最初に言っておくがブログ子は「育ちが悪い」人間が嫌いである。「育ちが悪い」を判断するには色々あるが、その一つが箸の持ち方だ。
その「箸の持ち方」がまるででたらめな立憲民主党の辻元清美参院議員が先月の参院予算委員会で質問に立った。落選した衆院からくら替え後初めての国会論戦に勇んだのか、岸田文雄首相に対し、「ソーリ、ソーリ」と連呼するいつもの辻元節でうんざりした。
昨年10月の衆院選で落選したときはブログ子は「やれやれ」と安堵したものだが、やはり「ただの人」ではいたたまれないのと、人材難の立憲民主党の内情から昨年7月の参院選で国政に復帰してきた。
約1年ぶりの国会質問を前に「きのうは緊張してほとんど眠れなかった」とかで、質疑では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍晋三元首相の関係の調査などを迫ったが、岸田氏にかわされる場面が目立った。
「総理の口癖は、『様々』なんですよ。『様々な』議論とか、『様々な』意見と総理がおっしゃるとき、大体ごまかすときなんですね。私との質疑では『様々な』議論、『様々な』意見という言葉は封印していただきたい。これをまず申し上げておきます」
ところが岸田総理はその言葉をわざと使って「『様々な』…失礼。『様々』と言っちゃいけなかったですね、ごめんなさい。この10年間を見ましても、子ども・子育て政策については、社会の変化の中で『様々な』議論が行われてきました‥」と余裕でかわしていた。
社会党を壊したのは福島瑞穂だし、立憲民主党を壊したのは辻元清美、蓮舫、山尾志桜里で、野党はみな女難で傾いている。社民党は消滅寸前、辻元落選、不倫と離婚で国会を去った山尾志桜里は今は菅野(かんの)姓で弁護士と、いずれも落魄してあまり名前も聞かなくなった。
辻元清美が「育ちが悪い」と言った手前、その証拠を挙げておく。趣味は「うどん食べ歩き」と1月22日のツイッターに〈さぁ、今日は香川だ。やっぱりまずうどんやろ。〉という投稿とともに、うどんを箸ですくいあげる写真を投稿した。誰が見てもでたらめな箸の持ち方である。
指摘されると〈実は小学生のときに中指をケガして以来、こうなってしまいました……〉と翌日に言いわけしたそうだが、箸を使うに中指はほとんど力が入らない。後出し言い訳であろう。辻元清美を弁護して安倍晋三元首相も箸の持ち方が悪いと言い募る人もいるらしい。少し崩れているが辻元清美ほどデタラメではない。
ちなみに、岸田文雄首相、菅義偉・前首相は正しい持ち方をしている。麻生太郎・元首相は食通なだけあって、食べ方が美しいことで知られている。首相の芽はほとんどなくなった石破茂・元幹事長は箸の持ち方が独特で“ちょっと怪しい”と囁かれているそうだ。