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立憲民主の「女3人寄れば」支持率半減

女3人寄れば「姦」(かしま)しい、ものだが、立憲民主党の場合、女3人寄れば支持率が半減する。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に実施した合同世論調査では、野党第一党の立憲民主党の支持率が3・7%(3月7・7%)と半減した。逆に、日本維新の会が5・2%(3月3・8%)と急伸し、野党トップの座に躍り出た。

優しい産経は「他の野党が消費税減税を訴える中、枝野幸男代表は慎重な姿勢を崩さず、政権との明確な対立軸を打ち出せなかった。逆に維新は維新副代表を務める吉村洋文知事が独自のクラスター対策に取り組み、元代表の橋下徹氏もメディアなどで発信を強めていて支持を集めた可能性がある」という分析だ。

ブログ子に言わせれば、このご時世に相も変わらず「桜」や「森友」、加えて憲法審などですぐ審議拒否と退場を繰り返す枝野采配のアホらしさもあるが、辻元清美、蓮舫、山尾志桜里という女3人の愚にもつかない仕業がこの支持率半減につながったと見る。

辻元清美批判は、日本維新の会の鈴木宗男参院議員の口を借りる。なにしろ2002年3月11日の衆院予算委員会で証人喚問で呼ばれた宗男氏に、「あなたは『疑惑の総合商社』だ」と批判した因縁の相手である。

辻元清美議員

 「安倍政権は『未知のウイルス』に手探り状態でも、感染拡大を抑えるために必死にやっている。一方、国会で質問に立つ(左派の)野党議員は揚げ足取りや、重箱の隅をつつくような質問ばかりで、無責任だ」から始まって、辻元氏が代表を務めた政党支部が2016年の政治資金収支報告で、民進党(当時)のサポーター会費を、生コン業界の労働者でつくる「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」(関生支部)から集めて、同党大阪府連のパーティー代に“流用”したと受け取られかねない事務処理をしていた疑惑について「その事実はない」と逃げるばかりでなんら答えていない。

「辻元氏は事務処理ミスを認めているが、ふざけた話だ。疑惑を持たれた以上、堂々と記者会見して説明責任を果たすべきだ。2月12日の衆院予算委員会で、辻元氏は『鯛は頭から腐る』と捨てゼリフを吐いた。安倍首相は『全く意味のない質問だ』と返していたが、当然の反応だ。辻元氏はいつも世論受けする、どぎつい表現をするが自己満足に過ぎない。辻元氏は政治家としての矜持を持つべきだ」という。

この人、立憲民主党の国対委員長として頻繁にテレビに出てきては、言葉だけはどぎついが意味のない安倍批判を繰り返していた。後任の 安住淳国対委員長はNHK出身でもう少しマシかと思ったら、委員長室の前に読売、産経を「論外」「欄外」とする壁新聞を張り出す愚行である。

蓮舫嫌いは世に満ち溢れている。己の二重国籍問題にはあやふやのままで、民主党時代のあの意味もない「仕分けの女王」気取り、と国会で己のファッション写真の撮影をやらかしたままの「自己顕示欲」だけはいまも健在だ。

蓮舫議員

なんでも「逆張り」は今の武漢コロナ問題でもそのままで、安倍晋三首相が全国の小中高校などの休校要請に踏み切った(2月28日)時でも「こんなめちゃめちゃなリーダーシップはない。すぐ撤回すべきだ」と述べた。 同時に休校要請の法的根拠がないと主張した上で、「愛する子供の健康は親にとって何よりも守りたいものだ。子供だけ家に置いておけというのはあまりにも場当たり過ぎる。ありえない、ありえない」ときた。

その後の経過を見れば、どちらが正しかったか。人の動きをまず止める、これが感染拡大の最初の対策であることは常識だろう。

山尾志桜里を一言で表現した産経のコラムの見出しがある。曰く「哀しいラブストーリー、山尾志桜里の”自爆一直線”」。妻子ある同僚弁護士との不倫現場を週刊文春だかに撮られて「剥き出しの好奇心には屈しない」となかなかの名セリフを吐いていたものだ。

山尾志桜里議員

ご当人は3月18日 立憲民主党を飛び出した。武漢コロナ対策を巡って緊急事態宣言の改正特措法で枝野代表らが賛成に回ったことに(もともと民主党時代に成立した法律)怒った。「立憲民主党という名前だが、立憲主義や民主主義に対する考え方、理解の仕方にギャップがある。大切な価値観で折り合えないまま所属して活動することは適切ではない」と離党届の理由を語った。

今回の改正特措法では、新たな私権制限が盛り込まれたわけではない。ところが、山尾氏は緊急事態宣言を発令する際、国会への事前報告にとどまることを問題視し、「国会の事前承認」を条文に明記できなければ反対すべきだと主張した。一見、正論に見えるが、枝野氏がツイッターで災害対策基本法などの私権制限に比べて「抑制的だ」と書き込んだとおり、政府は外出禁止などを「命令」できない。せいぜい「要請」どまりなのに、この過剰反応である。

党内でも「本気で修正案の必要性を訴えるなら、党内外に根回しすべきだった。そうした形跡はない。はっきり言って不快だし、自分勝手だ」と批判が多い。

おわかりだろう。立憲民主党支持率「3・7%」まで落魄させた張本人は上述の女3人衆なのである。この数字は、かつて「55年体制」で支持率50%近くを獲得、隆盛を誇った社会党と似ている。、支持率ヒトケタもそれも2%以下にまで落としていま存亡の危機にある社民党を凋落させた張本人が福島瑞穂という女性であった。

ブログ子は思う。「女3人寄れば党を滅ぼす」