桜田義孝五輪相の幼稚さに耐えられない。
桜田氏は委員会で、立憲民主党の蓮舫参院幹事長に東京五輪の大会ビジョンや3つの基本コンセプトを聞かれ、汗だくになって答えに窮した。「事前通告がなかった」と言い訳して翌日には「通告はあった)と訂正するよたよたぶりは見苦しい。土台、通告がなければ答えられない質問ではなかろう。
そればかりでなく蓮舫の名を「れんぽう」と呼び、東京五輪の関連経費「1500億円」を「1500円」と言い間違えた。与党は「生真面目な性格が・・・」と弁護するが、性格の良しあしではなく常識・基本の欠如が明らかだ。早晩、首を取られるのだろう。取られなくても来年秋の改造までの命である。
蓮舫議員が聞いた、東京五輪の大会ビジョンや3つの基本コンセプトなどブログ子も知らない。大会ビジョンは「スポーツには世界と未来を変える力がある」で、3つの基本コンセプトは「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」だそうだが、そんなキャッチフレーズ誰が知るか。
それを、「仕分けの女王」時代そっくりの口調で、五輪担当相にぶつける蓮舫議員もまた見苦しい。予算委員会にクイズを持ち込んでどうする。なんでも反対、揚げ足取りばっかりの立憲民主党を象徴する人物である。蓮舫議員と辻元清美議員の口から前向きの話を聞いたことがない。支持率1ケタの所以であろう。
産経で知ったが、前回の東京五輪の担当相は川島正次郎、佐藤栄作、池田勇人(首相兼任)、河野一郎の各氏である。今回、専任の五輪相は遠藤利明、丸川珠代、鈴木俊一各氏に続き、桜田氏が4人目である。軽すぎる。政府のやる気のなさを示して、大臣消化ポストと化している。
幼稚なこの2人は早く消えてもらいたい。