れいわ新選組の大石晃子は「思い上がったクソ女」

SNSへの投稿で名誉を傷つけられたとして、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏が、れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員に880万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が13日、東京高裁であった。相沢真木裁判長は、名誉毀損の成立を認めて大石氏に22万円の支払いなどを命じた1審・東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した。

 判決によると、大石氏は2019年12月、ジャーナリストの伊藤詩織さんが山口氏から性的被害を受けたと訴えた問題で、山口氏が伊藤さんを反訴したことについて「伊藤詩織さんに対して計画的な強姦を行い、1億円超のスラップ訴訟を伊藤さんに仕掛けた、とことんまで人を暴力で屈服させようとする思い上がったクソ野郎」などと投稿(ツイート)した。

 1審は「クソ野郎」との表現は「激しい侮辱で人身攻撃にあたる」としたが、高裁は「品性に欠けるが、最大限の侮辱表現とは言えない」と指摘。名誉毀損にはあたらないと判断した。(読売)

この判決に勝ちほこった大石晃子は判決後、笑顔で会見し「完全勝利となりました。ツイートが、適法な公正な論評であったことが高裁によって認められた。裁判所が、この論評には合理的があるよねっていうことを言っているのは、非常に画期的」と述べた。

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ブログ子はれいわ新選組の連中の品のない言動には辟易している。代表の山本太郎は能登半島地震の被災地に乗り込んでカレーを食って帰ってきたと批判されるや、「いち早く現地を知るのが大事だ。岸田首相も早く行け」と現地で見てきた状況をとくとくと披歴したが、どれも東京にいても言える程度のことばかりだった。

その下にいてともに「共同代表」だそうだが、今回の大石晃子(46)ともう一人櫛渕万里(56)という2人の女議員も負けていない。衆院議院運営委員会理事会に呼び出され、山口俊一委員長から厳重注意を受けたばかりである。

2024年度予算案の採決が行われた本会議で「国民は増税!自民党は脱税!犯罪者集団の政権がつくった予算では、国民は幸せになりません。反対です!」と叫んだり、牛歩戦術をしたり、プラカードを掲げたりした。

 櫛渕議員は「私は後悔はありません。私たちが犯罪者であるような扱いをされたというのは非常に不当」。大石議員の方も「(処分を決めた)議運のメンバーの中に、裏金議員がいるんですよね。なんでその人たちに、厳重注意のお仕置きプレイをされなきゃいけないんだ…と正直、心の中で笑ってましたね。『何言ってるの、そんなことがしらふで言えるな』というのが感想。なんでお前らに怒られなきゃいけないんだよ。こっちが怒っているんだよ」と反省の色など皆無。

大石晃子という人物だが大阪府立北野高校から阪大工学部卒業して大阪府庁入庁。2008年1月の大阪府知事選挙で橋下徹が当選してさい、始業前の朝礼を提案したものの、始業前の朝礼は超過勤務になる」と指摘されたことを明かし、「ならば勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部減額させてもらう」と言った。これに対し大石が立ち上がり、「(私達が)どれだけサービス残業をやっていると思っているのですか。あなたはきれいなことを言っているが、職員の団結をバラバラにするようなことを言っている」と批判したのが大手新聞で報じられたり、映像がテレビなどで流されて話題となった。曰く付きの「左巻き」である。

ところで、表題の「思い上がったクソ女」である。我ながら品がないと思う。だが、くだんの高裁判決文で相沢真木裁判長が「クソ野郎との表現はいささか品性を欠くが『クソ』という言葉自体が『クソ忙しい』のように強調の意味などで使われる場合もある。品性に欠けるが、最大限の侮辱表現とまでは言えず名誉毀損にはあたらない」と述べているので、「安心」して使わさせてもらった次第。

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