国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)が15日、自身のX(旧ツイッター)でコメントした。曰く、

「外国人やその扶養家族が、わずか90日の滞在で数千万円相当の高額療養費制度を受けられる現在の仕組みは、より厳格な適用となるよう、制度を見直すべきです。現役世代が苦労して支払う社会保険料は、原則、日本人の病気や怪我のために使われるべきです」
さらに読売テレビ「ウェークアップ」に出演し「外国人が日本の高額医療費制度で、数万円払ったら1億6000万の治療を受けられるっていうのはね、日本の納税者の、あるいは社会保険料を払ってる人の感覚からすると許せない」とも発言した。
よく言ってくれた。ブログ子はその高額医療費制度のおかげですい臓がんの手術を受けた一人だが、かねてから「許せない」と憤激していた。

6年前になるが、がん研有明病院で「すい臓がん。ステージ2」と診断された。「即、膵頭部切除手術が必要で1週間後にやります。費用は120万円ほどかかります」と言われた。
日本の癌治療の最先端を行くのは築地の「国立がん研究センター中央病院」と、この「がん研有明病院」だと聞いていた。そこでの宣告だから迷う余地はないと思ったものの、120万円はきついなと考えていたら「高額医療費助成制度がありますよ」と言われ安心した。12月7日から年を跨いで45日ほど入院したが、支払いは12万円ほどで済んだ。ありがたかった。その後知人からがん手術の相談を受けると「日本にはいい制度があるよ。民間のがん保険など入る必要はないくらいだ」と言っている。
「膵がんの3年生存率は18・8%」と言われている。すい臓がんだけ特段に治癒率が低いので、それなりに覚悟はしていたが、昨年主治医から「寛解どころか完治です」と言われ今年6年目になる。この優れた病院と他国に例を見ない日本の高額医療費制度のおかげである。
ところが、この制度に便乗して外国から日本の先端医療と高額医療費補助制度を目当てにやってくるのが増加の一途なのだ。
日本の基幹病院はどこも多言語対応をしているが、がん研有明病院は特に多い。診療科の入り口には日本語と英語に並んでロシア語、ハングル、中国語、なんと5か国語表記の親切さである。これらの国の人間はいずれも自国の医療を信用していないという共通点がある。だから一衣帯水の地の医療先進国を頼ってくる。
ブログ子はCTの定期検査があるので定期的に通院しているので、その現場を時々目にする。ウクライナ戦争以来の制裁でさすがにロシア人は見かけなくなったものの、中国人と韓国人はいまだに多い。会計に並んでいた時2回目撃したがいずれも中国人だった。2人とも通訳を従えていて、なにか大声で訴えていた。対応する病院側も中国語に対応する係が出てきたから、普段慣れしているのだろう。
日本の高額医療費制度は近隣諸国にいいように悪用されている。玉木代表が言う「数万円払ったら1億6000万の治療を受けられる」のは事実である。現行制度では、住民票が作成され、3カ月以上の在留期間を有する外国人は、国民健康保険などに加入した上で、同制度の適用を受けられる。わずか3か月ほどの日本滞在で医療費助成制度を利用できるので、滞在中のホテルなどの宿泊費とセットで、医療目的ツアーを売り出している中韓の旅行会社もあると聞く。
政府は膨張する医療費を削減するため、高額療養費の自己負担限度額の引き上げを検討している。高額な治療薬を使わざるを得ない患者らの強い反発を受け、福岡資麿厚生労働相は、長期の治療が必要な患者の負担増を緩やかにするなど修正する方針を示しているが、何を言うか。日本の患者の自己負担限度額の引き上げより先に、まずこの馬鹿げた制度を悪用している中国人と韓国人を放り出すことが先だろう。トランプだったら、即実行したことだろう。
石破茂首相以下、このところの中韓外交は大甘である。いまだに処理水を「汚染水」と言い募り、輸入禁止措置を撤回しない。フカヒレ、ナマコ、ホヤ、アワビ…中韓ともこれなしでは高級料理店が成り立たない。困るのは自分たちだからほっとけばよいのに何かと中韓に出かけては握手して帰ってくる。
ボケた自民党と公明党、呆けた野党は頼りにならない。国民民主党の玉木雄一郎代表よ、「外国人の高額医療費制度タダ乗り排除」、この一点で突き進め!!