘りの温泉まで堪能してきた。

その温泉を売り物にして「おんせん県」を標榜する大分県が、何年か前「温泉でシンクロはできるのか。湧出量1位の大分県が前代未聞の挑戦」と作ったCMが気に入ってPCに保存している。(第一作はここhttps://youtu.be/20ZWZJgixtw

白い水着、頭にタオルを巻き、風呂桶を手にした美女たちが、岩風呂、泥風呂、砂風呂、桶風呂、混浴、露天風呂・・・と、大分県のあちこちの名湯でシンクロナイズドスイミングを演じるという、「シンフロ」CMで、役所が作ったのにしては出色だった。その第二弾というのが昨年末出た。

第一弾は説明が要らなかったが、今回は「シンフロのプロを目指す女子高生たちの奮闘」という設定。ローカル線の駅で制服のままシンクロの練習をしたり、水着で泥色の温泉に入りふざけあったりと練習に励む。「絶対地元のチームに入るぞ!まゆと一緒に!!」叫ぶ親友に・・・主人公のまゆは黙り込む。デザイナーになる夢を叶えるため、東京に進学しようとしていたから。

まゆがデザインした水着で練習する仲間と離れて一人、勉強をする彼女のところに、みんなから連絡がはいる。
「最後にもう一回、シンクロしてよ。それで全部、お湯に流そう」

万感の思いを込めて、最後のシンフロ演技。彼女たちがポーズを取る温泉の湯には最新の「プロジェクションマッピング」で桜の花が描かれ、バックに流れるのはイルカの「なごり雪」である。作曲の伊勢正三は大分県津久見市の出身である。

県知事も出演して「おんせん県の お湯を沸かせて 待ってるよ!」だと。応援したくなるではないか。

 

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