前回、自民党の支持率が朝日と産経で20%も誤差がある話を紹介した。では、野党第一党である立憲民主党はと見ると「8・9%」(産経)、「7%」(朝日)と無惨なヒトケタで拮抗している。
この低迷で「早く政権を譲れ」(枝野)というのは絵空事だ。その低迷の現況は毎度、立憲民主党が華の予算委に押し立ててくる蓮舫、辻元清美の2女性議員にあることをそろそろ気づいても良さそうなものだ。
家内とテレビを見ていたら衆議院予算委の国会中継の場面で辻元清美が映った。とたんに「嫌いなの」と消した。次の日リモート中の娘と見ていたら蓮舫が質問者だったが、これも「うざい」とプツリと消された。普段、家で政治の話をすることはないが、嫌悪感は彼女らにも染み渡っているのがわかる。
1月27日の参院予算委員会での蓮舫代表代行の菅首相への「糾弾」は首相をして、「少々失礼じゃないでしょうか」と言わせたほどしつこいものだった。普段ろくでもないことでもコメントを求めに蓮舫のもとに馳せ参じているワイドショーも呆れたか、「ひとこと失礼だと思った。菅総理は医療の不備について、すでに公式の場で謝罪している。この場で追い打ちをかけるようなやり方はどうなのか」 (坂上忍)と批判していた。
ブログ子は見ていなかったので新聞の電子版でたどってみたがこんな攻め口だったようだ。
蓮舫氏は約1時間20分にわたって質問に立った田村憲久厚労相が、自宅療養中や宿泊療養中に死亡した人が12月からことし1月25日にかけて29人いたことを答弁したことを受ける形で、
「この29人のね、命。どれだけ無念だったでしょうかね、総理、その重み分かりますか?」
菅首相が「えー、そこはあの、大変申し訳ない…思いであります」と答弁すると、蓮舫氏は「もう少し言葉ありませんか?」。菅氏は「心から申し上げましたように、大変申し訳ない思いであります」と繰り返した。この答弁姿勢を、蓮舫氏は語気を強めて非難した。
「そんな答弁だから、言葉が伝わらないんですよ!そんなメッセージだから、国民に危機感が伝わらないんですよ!あなたには総理としての、自覚や責任感、それを言葉で伝えようとする、そういう思いはあるんですか?」
これには外野からも「何様だと思っているのか」と非難轟々。さすがにまずいと思ったか質疑終了後にツイッターに 「いつも反省するのですが、想いが強すぎて語気を張ってしまうことを。提案した内容がきちんと皆さんに伝わるよう、引き続き取り組みます」と反省の弁を書き込んだ。
これに対しても「語気は”張る”ものでなく”強める”ものだ。もっと日本語を勉強しろ」と、彼女の二重国籍問題に引っ掛けた書き込みが相次いだ。
これに先立ち1月18日の通常国会の開会日に蓮舫は、菅総理の施政方針演説内容を勝手に公開して〈どれだけの思いを込めた話し方をされるのか〉などとツイッターに投稿する「事件」を起こしたばかりだ。演説内容は事前にマスコミや議員に渡されている。これは演説が夕刊締め切り時間であることなど新聞社の都合もあってだいぶ前から続いている慣例である。
国政の方針を内外に示す「決意表明」ゆえ、演説の原稿は無論、事前に公開されることがあってはならない。「一部とはいえ、総理演説の原稿や原稿写真がネットに出回るなんて前代未聞です」(政治部デスク)。新聞記者なら新人記者に至るまでわきまえている常識だ。
「非常識」の当の蓮舫は公の場で釈明しなかった上、本人ではなく党が謝罪することに。ひっそりと投稿は削除された。
もう一方の辻元清美だが、こちらは「ソーリ、総理、総理」の連呼が得意技である。今国会でも菅総理相手に連呼していた。 総理が担当大臣に答えさせようとすると「大臣でなく、総理に訊いている」と開き直るのを常とする。担当大臣はそ の分野に精通しているからこそ任命されたのであり、正当な答弁が出来て 当然の立場にある。首相が「所管の大臣が答えた後に私が補 足して何が悪いのか」くらい言っても良いのだが、菅首相は丁寧に相手にしている。
自分がテレビで目立ちたいがための質問なのである。質問前のブログにはこうある。
「明日26日、予算委員会で質問に立ちます。菅総理に、新型コロナ特措法の罰則のことや第3次補正予算についてぶつけます。出番は午前9時15分頃から。みんな、見てや!」
支持率「7%」の立憲民主党よ 低迷の元凶であるこの2人の予算委への登用をやめろ!