この男女は許せない 幼児虐待で鬼畜の仕業

このブログではこれまで何度も幼児虐待事件について書いて悲憤慷慨してきた。昨年7月、東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が虐待死した事件では「彼らがした虐待と同じ刑罰を与えよ」とも書いた。

今回、札幌で起きた事件では、当初の報道から、近所の人からの通報を受け立ち入り調査に同行を求められた児童相談所が「忙しい」と断ったという行政の怠慢ぶりに腹を立てていたのだが、虐待死させた男女の出来損ないぶりが明らかになってきて、もうあきれるというか、日本人が劣化してきているのではないか、と心配になってきた。

首に入れ墨の藤原一弥

2歳の長女に暴行を加えたとして、6日北海道警捜査1課に逮捕された母親で飲食店従業員の池田莉菜(21)=札幌市中央区=と、交際相手で飲食店経営の藤原一弥(24)。二人から虐待を受けた池田詩梨(ことり)ちゃん(2)は5日、搬送先の病院で死亡が確認された。札幌市児童相談所によると、事件前に虐待を疑う通告があり、母子との面会などで「虐待は確認できなかった」というが、対応に問題があったことを認めた。

詩梨ちゃんの発見時の体重は、2歳女児の平均体重(12キロ)を大幅に下回る6~10キロとやせ細っていた。頭や背中などには強い力で殴られたとみられる濃いあざがあった。頭や顔にはけがもしており、足裏にはアイロンを押し付けたと見られる火傷の痕もあった。

事件のあったマンションに住む30代の女性によると、昨年秋ごろから昼夜を問わず、「ママー」「ギャー」という子どもの泣き声を頻繁に聞いた。男の声で「うるせえ」と怒鳴る声も聞こえたという。女性は子どもの姿を見たことがなく、声の低さで男の子と思ったという。泣き声は今月2日に途絶えた。「声がつぶれていたのかも。今も泣き声が耳から離れない」と話した。

池田莉菜

鬼畜の仕業としか言いようがないいひどいものだ。母親の池田莉菜は以前から保育所に預けたあと2日も3日も引き取りに行かないというネグレクト(育児放棄)の行為があったというから、早くに母親失格の症状が出ていたのだろう。

同棲相手の藤原一弥は更にひどいもので、送検される写真を見たら、茶髪に片目がつぶれたような表情もさることながら、首筋には派手な入れ墨をひけらかしている。ヤクザでも人目に触れる袖口と首には入れ墨はしないものだ。相当以前から非行歴があるのだと思う。

北海道のメディアに注文だが、二人の所業を暴くのはもちろんだが、この二人の出来損ないがどうして生まれたのか、どこから狂ったのか、しっかり取材してもらいたい。

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