武漢ウイルス、嗅覚・味覚異常の前に症状あり

猖獗を極める武漢コロナウイルス。それにしてもテレビのワイドショーの馬鹿騒ぎには愛想が尽きる。前日の新聞報道をなぞっただけなのはいつものことだが、アベノマスク(朝日が好んで使う)がたった2枚かとか、ドライブスルー方式のPCR検査で韓国が先を行くとか、愚にもつかない事を垂れ流している。PCR検査では3割が見逃される雑なもので、見つけることより医療崩壊を避ける体制とと治療法が先なのが彼らにはわからない。

そんな時読んでいるメルマガにコロナと毎日戦っている看護師からの投稿を見た。現場で100人以上問診した人の報告なので信憑性がある。我々は阪神の藤浪晋太郎投手が「赤ん坊のおしめの臭いがしなくなった。食べ物の味がなくなった}と言ってから入院したので、ソレが感染の初期症状だと思っているが、この看護師の報告では更に前の段階の症状があるようである。

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東京の順天堂大学医学部付属練馬病院で看護師をしている者です。
この度、4月頭からコロナ外来に選出され、毎日PCRや入院手続きなど実施しています。今私から最新の情報を発信できるとおもい、情報をアップします。マスクとメガネをしていれば基本的に移りません!
以下、100人くらい問診した結果からの情報です。

<症状の特徴>
コロナウイルスは(感染後)7日~10日にピークを向かえます。
1、最初に倦怠感が顕著に出る
2、頭痛がほとんどの人で出現
3、下痢(回数は多くない)も多い
4、途中から味覚と共に嗅覚も全くなくなる人が半分位いる
5、発熱
     軽症:微熱がだらだらと続く
     中症:39度台くらいまで上がる
     重症:38度以上がずっと続く
  特徴は一旦7日目くらいにおさまってまたぐんぐん出る
6、咳や痰はあまり多くない印象
7、若くても息切れが出てくる
8、喘息や喫煙歴、糖尿病があると重篤化しやすい
9、肺炎像は両肺に淡い影がはっきりと出る
  (レントゲンよりCTでしか読影できないことあり、CTがいいです)

<現在の治療>
対症療法のみ。当院では
○発熱、頭痛:カロナール(イブやロキソニンは)
○抗生剤は基本的に効かないので飲まない
○咳:デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
○痰:カルボシステイン
○下痢:整腸剤(ミヤBMなど)
カロナールは400mg~500mg/回 3回まで

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