見苦しい、毎日・朝日の安倍叩き

 

「朝日は、アジビラに過ぎない」とは朝日OBの長谷川煕氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)で述べていることだが、トランプ大統領を迎えた安倍首相の厚遇ぶりに嫌味、くさし、皮肉のオンパレードを展開していた。実に見苦しい。

口火を切ったのは朝日の「三下奴」と化した毎日新聞で、「安倍首相のトランプ氏「接待外交」は有効か 貿易交渉で譲歩迫られれば批判強まるのは確実」(5/26)と日米貿易交渉では日本側が譲歩を迫られることが予想されることに「期待」した内容。

「安倍晋三首相は、トランプ米大統領をゴルフ、大相撲観戦、高級炉端焼き店での夕食会を通じて終日もてなした。各国首脳がトランプ氏との関係に苦心する中、蜜月ぶりを内外にアピールしたが、野党からは「やり過ぎだ」との声も上がる。「接待外交」は有効なのか。(鈴木一生)

アホらしいから内容は省略する。

炉端焼き店で夕食を共にする日米首脳と夫人i

同じ日、トランプ氏は大相撲を観戦したがこれについても毎日は「升席で【特別扱い】」という見出しで、トランプ大統領観戦のために、国技館の正面升席には特設席が設けられた。升席は通常4人1組で座布団を使って観戦するが、この日は、正面升席の最前列の仕切りのパイプをすべて外し、中央に1人掛けのソファを四つ設置。その脇に日米の関係者らが座布団に座って取組を見つめた。通常の貴賓席ではなく升席での「特別扱い」には疑問の声も出た、と書く。国賓をもてなすのに特別扱いなどあたり前だろう。「疑問の声が出た」とあるがどこの誰かなど一切なし。記者の捏造だろうとしか思えない。

さらに「異例ずくめのトランプ米大統領の観戦は、通常と違う騒然とした館内で「大相撲」とい特別う日本の伝統文化が大統領にきちんと伝わったのか、疑問だった。」という。馬鹿なことを書く記者もいるものだ。異文化圏の人に日本の伝統文化をきちんと伝えるのは至難のことである。雰囲気が伝われば十分であろう。

安倍叩き本命の朝日新聞は「首相のおだて外交、トランプ氏に刺さらなくなった2年目」と書く。 「首脳間の蜜月が突出する日米関係だが、ゴルフや相撲に晩餐会。安倍外交は米国目線でどう見えるのか、とダニエル・ラッセル元米国務次官補を「アメリカの識者」という肩書で報じている。

安倍晋三首相はトランプ氏に「取り入る」という賢い決断をしました。いわゆる「世渡り戦術」です。日本人の間には「褒めそやし」や「こびを売る態度」をよしとしない向きも多いでしょう。でも、必然性は明確です。北朝鮮、韓国、中国、ロシア――。日本が抱える地政学的な課題が多いからです。

よく読むと当たり前の話ばかりなのだが、それでも「首相のおだて外交、トランプに通じなくなった」となんでも「安倍叩き」の朝日の本領発揮である。

国賓として来日したトランプ大統領、「すばらしい日本文化。ありがとう」とツイートしている。はからずも、嫌がらせに専念するろくでもないメディアを炙り出してくれた。

コメントは受け付けていません。