システム不調で更新が滞っています

更新が滞っています。バージョンアップをするなかで画像のアップ、タグの記入などシステム不調が生じたためです。ブログの亭主にプログラム操作の能力がないため、更新が出来ないでいます。

お読み頂いている方には申し訳ありませんが、そのうち、旧バージョンに戻すなどの作業をしてみようと思います。しばらくご容赦ください。

「口説の徒」知事列伝

千葉、静岡、愛知・・・太平洋岸ベルト地帯の知事が「口説の徒」と化している。玉が悪いのか、選んだ県民のポピュリズムが悪いのか。

暴露されたのは、千葉県内に甚大な被害をもたらした台風15号が上陸した翌日の9月10日、森田知事が公用車で芝山町にある別荘に入っていたという、災害時に指揮すべき立場にある知事としてまじき行為なのだが、釈明の会見で展開した屁理屈はこうだ。

 『文春』が「この男に千葉県知事の資格はあるか」と報じたのが森田健作・千葉県知事。台風被害の最中に別荘へ帰っていたというのだが、その言い訳会見というのが、輪をかけて世間を呆れさせた。

「あそこは別荘でなく自宅だ。私は必ず公私を分けて自分の車を使う。県庁に車を手配したが、出払っていて芝山の自宅で乗り換えを調整した。自宅の状況を見るなどしたが、滞在は約10分で、富里市などを30~40分ぐらいかけて車から視察した。町並みもふくめて、電力はどうだ、断水はどうだと頭に浮かべながら見た。これは私の政治のスタイル」

「私的視察とはなんだ」という批判が一斉に起こったのも当然だろう。笑えるようないい訳である。いつもテレビを意識していて大仰に両手を広げて相手に近づき握手する光景を見るたびに、大丈夫かいな?と思っていた。

自分は年間141日休んでいながら、台風被害で千葉県が大停電に陥ったときには「東京電力にはぜひとも不眠不休でやってもらいたい」と述べるなど、どうにも知事の”資質”に欠けるのだ。

知事の”資質”という点では静岡県の川勝平太知事も人後に落ちない。 JR東海が令和9(2027)年に東京・品川-名古屋で先行開業を目指すリニア中央新幹線。開通によって品川-大阪間が約1時間で行き来できるようになり、大きな経済効果が期待されているが、この工事にイチャモンを付けているのがこの知事だ。

リニアが静岡県を通るのは、南アルプスの山岳地帯を貫く8・9キロの区間だ。この区間は大井川の水源地帯に当たるが、「工事完了以降、大井川の流量が毎秒2トン減少する」との試算がある。

これに目をつけた川勝知事は「大井川は県民の6分の1にあたる約60万人が水道用水や工業用水、農業用水に利用され、水量が減った場合の影響は計り知れない」と言い出した。

JR東海はトンネル内に出る湧水を全て大井川に戻すと提示したが、知事は「どこの地点にどのように戻すのか、全然詰められていない」とはねつけ、事態は暗礁に。国土交通省は今月、JR東海と県の調整役を担うことをかって出たが、これにも知事は「国交省鉄道局が中心的な役割を果たしている。(これでは推進派の意見がまかり通るから)河川局や環境省も入るべきだ」と注文を付けている。

全線500キロのうち静岡県を通るのはわずか8・9キロである。いわば「500分の8・9」の発言権しかないはずの静岡県が、JR東海の足元をみて、振り回している図式である。

この区間、全線の0.2%にも満たないが、ルートで最大難所の一つとされている。すでに隣接する山梨、長野両県は28年までに着工している。それだけに、JR東海としては一刻も早く着工したいが、静岡県のために開業遅れの事態も想定され始めている。

静岡県はこれまで地元出身の知事がつとめてきた。川勝知事は長野出身の「よそ者」で、浜松にある県立大学で教壇に立っているとき、おりからの民主党ブームで担ぎ出された。鳩山由紀夫、菅直人の「悪夢」の時代が過ぎたあとも、「シャッポは誰でもいい」という保守的な県民性に乗って再選を果たしているが、これまでも民主党的な「反対」ぐせが随所に出ていた。

中部電力が政府の要請で全面停止した浜岡原発(御前崎市)についても 「限りなく再開できない状況。「安全かどうか、コスト的に本当に合理的な選択かどうか、 全部チェックする。100パーセント以上安全でなければ動かせない」 と豪語している。

国が運転再開を認めた場合でも、 県独自の基準で再開の是非を判断するというのである。今回のリニアでのちゃぶ台返しと同じパターンである。

最後の「口説の徒」は愛知県の大村秀章知事である。愛知県で開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の作品公開を認めた張本人である。

昭和天皇の肖像をバーナーで焼き、残った灰は地足で踏み付けられ、鮮血を想起させる赤い液体がしたたるなか、下駄を履いた女性の白い足が横切る。また、慰安婦像とされる少女像や、英霊を冒涜する作品など、とんでもない「芸術」で、文化庁が補助金交付を拒否したのは当然である。

これで一旦公開中止になったのだが、芸術祭の実行委員会会長を務める大村知事は10月8日に再公開に踏み切った。その上、補助金全額不交付を決めた文化庁に、補助金適正化法に基づき不服を申し出たり、再開に抗議する名古屋市の河村たかし市長が、会場の愛知芸術文化センター前や県庁前で座り込みを行ったことに、ツイッターで「県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます」と建前論を並べて非難した。

常軌を逸しているのは己の方ではないかと逆に批難されたほど。 昭和天皇を侮辱する企画を許しておきながら自分は、「即位礼正殿の儀」に列席する図々しさに世間は呆れたものである。

消失の首里城、再建ありきの先走りでいいのか

10月31日未明、那覇市の首里城から出火、正殿と北殿と南殿、奉神門など計7棟約4200平方メートルが焼失した。

それにしても再建への動きは早かった。まだくすぶっているようなときに「沖縄の心が失われた。一刻も早い再建を」という市民の声がテレビから流れ、沖縄県の玉城デニー知事は翌日には上京して沖縄担当相の両手を握って再建を訴え、菅義偉官房長官も者会見で「再建に向けて政府として全力で取り組んでいきたい」と表明した。

辺野古移設で反対運動の先頭に立ちアジってきた「琉球新報」と「沖縄タイムス」の地元2紙では「沖縄の本土復帰50年にあたる令和4年まで再建を」とか、ふるさと納税に3日間で1億円集まったとか、早期再建計画を”アジって”いる。

反対運動を意識した与党のリップサービスも盛り上がる一方で、公明党の斉藤鉄夫幹事長が2日に「沖縄予算に圧迫が加わらないような形でやるべきだ」と述べている。沖縄関係予算には毎年巨費が投じられていて政府は令和3年まで3千億円台を確保するとしているが、復元費用はそれとは別にひねり出せ、というのである。今回焼失した正殿など7棟は前回復元時に約73億円を投入している。今回は200億円くらいに跳ね上がりそうだが、たちまち達成できそうな、「めでたい」話しぶりである。

果たしてそれで良いのか。その前に沖縄には考えることがあるのではないか。自衛隊のヘリの出動を拒否し、県自前の防災ヘリの導入を検討中だった。知事、地元紙、過激派・・・反対運動の方は煽り立てておいて、いざ金の話になると政府頼りで「別口の財布から出せ」というのでは虫がよすぎるのではないか。

再建話は出火原因を特定してからだろう。焼け焦げた配電盤が回収されているが、タコ足回線による出火は世に‏溢れている。首里城祭りの作業が直前まで行われていたという。業者の責任問題になるかもしれない。それに義務はないとはいえ、スプリンクラーも設置されていなかった。全館「漆塗り」のような建築でそれが火の回りを早めたという。再建に当たった当時の人間の防火責任を問うてもおかしくない。県民の「心」を消失したのだから、県知事は「切腹」してもいい話だ。

琉球王国の中心地だった首里城は太平洋戦争で建物が全て焼失したが、1992年に主要施設が復元された。復元の建物自体は対象外だが、首里城跡を含む「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は2000年に世界遺産に登録された。

「観光にダメージが大きいからすぐ復興を」という。ブログの亭主は沖縄には復帰前後から10数回訪れているが、その9割は首里城再建前で、当時から観光の目玉などではなかった。沖縄にはほかにいくらでも観光資源はあるのだ。

さらに言うなら、沖縄県が掛けていた保険で最大70億円が支払われる。再建は保険金と「おきとく」(沖縄復興特別予算)内でやります、くらいの気概を見せたらどうだ。

八ケ岳から下りたとたん八千草薫の訃報

6月下旬から八ケ岳で暮らしていましたが、先週帰京しました。足かけ5ヶ月で、途中3度ほど病院通いで自宅に帰りました。今年は雨が多く、コオニユリやヤナギランが根腐れを起こすほどで、敷地のあちこちに苔が生えました。

いざ帰ろうとしたら台風の余波で中央道、上信越道、甲州街道みな土砂崩れで通行止めになり開通までさらに1週間滞在が伸びました。

戻ったとたん、八千草薫さんの訃報に接しました。その前日には馬術部同期の友人が亡くなった知らせ。ともに膵がんで、次は己の番かと覚悟を決めざるを得ません。今夏八千草さんの山荘には人影もなく、こころなしか寂寥感が漂っていました。

自分のホームページで我がマドンナのことを縷縷書き連ねていますが、けさページビュー(訪問者数)を見たら、なんと「11万8206」!普段の倍以上の人の来訪でした。更新を期待されているのでしょうが、気力が戻るまでしばらく猶予をください。

ブログの亭主山へ 更新秋まで休みます

この小さなブログを覗いていただいている皆様、ありがとうございます。

ブログの亭主は昨年末、入院手術、1月中旬退院しましたその後の経過は「めっちゃいい」(担当医)と順調ですが、体力が低下していて丸太を担いでも休み休み、かつまた暑さにめっぽう弱くなりました。

そんなわけで例年より少し早いのですが、八ケ岳に上がります。テレビなし、PCあるがネット環境なし、ニュースは2キロ下のホテルまで新聞読みに行くというデジタル無縁の生活なのでブログの更新ができません。

そんなわけで下山予定の10月中旬までこのブログの更新を休みます。よろしくご理解のほどお願いします。

「数十人」とは5,60人のことだと思いきや

窃盗罪などで実刑が確定し、横浜地検が収容しようといた男が逃走した事件で、公務執行妨害容疑で逮捕された小林誠容疑者(43)が横須賀市の知人のアパートに潜伏していたところを逮捕された。テキヤを稼業にしていたそうだが、少年刑務所時代から親分肌で、両腕から両胸に倶利伽羅紋紋の入れ墨をしているところをみると根っからのワルのようだ。

「数十人が取り囲んだ」アパート

新聞、テレビで逮捕の模様を伝えていたが「神奈川県警は、小林容疑者が横須賀市森崎のアパート一室に潜伏していると情報を入手。捜査員数十人が23日早朝、アパートを取り込んで・・・」とある。逃げられたおそまつな対応が起因とはいえ、ワル一人に数十人が取り囲む図はすこしやりすぎじゃないかと思って他の記事を調べたら、「捜査員19人で包囲」というのがあった。

「数十年前」に学校で教わったところでは、数人、数個というときの「数」は5,6人(個)だった。それが今では2,3人(個)まで縮んでいるようなのだ。だから「数十人で取り囲んだ」と書かれると、ブログ子のような高齢者は「5,60人」と思い、若い世代は「2,30人」と思うようになっている。

正しい日本語の普及を目指しているNHKの解説があった。これによると、「復旧までに数日かかる見通しです」などの「数日」や「数人」と言う場合の「数~」は、どの程度の日数や人数を意味するのでしょうか、という質問に答えたもので、こういう解説である。、

「数~」の「数」については、一般に2~10まで幅があります。「数日」「数人」と言う場合、人によって日数や人数についての受け止め方に差があるので、放送ではできるだけ具体的に言うように努めています。

この場合の「数(すう)」は、「物が幾つあるかを表す観念」(『広辞苑』岩波書店)のことです。「観念」とは「個人が頭に描くかたち」(『角川必携国語辞典』)ですので、人によってそれぞれ受け止め方が違ってきます。「数日」「数人」と言う場合の「数~」について、主な国語辞書も「3,4」「5,6」を中心に2~10までさまざまな意味でとらえており、NHKの平成14年度「ことばのゆれ」全国調査でも、個々人や年齢・世代によって日数や人数の受け止め方に差があるという結果が出ました。

「数十年」前(ブログ子の場合、5,60年前)だが、やくざが情婦といるところを刑事が未明に踏み込む現場に同行したことがある。アパートの前から3人、後ろの逃げ口に3人がいた。本人は素直に同行したが、情婦が大声で抗議していた。

今回もアパートの室内には「数人の女性がいて、捜査員に食ってかかった」そうだ。ブログ子は5,6人の女性が同居とは・・・と興味を持った。結局何人いたのか、捜査当局にはこちらの「国語問題」の解明も進めてもらいたい。

「笑点」をつまらなくした張本人

 

ブログ子が配属された夕刊フジ創刊時(昭和44年2月)と同じ頃日本テレビの「笑点」が始まった(昭和41年)のと、紙面とのコラボ企画などあって、このテレビ局とはよく付き合ったので、日曜日夕方に家にいるときは「笑点」を見ていた。年末になると局から大量の「笑点カレンダー」が配られるので、一時は我が家の壁を飾っていた時期もある。

その後、日本テレビの視聴率稼ぎの筆頭になり、今もかなり高い視聴率を誇っている番組だが、最近見ることがなくなった。新聞社の友人も同じ頃から見ていたそうだが、今は見ないという。

その友人と同じ理由かどうか知らないが、ブログ子が見なくなったのは林家木久扇のバカキャラがさっぱり面白くないのと、2,3年前くらいにメンバーに加わった林家三平(2代目)がまるで頓智才能がないのに愛想をつかしたからである。

木久扇は、木久蔵時代には名前貸しの「ラーメン」チェーンでダジャレを飛ばしていた。あまり面白くなかったが、最近はバカ・キャラで売っている。「今の日本には”バカ”が足りていない―― “笑点の黄色い人”林家木久扇が貫くバカ道」という記事を見た。何を喋っているのか読む気にもならなかったが、見出しからして何をほざいているのか、政界、芸能界、事件に至るまで「バカ」が溢れている。漫才ではボケ役のバカぶりで面白いのがあるが、木久扇のはひねりもなくただのバカ丸出しである。

ブログ子は三平のオヤジの「三平ギャグ」で育った世代だが、結構笑えた。息子が「笑点」メンバーに選ばれた事情は知らないが、「家中で泣いて喜びました」と新聞かなにかで喋っていたが、やり手の母親、海老名香葉子が芸能界での顔で押し込んだのだろう。それでも面白ければいいが、「どこが面白いの?」という回答が多い。手を挙げる回数も三遊亭圓楽の3分の一くらいだ、頓智の才がないのだろう。

正月などに多いが局アナの女性を総動員したような「女子アナ編」もやめてもらいたい。営業からの要請で止むを得ないのかもしれないがこれは内輪の話で留めることだ。台本づくりの担当も大変だろうと思うが、さっぱり面白くない。

かくて我が家では「笑点」離れが進んでいるのである。

南・北「朝鮮」の終焉は近い

 

地政学的にみて、日本は韓国、北朝鮮にロシア、中国と、世界を俯瞰してみても名だたる「ろくでもない」国に囲まれている。なんて不幸な環境なのかと慨嘆するが、そんな中で南北朝鮮の終焉が近いようだ。

ブログ子は北朝鮮は「首領様」の首を取る以外に解決の道はないと思っている。核を絶対手放さないという以上、トランプ大統領が何度米朝首脳会談を開こうが無駄で、拉致問題を話し合ったところで「ゆすり・たかり」を常とする国相手に解決などない。

この二人の終焉が近い

クーデターを期待したいところだが、飢餓でやせ細った軍部にはその気力もないだろう。現在、習近平・金正恩の中朝首脳会談が行われているが、なにか成果が出る可能性はない。土台、北朝鮮は中国を信頼していない。祖父の金日成主席は生前、同盟国の旧ソ連と中国が韓国と国交を結んだことに衝撃を受け「大国は自らの国益のため同盟国を犠牲にする。永遠の友などはいない」と後悔し、父の金正日総書記も「中国は決定的な段階で我々を裏切る。中国を信用してはならない」との言葉を残している。

中国にしても、14年間も中国首脳は北朝鮮に足を運んでいないことをみれば、その思惑は明らかで、この国が崩壊すれば自国領に取り込めばいいだけのこととしか見ていない。

石油の輸入を止められ、食料も入らず(なのに韓国は北朝鮮にコメ5万トン支援を決定)、国民は首領様に愛想をつかしている。現に、韓国の東海岸で15日、北朝鮮から漂流してきた漁船が発見された。4人の乗組員のうち、2人はさっさと韓国への亡命を選択している。

歴史を見ても恐怖政治で長続きした国はない。放っておいても北朝鮮の崩壊は秒読みである。

崩壊が秒読みなのは韓国も同様である。ろくでもない大統領を選んだのは国民の責任だが、さすがに目が醒めてきた。八方美人外交をしているように見せかけているが、どの国からも相手にされず、今や四面楚歌の状況に陥ちいっていることに、いつも愚かな記事を流しているメディアも国民も気づいたようだ。

自国では外交成果を宣伝しているが、最初にこの男の「愚かさ」に気づいたのは欧米だった。第1回米朝首脳会談後の“誰にも頼まれていない”世界行脚”で、バチカンを訪問し、ローマ教皇に謁見した際に、北朝鮮訪問を依頼した。宗教史を理解しない愚行で、欧州各国およびラテンアメリカのキリスト教諸国を呆れさせた。

アメリカもとっくにこの男を見放していて、第2回米朝首脳開催の話を事前に知らさなかった。あわててワシントンに頼み込んで、『今回も文大統領が仲介の任を果たした』という見せかけをしたことが最近になって韓国の外交当局から洩れ、与野党関係なく議会からは突き上げられ、国民の支持も一気に下がった。

反日にうつつを抜かしている間に韓国経済は悪化の一途を辿り、ついにはデフォルトの危険水域を超えたと言われる。悪影響の最たる例は、まるで改善されない20代、30代の失業率。韓国は日本をしのぐ受験大国だが、エリート校の卒業生さえ職に就くことが出来ず、優秀な人材は海外に逃げて、日本企業への就職者は2000人に及んでいる。

韓国経済を支えるサムソンの収益が前年比で6割と悪化したことにも現われているが、経済はガタガタ。もともと技術力がない韓国は、日本の力に頼ってきた。日本が浦項製鉄所(韓国のポスコ)に高炉を建ててやり、韓国になかった厚板と薄板製造技術を教えてやった。厚板はその後造船に、薄板は自動車にと韓国経済を支える存在になったのに、感謝するどころか、建ててやった日本製鉄から製造技術の特許を盗み出すなど悪行を働いてきた。

かねがね韓国でもクーデターが起きるのではとブログ子は見ていた。今になってそれが現実味を帯びてきた。ブログ子は防衛大学校への韓国からの留学生は数十人に達していて、彼らは公平にものを見る目を持っているため、黙ってはいないだろうと見たものだ。

しかし今回、青瓦台(大統領府)と韓国軍の間に緊張が高まっている理由は軍が”中二階”に追いやられているという危機感からだという。レーザー照射問題は明らかに韓国側に非があるのは軍人にはわかることで、本来ならば両国の現場レベルで収めるべき問題なのに、韓国は大統領府が前に出て、国防相、外務大臣に嘘八百の弁明と日本側の挑発とまで言わせた。

こうした大統領府の独断専行に軍部がフラストレーションを起こしていて「海外に恥をさらした。軍の意見が軽んじられている」と文政権への不満が爆発寸前になってきたという。「クーデターやむなし!」といった意見は、議員たちやメディア、国民の一部からも出てきているそうだ。

文政権は最高裁判事をすべて入れ替えて徴用工判決を出させ、親日派を悉く粛清して反日をもっぱらにしてきた。韓国の歴代大統領末路は全て悲惨だ。亡命、暗殺、自殺、弾劾・・・どれになるかはわからないが、文在寅大統領が獄に繋がれる日は近い。

鳩山由紀夫夫妻の、韓国傾斜の理由

 

韓国の文喜相国会議長は13日、訪韓中の鳩山由紀夫元首相とソウルで会談し、天皇陛下(現上皇さま)を「戦犯主犯の息子」と呼び、元慰安婦への謝罪を求めた発言について「心を痛めた方たちに申し訳ない」と述べた。

「ルーピー議長」が「ルーピー鳩山」に謝っただけでなんの足しにもならない。前日には「日本は確定判決文に従って賠償に応じるべきだ」と相変わらずのアホくさ主張をして韓国側を喜ばせている。

韓国人を喜ばせた鳩山由紀夫の土下座

2015年8月にはソウルにある日本統治時代に朝鮮人収容者を虐待したと韓国側が宣伝する西大門刑務所跡地を訪問し、モニュメントに土下座した姿が有名で、韓国ネットで「5000万人韓国人が日本を許す」と騒いだが、その後の成り行きはご承知の通りで、日韓関係は破綻の一途である。

それにしても鳩山夫妻はどうしてこれほど頻繁に韓国に出かけるのだろう。そこで思い出されるのは昭和50年前後に耳にした「噂話」である。ブログ子は鳩山由紀夫の父、鳩山威一郎と親しかった。大蔵官僚のトップ、事務次官をやめたあと参議院全国区で当選」、一回生なのに福田内閣の外務大臣を努めていた(昭和51年)。

そうした表の顔と違って実は女好きであった。ブログ子は月に2,3回は浅草の小料理屋「太郎」で会って、二階の四畳半で麻雀をしたりしていたが、この店は芸名「太郎」の名でお座敷に出ていた浅草芸者を引かせ、板前と結婚させて店を出させたものだった。

その頃、「韓国籍の女性との間に子供があり、母親の鳩山薫子さん(鳩山一郎夫人)の意向で長男として家に入れた」という噂話を耳にした。この手の話は政界には山程あり、裏を取ることもせず記事にもしなかった。韓国人二世国会議員だった新井将敬衆議院議員の後援会長を引き受けていたので、彼が自殺したとき、鳩山家はよほど韓国人と縁があるのだと思った。

鳩山由紀夫の妻、幸(みゆき)さんも在日韓国人の噂が絶えない。ブログ子の妻とは神戸海星女子学院の中高で同級生だったのでよく知っているのだが、そうかもしれないという程度の認識しかないのだが、この学校は神戸や芦屋のお嬢様学校で、芸能界に入る人は軽んじられているほどで、事実、幸さんが宝塚音楽学校に入学したときは同窓会名簿から削除された程だという。総理夫人となったとき、復活したそうだ。

二人はニューヨークで一緒になったが、不倫・略奪婚だそうだ。前夫は日本料理店のマネージャーをしていて留学してきた鳩山由紀夫の世話を夫婦でしているうち、駆け落ちしたという。前夫は戸籍を取っているだろうから出自はこの人がよく知っているだろうが、他人は知る由もない。

この男女は許せない 幼児虐待で鬼畜の仕業

このブログではこれまで何度も幼児虐待事件について書いて悲憤慷慨してきた。昨年7月、東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が虐待死した事件では「彼らがした虐待と同じ刑罰を与えよ」とも書いた。

今回、札幌で起きた事件では、当初の報道から、近所の人からの通報を受け立ち入り調査に同行を求められた児童相談所が「忙しい」と断ったという行政の怠慢ぶりに腹を立てていたのだが、虐待死させた男女の出来損ないぶりが明らかになってきて、もうあきれるというか、日本人が劣化してきているのではないか、と心配になってきた。

首に入れ墨の藤原一弥

2歳の長女に暴行を加えたとして、6日北海道警捜査1課に逮捕された母親で飲食店従業員の池田莉菜(21)=札幌市中央区=と、交際相手で飲食店経営の藤原一弥(24)。二人から虐待を受けた池田詩梨(ことり)ちゃん(2)は5日、搬送先の病院で死亡が確認された。札幌市児童相談所によると、事件前に虐待を疑う通告があり、母子との面会などで「虐待は確認できなかった」というが、対応に問題があったことを認めた。

詩梨ちゃんの発見時の体重は、2歳女児の平均体重(12キロ)を大幅に下回る6~10キロとやせ細っていた。頭や背中などには強い力で殴られたとみられる濃いあざがあった。頭や顔にはけがもしており、足裏にはアイロンを押し付けたと見られる火傷の痕もあった。

事件のあったマンションに住む30代の女性によると、昨年秋ごろから昼夜を問わず、「ママー」「ギャー」という子どもの泣き声を頻繁に聞いた。男の声で「うるせえ」と怒鳴る声も聞こえたという。女性は子どもの姿を見たことがなく、声の低さで男の子と思ったという。泣き声は今月2日に途絶えた。「声がつぶれていたのかも。今も泣き声が耳から離れない」と話した。

池田莉菜

鬼畜の仕業としか言いようがないいひどいものだ。母親の池田莉菜は以前から保育所に預けたあと2日も3日も引き取りに行かないというネグレクト(育児放棄)の行為があったというから、早くに母親失格の症状が出ていたのだろう。

同棲相手の藤原一弥は更にひどいもので、送検される写真を見たら、茶髪に片目がつぶれたような表情もさることながら、首筋には派手な入れ墨をひけらかしている。ヤクザでも人目に触れる袖口と首には入れ墨はしないものだ。相当以前から非行歴があるのだと思う。

北海道のメディアに注文だが、二人の所業を暴くのはもちろんだが、この二人の出来損ないがどうして生まれたのか、どこから狂ったのか、しっかり取材してもらいたい。

我が子を手に掛けた父親を責める気になれない

送検のため警視庁練馬署を出る熊沢英昭容疑者=3日午前8時29分

1日午後、引きこもりで家庭内暴力が絶え間ない息子(44)を手に掛けた、東京都練馬区早宮、元農林水産省事務次官で無職、熊沢英昭容疑者(76)の事件、我が身に引き換えて、自分も同じ行動を取ったかもしれないという思いが日に日に募るばかりである。

3日前の5月28日には午前7時45分頃、川崎市多摩区登戸でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童16人や保護者2人18人が男に刺され、小学6年生の女児(12)と男性(39)が死亡した。犯人の岩崎隆一容疑者(51)は、首を切り約3時間後に死亡したが、高齢の伯父夫婦と3人暮らしでこちらも引きこもりで近所とトラブルを起こすこともあり伯父夫婦は役所に何度も相談していた。

今年3月に内閣府が公表した調査結果によると、40~64歳で家族以外とほとんど交流せずに半年以上、自宅に引きこもる人は推計61万3千人にのぼる。いまや大きな社会問題であるからテレビがウィドショーを総動員して報道するのは当然だが、中には川崎の事件を念頭に「死にたいなら一人で死んでくれ」と馬鹿なことを口走る落語家もいる。

ブログ子は、そこつ長屋の連中や大家が繰り広げる落語の世界を面白おかしく飯のタネにしている落語家が、現実の世界をもっともらしく解説するのはお門違いだと思っていて、おチャラカ印象が先に立つからコメンテーターなどに起用すべきではないと思う。

それはさておき、テレビでは「引きこもりでお悩みの方は下記に相談を」などと、さも行政に相談に行く行くようにと勧めているがこれまたあほらしい限りのアドバイスである。くだんの相談窓口はいずれも民間のボランティア団体でそれなりのことはやっているのだろうが、「61万3千人」に対応できるはずがない。

ブログ子は根本原因は日本の精神病学会が30年ほど前にそれまでの閉鎖療法から開放療法に転換したことにあると思っている。61万人の全てとは言わないが、かなりの人数が精神分裂病(今は統合失調症という)の範疇に入ると思われる。30年前まで閉鎖病棟に入れていたものがすべて社会に解き放たれた時期があるのである。イタリアなどそのとき精神病院そのものを廃止している。海外の学会から日本の精神病政策を強く批判され、厚生省も日本医師会のまえにひれ伏していた時代だから、後先考えず、開放療法に踏み切った。このことは近いうちに書く機会があると思うので、いまは措いておく。

熊沢英昭容疑者が送検される写真を見たが、なにかしらホッとしているように見えた。キャリア官僚のトップに座った人だけに、引きこもりの問題で厚労省がなんの役にも立たないことはわかっていただろう。区役所などの行政の末端もまた同じである。だから、息子が川崎事件のように他人に危害を加える恐れを、自分で解決したのだろう。気の毒でならない。

見苦しい、毎日・朝日の安倍叩き

 

「朝日は、アジビラに過ぎない」とは朝日OBの長谷川煕氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)で述べていることだが、トランプ大統領を迎えた安倍首相の厚遇ぶりに嫌味、くさし、皮肉のオンパレードを展開していた。実に見苦しい。

口火を切ったのは朝日の「三下奴」と化した毎日新聞で、「安倍首相のトランプ氏「接待外交」は有効か 貿易交渉で譲歩迫られれば批判強まるのは確実」(5/26)と日米貿易交渉では日本側が譲歩を迫られることが予想されることに「期待」した内容。

「安倍晋三首相は、トランプ米大統領をゴルフ、大相撲観戦、高級炉端焼き店での夕食会を通じて終日もてなした。各国首脳がトランプ氏との関係に苦心する中、蜜月ぶりを内外にアピールしたが、野党からは「やり過ぎだ」との声も上がる。「接待外交」は有効なのか。(鈴木一生)

アホらしいから内容は省略する。

炉端焼き店で夕食を共にする日米首脳と夫人i

同じ日、トランプ氏は大相撲を観戦したがこれについても毎日は「升席で【特別扱い】」という見出しで、トランプ大統領観戦のために、国技館の正面升席には特設席が設けられた。升席は通常4人1組で座布団を使って観戦するが、この日は、正面升席の最前列の仕切りのパイプをすべて外し、中央に1人掛けのソファを四つ設置。その脇に日米の関係者らが座布団に座って取組を見つめた。通常の貴賓席ではなく升席での「特別扱い」には疑問の声も出た、と書く。国賓をもてなすのに特別扱いなどあたり前だろう。「疑問の声が出た」とあるがどこの誰かなど一切なし。記者の捏造だろうとしか思えない。

さらに「異例ずくめのトランプ米大統領の観戦は、通常と違う騒然とした館内で「大相撲」とい特別う日本の伝統文化が大統領にきちんと伝わったのか、疑問だった。」という。馬鹿なことを書く記者もいるものだ。異文化圏の人に日本の伝統文化をきちんと伝えるのは至難のことである。雰囲気が伝われば十分であろう。

安倍叩き本命の朝日新聞は「首相のおだて外交、トランプ氏に刺さらなくなった2年目」と書く。 「首脳間の蜜月が突出する日米関係だが、ゴルフや相撲に晩餐会。安倍外交は米国目線でどう見えるのか、とダニエル・ラッセル元米国務次官補を「アメリカの識者」という肩書で報じている。

安倍晋三首相はトランプ氏に「取り入る」という賢い決断をしました。いわゆる「世渡り戦術」です。日本人の間には「褒めそやし」や「こびを売る態度」をよしとしない向きも多いでしょう。でも、必然性は明確です。北朝鮮、韓国、中国、ロシア――。日本が抱える地政学的な課題が多いからです。

よく読むと当たり前の話ばかりなのだが、それでも「首相のおだて外交、トランプに通じなくなった」となんでも「安倍叩き」の朝日の本領発揮である。

国賓として来日したトランプ大統領、「すばらしい日本文化。ありがとう」とツイートしている。はからずも、嫌がらせに専念するろくでもないメディアを炙り出してくれた。

エベレスト山頂のこの行列に驚いた

 

 

AFP通信のこの写真を見て驚いた。エベレスト頂上にこの行列… まるで夏場の富士山登山と変わらない混雑である。

エベレスト(8848メートル)では今季の短い登山シーズン中にインド人4人、米国人、オーストリア人、ネパール人それぞれ1人が死亡し、さらにアイルランド人の登山者が山頂付近で滑落して行方不明となり、生存が絶望視されている。25日には新たにアイルランド人と英国人の登山者が死亡し、今シーズンの死者数は計10人となった。 山頂が悪天候に見舞われるようになるまで、あと2、3日あることから、犠牲者数はここ数年で最悪規模となる可能性もある。

英国人のロビン・フィッシャーさん(44)は25日朝、登頂に成功したものの、斜面をわずか150メートル下ったところで力尽きた。さらに、チベット側でアイルランド人の男性(56)1人が死亡したが、この男性は、登頂を断念し引き返すことに決めたものの、標高7000メートルのノース・コルに張ったテントの中で死亡したという。

中には世界7大陸最高峰を制覇した直後に亡くなったベテラン登山家もいる。米ユタ州に住む米国人ドン・キャッシュさん(55)で、今回、世界最高峰エベレストの登頂に成功したことで、夢だった世界7大陸最高峰を制覇した直後に亡くなった。キャッシュさんは7大陸最高峰制覇のために仕事を辞め、前回の登山では凍傷により数本の指を失ったが、夢をかなえることを諦めなかった。キャッシュさんの家族は、エベレストから下山中に心臓発作を起こしたのではないかと考えている。

1953年にエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイがエベレスト初登頂に成功して以来、ネパールでは登山が収益性の高いビジネスとなっている。

ネパール政府は今春の登山期間に、過去最多となる381人に登山許可証を発給。発給手数料は1人当たり約120万円で、貧しい同国にとっては大きな収入源となっている。登山が認められている期間はもともと短い上、悪天候で登山可能日が減り、晴天時には山頂までのルートで写真のような大混雑が発生した。

頂上を目指す人の大半にネパール人ガイドが同行するため、今季だけで750人以上が山頂まで同じルートを通行することが予想されている。チベット側からも140人以上に対して登山許可証が発給されており、今年の総登頂者数は過去最多だった昨年の計807人を上回る可能性もある。

ブログ子は富士山頂を目指したときは夜中5合目を出発したものの前の登山者の尻をこちらの頭が突っつくほどの混雑で、少し間が空くまで待つという余計な休憩で疲労困憊した覚えがある。エベレストでの死者は滑落や疲労によるものもあるが、半数近くがこの「混雑」により、疲労困憊したものと見られる。

登山基地がある2カ国の「登山営業」政策も今後問題になるだろうが、いやはや驚いた登山ラッシュである。

朝日が「安倍首相の歴史に残る大失言」と喜ぶ「已む」

朝日新聞を購読しなくなって久しいので、この記事が朝日本紙に載ったのかどうかわからないが、系列のAERAの記事によるとこうだ。
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「退位礼正殿の儀」で「国民代表の辞」を読み上げる安倍晋三首相

それが起きたのは  4月30日の皇居での「退位礼正殿の儀」で、安倍晋三首相が読み上げた「国民代表の辞」のほぼ末尾だった。

原稿では 「天皇、皇后両陛下には末永くお健やかであらせられますことを願って已(や)みません」とあるところを「願っていません」と読んだ。

動画で確認すると、安倍氏は懐から出した文書を読み上げたのだが、「あられますことを願って」まで進んだところで一瞬口ごもり、その後で「あらせられますことを願っていません」と発言していることがわかる。

これでは、国民の大多数の願いとは全く逆だ。安倍氏が手にした原稿では教養のある官僚が漢字で書いていたため、なんと読むかためらって、「願っていません」と言ってしまったのではないかとも思われる。

安倍氏は2017年1月24日、参議院本会議で蓮舫議員に対し「訂正でんでんという指摘は全く当たりません」と答弁した。これは「云々」(うんぬん)を、「伝々」と誤って覚えていたようだ。安倍氏は「願ってやまない」という言葉を知らないほど語彙が乏しいのか。今回の舞台は憲政史上初の儀式だ。その重要な場で国民を代表し、天皇、皇后両陛下に直接あいさつをするのに、下読みも十分にしなかったなら、怠慢の極み。皇室に対する敬意を欠いていると言われても仕方が無いだろう。

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何しろ、昭和天皇崩御では「死去」と見出しに取ろうとした新聞である。ふだんの皇室原稿にも敬語なしで記事を書いている朝日が「皇室に対する敬意を欠いていると言われても仕方が無いだろう」というのだから、こちらの方が驚いた。

確かに「巳、己、已」の三字は紛らわしい。「已己巳己」という言葉がある。「いこみき」と読み、互いに似ているものを例える場合に使われる。「あいつらは、どいつもこいつも已己巳己で区別がつかない」などという。

「巳」は、十二支のヘビにあたる文字で、元々は頭と体ができかけた胎児をあらわす文字である。

「已」は古文の文法の中に、すでにそうなっている状態を表わす活用として、已然形がある。この已と言う文字は元々曲がった木の農具の形から生まれた。

「己」は方向や暦を表わすときに使われる。「おのれ」とか「つちのと」と読む。己と言う文字は、十干十二支の十干の一つで、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸、は訓読みにすると、きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと、となり、陰陽でいうと語尾の「え」が陽、「と」が陰である。語源は「え」は兄、「と」は弟である。「えと」の呼び名はここに由来する。元々は土器の模様からできた漢字で、己(つちのと)は 田畑の栄養素を含む柔らかい土の謂で「柔和」なことをいう。また西暦年の下一桁が9の年が「己の年」で今年2019年がそうである。

ブログ子は高校時代「巳(み)は上に、己(おのれ)己(つちのと)下につき、半ば開ければ已(すで)に已(や)む已(のみ)」と覚えた。以来数十年たつが己(おのれ)以外の二字は使ったことがない。知らなかったとしても大したことではないのである。

新聞社での同僚に「雅巳」という人物がいる。賀状書くたびに思い出すのだが、世界的な冒険家、植村直己(1941~1984年)は、「直己」と書いて「なおみ」と読む。「己」は音読だと「こ」「き」としか読めない。なぜ、「み」なのか。実は、両親が役場に届け出た名前は「直巳」。へび年生まれにちなんだ名付けだった。しかし大学生になった植村は「へび(巳)よりおのれ(己)が格好いい」と「直己」と“改名”した。読みは本来通り「み」とした。

AERAの記事はさらに続き、右翼団体「一水会」が6日ごろからインターネットで批判を始めるなど、言い間違いへの非難は徐々に広がっている、と煽り、さらに、1899年5月24日の読売新聞社説で「全知全能と称される露国皇帝」とあったのが、「無知無能と称される露国皇帝」と誤植された。活字を拾う工員が間違えたのだ。国際問題にもなりかねず、同紙は訂正号外を出し、ロシア公使館に釈明、陳謝して事なきを得たとか、一七世紀の「姦淫聖書」事件では、十戒の一つ「汝姦淫すべからず」の「not」が脱落し、「姦淫すべし」となっていたため出版元は300ポンド(現在の価値で1500万円に相当か)の罰金を科されたが支払えず、投獄され獄死したとか書き連ねている。

最後にこう叫ぶ。
戦前の日本では皇室に対する不敬罪があり、「天皇陛下」を「階下」と誤植して出版禁止の行政罰をうけた出版社もあった。新聞社は「天皇陛下」の4字を一つにした活字を作るなどして過失の防止に努めた。幸い、今の日本には不敬罪はないが、国民を代表しながら「未曽有」の失言をしたのはなぜなのか。安倍氏はそのいきさつを国民に釈明するべきだろう。(ジャーナリスト・田岡俊次)

アホか。いまどきの日本で「巳(み)は上に、己(おのれ)己(つちのと)下につき・・・」とおぼえている国民はどれほどいるか。「そのいきさつを国民に釈明するべきだろう」と大見得を切る前に、己の新聞がフェイクニュースばかり流していることへの釈明が先だろうが。

慰安婦問題への韓国人の「たかり」の実態がわかる

15日、韓国・ニュース1によると、元慰安婦女性の後見人を装い、女性に支給される各種の支援金を横領した容疑で70代の男が裁判を受けていることが分かった。

ソウル龍山警察署によると、横領の疑いで立件された男(76)は横領容疑で立件された後、昨年8月にソウル西部地検に不拘束起訴されて裁判を受けている。男は12年6月から18年4月まで計332回にわたり、韓国政府などから元慰安婦女性イさん(昨年12月14日に死去)に支給された計約2億8000万ウォン(約2600万円)を横領した疑いが持たれている。

中国で元慰安婦を韓国に帰国させる活動をしていた男は、11年にイさんと知り合い、帰国させた。その翌年にイさんを慰安婦被害者として政府に登録し、支援金を受けられるようにした。慰安婦被害者として登録すれば、韓国政府から特別支援金4300万ウォンが一時金として支給され、その後毎月生活支援金として140万ウォンが支給されるという。

関連市民団体から情報提供を受け、韓国政府は17年12月に警察に捜査を依頼した。男は警察の取り調べで容疑の一部を認めたという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「信じられない。本当に韓国人?」「元慰安婦を裏切る韓国人は、過去を謝罪しない日本より悪質」「よりによってわが民族にとって大事な(元慰安婦の)おばあさんの金を盗むなんて」など批判の声が続出している。

また「韓国でセウォル号事件と慰安婦問題はいつもこうやって利用されている」「悲しいけど、弱者を利用しようとする人は至るところに潜んでいる」「どおりで元慰安婦の周りに人が多いわけだ」など現状を嘆く声も多く見られ、「慰安婦関連の団体を全て調査してほしい」と訴える声が上がっている。

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慰安婦はほぼ全員「ピー屋」に自分で身を売ったか親に売られたかだが、韓国では強制連行されたという嘘の上に日本に金を要求してきた。徴用工問題も同じである。韓国は日本への「ゆすり・たかり」を生業としているが、早い段階でエセ歴史、エセ要求を遮断しておけばよいのに歴代の日本首相がそれを怠ってきた。

もともとカネ目当てだからこうした横領事件はワンサとある。韓国政府が嘘の上にせしめた金をピンはねして慰安婦に少しだけ分ける、それをまたこうした詐欺師が窃盗し横領する。この事件は下劣な韓国の実態をよく表しているのではないか。「道理で元慰安婦の周りに人が多いわけだ」というネットの声も韓国人の性根をよく表している。

沖縄タイムス、琉球新報はいつもこんなニュースを書け

 

沖縄工業高校2年の崎元颯馬(そうま)さん(17は与那国町出身。町内であったおじの葬式に参列するため、4月24日の早朝、沖縄都市モノレールで那覇空港に到着したところで財布がなくなっていることに気付いた。財布には航空券購入に必要な6万円が入っていた。しかし那覇空港駅に到着したところで。車両内で動揺していると、60代か70代で体格の良い白髪の男性が声を掛けてきた。

男性は高校や住んでいる場所、いくら必要なのかを尋ね、お金を渡そうとしたが、崎元さんはいったんは「お気持ちだけでありがたいです」と返答。しかしモノレールの発車合図と同時に男性は「こっちへ来い」と声を掛け、財布から6万円を取り出し、崎元さんへ渡したという。

「お金を受け取った時は感情がこみ上げ、言葉にできなかった」と涙ぐみながら振り返る崎元さん。駅を離れてから、男性に名前や連絡先を尋ねていなかったことに気付いた。後日、財布は見つかったが、連絡先を聞き忘れたことを申し訳なく思っているという。

崎元颯馬さん

崎元さんは直接お礼を言ってお金を返したいと高校を通じて恩人探しを始めた。このことが地元2紙で報じられると5月10日午前、本人から同校に連絡があった。男性は埼玉県のイムス三芳総合病院で勤める脳卒中神経内視鏡センター長の猪野屋博医師(68)。ネットニュースを読んだ同じ病院の医師から伝えられた。

崎元さんに6万円を貸した猪野屋医師

猪野屋さんは「捜してくれていることに感激して泣けてきた。信じていて良かった。やはり沖縄の人は優しいよ。涙が止まらなかった」と、取材にも泣きながら話した。一方、学校から恩人が見つかったことを知らされた崎元さんも「今すぐ連絡したいほど嬉しい。あの時の感謝が思いだされて胸がこみあげる」と話した。

母親が沖縄出身で、息子らも県内に住み、たびたび来県する猪野屋さん。20日から沖縄を訪れ、滞在中に崎元さんや学校関係者と面談する予定。「感謝の気持ちを伝えたい」と話す崎元さんは、直接会ってお金を返し、「工業高校生らしく自作の品もプレゼントしたい」と再会を心待ちにしている。

辺野古、辺野古と日頃騒ぎまわり、代替え案もないのに知事にくっついてアメリカまで陳情に出かけて基地撤去を訴えている沖縄の2紙。新聞冬の時代を迎えて、いずれ消え去る運命だとは思うが、沖縄にはプロの反対派ばかりではなく、こうしたまっとうな人たちも多いことに改めて気付かされた。

「NHKから国民を守る党」なんと26人当選

先の統一地方選半戦で、「NHKから国民を守る党」が首都圏や関西のベッドタウンを中心に47人が立候補し、26人もの当選者を出したのには驚いた。

その中には、NHKの「おひざ元」ともいえる渋谷区議選で当選した元北海道テレビ(HTB)社員の金子快之(やすゆき)氏(45)、荒川区議選では現役アイドルの夏目亜季さん(28)が当選していて、13人いる現職議員と合わせると、勢力は39人に拡大。7月の参院選では国政進出を目指すという。

「NHKから国民を守る党」は、元NHK職員の立花孝志氏(51)=写真右=が13年に立ち上げ、代表に就任。NHKの集金活動に悩む人に対して「NHK撃退シール」を配るなどの活動を展開している。立花氏は15年に千葉県船橋市議に当選し、市議を任期途中で辞任して16年に都知事選に出馬した際には、政見放送で「NHKをぶっ壊す!」と連呼したことが話題になった。17年に葛飾区議に当選している。

ブログ子もNHKにはいささか不信感を持っている。ホテルの部屋にあるテレビから受信料を取るとか、ネットに全番組を流すため躍起になって民放連と話をつけようとしたりしている。ネットでテレビを見られるのは大賛成だが、これも将来は受信料徴収の下心が見え見えだ。

不偏不党のはずが、慰安婦など性奴隷番組13本も作った女性プロデューサーを定年まで在職させたり、有り余る収入をあちこちに隠した予算を作ったり、守銭奴もかくやというNHKの体質にはうんざりだ。

しかし、北の大地の雪の中に何日もテント暮らししながらフクロウやキタキツネや希少な野草を追いかける番組はNHKでしか作れない。スポンサーの顔色をうかがい、取材費と相談しながらつくらねばならない民放では逆立ちしてもできないことだ。

だから「親方日の丸」気質丸出しの経営者には不満を持ちながらもきちんと受信料を払っている。国家の管理を受けながらも不偏不党を目ざす現行の制度は英国の国営放送、BBCを見習ったものだ。日頃、「自然百景」や教育番組を好んで視聴している身としては、これで良いと思っているので、「NHKから国民を守る党」の躍進には首をかしげる部分もあるのだが、だらしない既存野党の体たらくを見ると、国政に進出すると、面白いことになるのではないかとも思う。

男女の事件に「激しい怒り」という沖縄県知事の滑稽

沖縄県北谷町で在沖米海軍兵が日本人女性を刺殺した無理心中事件。在沖米軍トップのスミス四軍調整官が「2人は交際しており、男性が女性を殺害した後に自殺した。県警の捜査に全面的に協力する」と低姿勢で望んだのは、辺野古で騒ぐ沖縄の事情に配慮したものだろう。

これに応えた玉城デニー沖縄県知事のコメントに笑った。

「県民の尊い命が失われたことは大変深い悲しみであり、遺憾であると同時に激しい怒りを覚える。このような事件事故を減らすには、沖縄の過重な負担を早く解消させる協議を日本政府が米国に行わなければならない」と強調した。

よくある男と女の事件である。片方がアメリカ軍の海兵隊員だっただけで、知事が「激しい怒り」を覚えるほどの事件ではない。深い事情はわからないが、純情な米兵が10歳以上も年上の日本人女性との別れ話に逆上しての犯行だろう。

まともな知事なら、亡くなった米兵と日本人女性双方に哀悼の意を表する場面である。むりやり沖縄の過重な負担とか、日本政府が米側と協議しろという論法がおかしい。何度もアメリカに陳情に出かけたものの相手にされず帰国しているためか、交渉は日本政府がしろと要求するのもおかしな話である。

さらに知事は、抜本的な再発防止策を講じるよう求めた、という。 笑わせるでない。男と女の愛憎劇に「抜本的な再発防止策」などあるわけない。そんなことを言う人間は、沖縄だけでない、どこの国でも馬鹿にされるだけである。

落書きに厳罰を立法化せよ

単なる軽犯罪として各紙小さくしか扱っていないが、ことは小さい犯罪から始まって社会が壊れていく危険性に考えが及ばないのだろうか。

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落書きされた丸ノ内線の車両(警視庁提供)

東京メトロの車両基地に侵入し車両にスプレーで落書きしたとして、警視庁組織犯罪対策2課は4月4日、器物損壊などの容疑で、オーストラリア国籍の住所・職業不詳、ハン・ポール容疑者(27)を逮捕した。調べに対し、「全く知らないことです」と容疑を否認している。東京都内では平成29年1月以降、地下鉄や私鉄、JRなどで同様の落書き被害が約30件相次いでおり、同課が関連を調べる。

逮捕容疑は他の外国人らと共謀して昨年2月19日未明、東京都文京区の東京メトロ小石川車両基地に侵入し、2車両の側面にスプレーで落書きしたとしている。

豪州から落書きに来たハン容疑者

同課によると、防犯カメラの画像などからハン容疑者の関与が浮上。ハン容疑者は27年から年に1~2回ほど短期滞在ビザで来日しており、宮城県や神奈川県など日本各地をレンタカーで移動しながら、他の外国人ら数人とともに鉄道車両への落書きを繰りかえしていたとみられる。

ハン容疑者は今月3日、成田空港での入国時に逮捕され、所持品からはスプレー缶やマーカー、カメラなどが見つかった。同課では今回も落書きをするために来日した可能性が高いとみて調べている。

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落書きするためわざわざ日本にやってくる出来損ないがいるのかと驚くが、仲間が何人もいるというのだから始末におえない。オーストラリア人というが東洋系の顔でハンという姓から韓国系のようだ。

ブログ子は渋谷の道玄坂上をよく通るのだが、商店のシャッター、交通管制ボックス、壁などに今回の電車の落書きと同じような字体で書きなぐったものをよく見かける。山手線から見える崖や塀、はては道路のアンダーパスなどでは、どうして入り込めたのかと首をかしげる危険な場所に落書きしてある。

落書きの上からさらに別な字体の落書きも見かける。流派があるらしい。何が楽しいのかこちらには理解できないが、そろそろこうした行為に厳罰で対応すべき時期に来ていると思う。

「破れ窓理論」というのがある。窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論だ。軽犯罪を取り締まることで、犯罪全般を抑止できるとする。米国の心理学者ジョージ=ケリングが提唱した。英語では「ブロークンウインドーズ理論」という。

ニューヨーク市ではジュリアーニ市長(在任1994~2001年)がこの理論を応用し、地下鉄の落書きなどを徹底的に取り締まった結果、殺人・強盗などの犯罪が大幅に減少し、治安回復に劇的な成果をあげたとされる。

チコちゃん流にいえば、マスコミ、小池都知事、国会議員、警察・・・「ぼ~っと生きてんじゃねえーよ」
さっさと落書きを厳罰化する立法化に取り組め!

韓国の歴史偽造には糾弾あるのみ

 

3月20日付の産経新聞朝刊に韓国の小学6年の教科書に日本の蛮行としてウソの写真が掲載されていることが掲載た。都合のわるいことはなんでも「スルー」する韓国には珍しく、政府が間違いを認めて全小学校で問題の写真にシールを貼るという。

書いたのは名村隆寛ソウル支局長でブログ子の静岡支局長時代に清水通信部員だった記者である。文政権に「負け」を認めさせたという点で表彰ものである。記事はこのように書かれている。

左は大正15年9月9日付「旭川新聞」に掲載された、負傷した労働者の写真。右は記載内容と異なる写真が掲載された韓国の小学6年生用の国定教科書

韓国の小学6年生が使う国定教科書には「強制労働に動員されたわが民族」との説明が付いた写真が掲載されている。やせ細った男性10人が上半身裸で立っている様子を写していて、一見して悲惨な状況に置かれていた事が分かる写真だ。だが、この写真は韓国とは全く無関係で、1926年に旭川新聞が道路建設現場での虐待致死事件を報じた際に掲載されたのものだという。

この教科書は日本統治時代以降の韓国近現代史を教えるためのもので、230ページ以上あり、フルカラーの豪華なつくりだ。問題の写真は、「国を取り戻そうとする様々な努力を調べてみましょう」という章に掲載されていた。

「韓国語の代わりに日本語を使うように強要された」
「我が国の歴史を歪曲した」
「神社に強制的に参拝させられた」
「名前も日本式に変えなければならなかった」
などと、韓国から見た「日本の悪行」が書き連ねられている。

そして、「日帝(※戦前の日本を指す言葉)は1937年に中国と戦争を起こした。 以後我が国の人々は武器工場で働く労働者や戦争軍人として強制動員された」との記述に合わせて、「強制労役に動員されたわが民族」という説明文とともに、問題の写真が掲載されていた。
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この教科書は国定教科書であり、韓国教育省の教科書政策課が担当している。そこで、教科書政策課にこの写真について聞いてみると、以下の回答だった。

「報道(※産経ではなく韓国の保守系メディア)を通じて問題が指摘されて、私たちが歴史専門機関に問い合わせた結果、写真は1926年の記事で掲載されたもので、強制動員は1938年の動員令によるものなので、写真は徴用と無関係であることを確認した。」「間違いだと認知できずに教科書に掲載されたが、間違いと確認されたので、訂正する予定だ。」

産経新聞による報道の前に韓国メディアから同様の指摘があり、誤った写真だったと確認したため、来月中旬までに教育機関に対して訂正を通知するという。

実はこの写真は以前から韓国の教科書に掲載されていて、産経新聞はおととし4月に間違いを報道している。韓国教育省はもっと前から間違いを把握していたはずで、なぜ訂正までこんなに時間がかかったのか甚だ疑問ではあるが、間違いが正されるのは歓迎すべきことだ。

文中にあるように、産経はこの教科書について一昨年から間違いを指摘している。それがなぜ今回は素直に間違いを認めたのか。日本の反韓感情の高まりを考慮したわけではなかろうが、この例で分かるように、韓国でのウソの歴史を小さい時から刷り込む行為に対しては、バンバンと指摘とクレームをつけていくことが大事であろう。

韓国の小学校では、これらの教科書を使って、韓国から見た日本統治時代の日本の行いが徹底的に教育されている。その結果、インターネット上などで日本を歴史問題で攻撃する若者が育つことになる。それが、韓国が就職難となると一斉に日本企業に殺到するのだからあきれたものである。

イチローに「哲学者」を見た

 

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)が21日、現役引退を発表した。同日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕シリーズ第2戦後に記者会見し、「きょうのゲームを最後に日本で9年、米国で19年目だった現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」と語った。

大声援に応えるイチロー選手

45年間の偉大な成績と折々の求道者のようなコメントはスポーツ紙に任せるとして、ブログ子は真夜中に行われた記者会見の内容に心打たれた。道を究めた人の言葉には哲学者に通じる「真理」があるものだが、この夜のイチローの会見には数多くの哲学がちりばめられていた。

 

社会現象となった引退劇としては長嶋茂雄の引退劇がある。1974年10月12日、中日の優勝が決まり巨人のV10が消えた日、長嶋は現役引退を表明、翌日のスポーツ紙は全紙1面トップだった。その夜、ブログ子は写真部の暗室で「巨人軍は永遠に不滅です」と語る長嶋の写真を現像しながら涙を流しているカメラマンを目撃した。

アンチ巨人派でもあり「男が泣くほどのことか」と思ったものだ。その後長嶋が監督になrい、やがてそれも引退した時「長嶋でなければもっと勝っていた」と広言してはばからなかった。その間、長嶋に「哲学」を感じたことはなかった。

イチローはどうか。記者会見の全文は産経、毎日のサイトで読めるのでそちらを見てもらうとして、ブログ子の心に残った片々は次のようなセリフだ。

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深々と頭を下げて記者会見を終えるイチロー

何を得たか…?うーん。まぁこんなものかなぁという感覚ですかね。勝つのってそんなに難しいことじゃないなって思っていたんですけど、勝利するのは大変なことです。この感覚を得たことは大きいかもしれないですね。

アメリカでは僕は外国人ですが。.外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れてきましたね。この体験というのは…本を読んだりではなく、体験しないと自分の中からは生まれないので。孤独を感じて苦しんだことは、多々ありました。ありましたけど、その体験は、未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、でも、エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていく。そのことは、すごく人として重要なことなんじゃないかなって感じています

かつてのセリフだが「4千の安打を打つには、8千回以上は悔しい思いをしてきた。それと常に向き合ってきた。誇れるとしたら、そこじゃないかな」

イチロー選手から子供達へメッセージを求められルーツと、 「野球だけじゃなくてもいいんです。自分が夢中になれるものが見つけられればそれに向かってエネルギーを注げられるので、そういうものを見つけて欲しいそれが見つかれば自分の前に立ちはだかる壁にも向かっていける。自分に向くか向かないかというよりも好きなものを見つけて欲しいと思います」

自分の生き方について問われると、「人より頑張ることなんてとてもできない。自分に限界を生みながらちょっとそれを超えていくと、いつの間にかこんな自分になっていく。少しずつの積み重ねでしか自分自身を超えていけないのではないか」

やはり、誰かの思いを背負うということはそれなりに重くて、やはり一本ヒットを打ちたかったし、結果を残して最後を迎えられたら一番いいなと思っていたが、それはかなわなかった。それでもあんなに球場に残ってくれて。死んでもいいという気持ちはこういうことだろうなと。死なないですけど。そういう表現をするのはこういうときだろうなと思った。

――イチロー選手の生きざまで、ファンの方に伝えられたこと、伝わっていたらうれしいことはあるか?

生きざまでというのはよくわからないが、生き方と考えるなら、人よりも頑張ることはとてもできない。あくまでもはかりは自分の中にある。自分なりにはかりを使いながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの日かこんな自分になっているんだという状態になって。少しずつの積み重ねは、それでしか自分を超えていけないと思う。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。それは正解とは限らない。間違ったことを続けてしまうこともあるが、そうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない。そんな気がしている。自分なりに重ねてきたことが、今日のゲーム後のファンの方の気持ちを見たときに、ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。そうだとしたらうれしいし、そうでなくてもあれはうれしい。

朝鮮総連の甘ったれた訴訟は許せない

 

大阪地裁だけ異様な判決

 

3月14日、一つの判決が出た。朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法だとして、九州朝鮮中高級学校(北九州市八幡西区)の卒業生68人が国に計約750万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁小倉支部(鈴木博裁判長)は、請求を棄却した。

勉学の意思も資質もない者にも一律に無償化する制度には反対だが、ここでは触れない。原告側は「政治・外交的理由に基づいた処分で、在日朝鮮人社会への差別行為だ」と主張する。バカを言うでない。朝鮮学校では金正恩委員長を崇めて神格化する教育をしているのは周知の事実である。そんなところに日本が金を出す必要があるとでもいうのか。常識で考えてもわかることだ。

国は政治・外交的意図を否定した上で「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と密接に関係しており、支援金が授業料に充てられない懸念がある。支給対象の要件を満たさない」として請求棄却を求めていた。

解せないのはそんな非常識な理屈に迎合する日本の地裁があることだ。朝鮮総連の指導でこの無償化問題では、全国で訴訟が起こされている。そんな中、大阪地裁だけが唯一原告の請求を認めた。共産党の指導下にある青法協(青年法律家協会)あたりの判事だろうが、あきれたものである。さすがに大阪高裁で逆転敗訴になったが、1年2カ月の間、朝鮮学校側の「勝った、勝った」の声が大きくこだました。

今回の判決で朝鮮学校側が起こした同種訴訟で、1審判決は最後の5件目。対象除外を適法とする司法判断がそろう形となった。こんな訴訟に金と時間を費やする「愚」はいい加減にしろと言いたい。

裁判所前では動員されたらしい朝鮮学校の生徒たちが朝鮮服姿でデモ、掲げる横断幕には「すべての子どもには学びへの権利があります」とある。同じことを、権利などという言葉が見当たらない平壌で金正恩さまの前でできるかどうか、自問してもらいたい。他人の国で、その国の税金を当てにして、その国にたてつくというのは、日本では非常識という。

策士策に溺れる

こんな情けない変装をせずとも・・・

 

ゴーン前会長が保釈される東京拘置所からの中継を見るともなく見ていて、なんという情けない姿を晒すのかとあきれ果てた。

前会長は6日午後4時半ごろ、東京拘置所職員とみられる約10人に囲まれて拘置所の玄関を出た。青い帽子に眼鏡とマスク、紺色の作業着にはオレンジ色の反射材が貼り付けられていた。どうみても作業員風である。乗り込んだ春日部ナンバーの軽自動車は日産でなくスズキ製。クルマに塗装会社名、帽子は鉄道関係の会社・・・手の込んだ変装をほどこしていた。

ゴーン被告は、海外の広報担当者を通じ、「私は無実であり、公正な裁判で強く抗弁する」との声明を出している。海外メディアの取材には、「(日産の)陰謀であり、裏切りだ」と、日産の経営陣に激しい怒りを示している。それほど、潔白を広言するなら、釈放にあたっては、きちんとしたスーツ姿で、詰めかけた報道陣の前で正義を語り、いまなお役員である日産のクルマで立ち去ればいい。情けない変装姿がなかったらずっと印象は違ったものになっていただろうに。

演出したのは「無罪請負人」の異名をとる弘中惇一郎弁護士事務所。弁護団は「保釈後のゴーン前会長の住居をマスコミに割り出されるのは困る。拘置所周辺で待機している報道機関に分からないように拘置所を出たい」と考え、苦肉の策として変装に踏み切ったという。

一見もっともらしいが、この日ゴーン被告は拘置所を出た後JR秋葉原駅近くの弁護士事務所に移動し、約2時間後、スーツ姿で車に乗り込んでホテルに入っている。家族と過ごして張り込んでいる取材陣のすきをついて都内の自宅に入るつもりであろう。小細工などせず最初から拘置所をスーツ姿ででて一言コメントしてそのホテルに入ったところで同じである。

自宅住所を隠したいらしいが、自分が新聞記者なら日産が購入したのだろうからすでに明らかになっている資産台帳にあるだろうし、そのいくつかは写真付きですでに報道されているから、早晩割り出すことはできると思う。

弘中弁護士は「無罪にできる」と大言壮語しているようだが、108日たってもゴーン被告が実姉に実態がないのに日産から報酬を支払わせていた強欲ぶりがあぶりだされている。いくら高額報酬が約束されていても並大抵のことではあるまい。今回の演出を見ていて、いかな弘中弁護士でも大した結果は期待できないな、と予感した。

天皇陛下のお言葉「この国の民度」に思う

 

在位30年記念式典を終え、会場の国立劇場を出られる天皇、皇后両陛下

24日、東京都千代田区の国立劇場で天皇、皇后両陛下をお迎えして開かれた天皇陛下の在位30年を祝う政府の記念式典のテレビ中継を見た。そして、二つのシーンに胸を打たれた。

天皇陛下のお言葉を聞いていてハタと手を打ったくだりがある。全文ご自身で書かれたものであることは選ばれた文章の端々からわかったが中でもこのくだりには、我が国の国柄のあり様を端的に表していた。

全文そう長くもないからネットで読まれるとよいが、これまでの天皇としての務めについて触れた部分である。

天皇としてのこれまでの務めを、人々の助けを得て行うことができたことは幸せなことでした。(中略)私がこれまで果たすべき務めを果たしてこられたのは、その統合の象徴であることに、誇りと喜びを持つことのできるこの国の人々の存在と、過去から今に至る長い年月に、日本人がつくり上げてきた、この国の持つ民度のお陰でした。

日本と周辺の国々とを明確に区別しているのは「民度」の高さであろう。天皇陛下が「民度」という言葉を発せられたのは初めてであろうが、圧倒的迫力を持っている。例えばいまブログ子はじめ多くの人が憤激している隣国の国会議長の発言など、「民度」で測れば憐れむべき出来事にしかならない。李朝時代からこの国は大国に叩頭することしかできなかった「民度」の国である。

もう一つ胸を打たれたのは美智子皇后のいつもながらの目配りである。陛下はお言葉を4枚ほどの紙にまとめられていたが、読み終わった紙片を下の机に置いているうちに順番が狂って、同じ紙を読みはじめられた。すると皇后陛下がそれとなく順番を整えて渡されていた。マイクは「そうか」という天皇陛下の言葉を拾っていた。

何度も書いているがブログ子は美智子皇后の「御歌」が大好きである。民放のアナウンサーが「御製御歌」を「ぎょせいぎょか」と読んでいたが、皇后陛下の歌は「みうた」と読む。この日、沖縄で天皇陛下・作詞、皇后陛下・作曲の歌が流れていたが、両陛下は文学、和歌、音楽、に優れた才能をお持ちである。

次の御代の歌会始にも皇后さまの御歌を拝見したいものだ。

退院しましたが、再開まで今少し猶予を

1月中旬、48日ぶりに退院しました。肺炎その他トラブルがあいつぎ、想定外の長い入院でしたが徐々に体調回復に努めています。

軍も国家もグルでウソの言説を繰り返す韓国には憤激しています。書きたいことは山ほどあるものの、ブログ再開までいま少しの猶予をいただきたく、お願い申し上げます。

入管法改正案で入ってくる移民が心配だ

 

衆院は27日夜の本会議で外国人労働者の受け入れを大幅に拡大する出入国管理法改正案を自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、参院に送付した。

四分五裂した野党の相も変らぬ何でも反対と、揚げ足取りには辟易するが、今回は肩入れしてやりたい心境だ。深刻な人手不足に瀕している建設業界や介護業界 の要請を受け入れざるを得ないという少子高齢化の日本の事情を踏まえて躍起になる与党の焦りはわかるが、過去朝鮮半島から大量の「移民」を受け入れた結果どうなったか、与党は大阪生野区猪飼野に見学に行って勉強しなおしたらどうか。

改正案は2つの在留資格を新設し、外国人労働者の受け入れを拡大する内容。一定の日本語力や「相当程度の知識又は経験 を必要とする技能」があれば、通算5年滞在できる「特定技能1号」と、熟練した技能が必要で在留資格の更新と家族帯同が可能な「特定技能2号」だ。1号の対象は農業や介護、建設など国内で人手不足が深刻な14業種。

しかし、前者の「相当程度」とはどんな程度なのか。後者の「熟練」とはどの程度 か。いずれも定義されておらず、政府は法案の成立後、詳細な分野別の受け入れ人数や必要な日本語能力などといった「運用方針」を定める、というのだから拙速もいいところだ。

政府は今回の受け入れは移 民政策ではないと繰り返すが、5年間で最大34万人とみられる労働者が事 実上の移民にならないという保証はない。

櫻井よしこさんによれば、(引用開始)日本にはすでに258万人の外国人が住んでいる。その中で目立つ のは留学生の急増で2013年末に19万人だったのが17年末までの4年間に 31万人にふえた。技能実習生は16万人から27万人に、一般永住者は66万人 から75万人にふえた。

日本には特別永住者と一般永住者の2種類がある。前者は戦前日本の統治 下にあった朝鮮半島や台湾の人々、その子孫に与えられている地位であ る。彼らは日本に帰化したり日本人と結婚したりで、日本への同化が進 み、その数はこの4年間で37万人から33万人に減少した。

問題は一般永住者である。シンクタンク「国家基本問題研究所」研究員の 西岡力氏の調査によると、17年末で75万人の一般永住者の3分の1、25万人 が中国人だ。一般永住者は日本人と同等の権利を与えられた外国人と考え てよい。滞在期間は無制限で、配偶者や子供にも在留資格が与えられる。 活動も日本国民同様、何ら制限もない。彼らが朝鮮総連のような祖国に忠 誠を誓う政治組織を作ることも現行法では合法だ。

一般永住資格はかつて日本に20年間居住していなければ与えられなかった が、98年に国会審議もなしに、法務省がガイドラインで「原則10年以上の 居住」に緩和した。その結果、20年間で9万人から75万人へと、8倍以上に ふえた。今回の外国人労働者の扱いだけでなく、一般永住者の資格も含め て日本国として外国人政策の全体像を見直す時であろう。(引用終わり)

神戸の『酒鬼薔薇事件』の少年A、川崎の多摩川河川敷で、上村遼太さん(当時13歳)がカッターナイフで切り刻まれて殺された事件で逮捕されたリーダー格の18歳の少年と17歳の少年2人・・・新聞では書かれないが、いずれも在日韓国人子弟である。

最近では中国人による犯罪が激増している。首都圏を拠点とする在日中国人による半グレ集団「怒羅権(ドラゴン)」は、中国残留孤児の2世3世や中国人からなる準暴力団だが凶悪ぶりでなる。ブラジル人、フィリピン人、バングラデッシュ人による犯罪も新聞をにぎわしている。温和と言われたベトナム人による犯罪もちらほら耳にするようになった。

ブログ子は申し訳ないが、どうしても「外国人性悪説」に傾くのである。

”3天皇”と”1巨悪”に食い物にされた日産の人災

 

日産自動車代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)ら2人が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された事件。かねてから巨額報酬が問題になっていた人物だが、今回は10年度から5年間のゴーン会長の報酬総額が約99億9800万円だったのに計約49億8700万円と偽って有価証券報告書に記載したのが直接の容疑だ。

つまり金持によくある、収入を50億円隠したという脱税だが、他にも日産の取締役の報酬総額から毎年約10億円ピンハネして自分の懐に入れていた。ゴーン会長は株価に連動した報酬数十億円を受け取る権利を与えられていたのに、これまた有価証券報告書に記載していなかった。

さらに母国のブラジル、オランダ、フランス、レバノンで日産側に豪邸を50億円ほどで買わせて家族に使わせていたなどまさにやりたい放題。

日産が傾いたとき、ルノーからカルロス・ゴーンが救世主としてやって来てV字回復したとして 「ゴーン神話」と騒がれたとき、ブログ子はそれは違うのではないかと思っていた。吸収した名車プリンスはデザイナーごと熱心な信者がいて売れていたし、もともと技術力もあり、立派な「体力」があり、まともな経営者がいればすぐ復活するとみていた。

今回誰か評論家が言っていたが、「彼が来てから国内販売網はズタズタにされ、売れそうな車種以外は切り捨てられた。日本のメーカーとして国内シェアを固めた上で海外に打って出るべきなのに、目先の数字だけを追い、コストカットと、ルノーや三菱自動車との3社連合によるシナジー効果で数字の見栄えを良くしてきただけだ。その結果として、飛び抜けた額の報酬をもらっても、理解は得られない」。

その通りだと思うが、そもそも最初の日産自動車経営危機の“元凶”は3人の「天皇」だった。いずれも故人だが、日本興業銀行(現・みずほコーポレート銀行)出身の川又克二社長、彼が重用して「労働貴族」の名をほしいままにした自動車労連(日産労連)の塩路一郎会長、この2人との戦いに全力を傾けた、日産生え抜きの石原俊社長だ。

塩路は東京・神田の小さな牛乳屋の息子だったが、日産に反組合の闘士として入り込んだ。これを「ストライキ破りにぴったりな若者」と川又がひいきにした。第1組合潰しの論功行賞としてハーバード大学ビジネス・スクールへ留学させたりして、ついには日産社内では、労組(=塩路)の同意がなければ人事や経営方針が決められないほどの影響力を行使し、「塩路天皇」と呼ばれた。

77年6月、社長に就任した石原俊は「労組(=塩路)の経営介入がある限り、日産に21世紀の繁栄はない」と考え、労使関係の是正に乗り出した。84年1月20日発売の写真週刊誌「フォーカス」に記事を売り込んだ。「日産労組『塩路天皇』の道楽-英国進出を脅かす『ヨットの女』」。若い美女と自家用のヨットに乗った塩路の大きな写真。

4000万円はするといわれた、美しいヨットを所有していただけではない。品川には7LDKの高級マンションを持ち、日産プレジデントとフェアレディ240Zを乗り回していることも紹介されていた。

塩路は「(労組の指導者が)銀座で飲み、ヨットで遊んで何が悪い」と開き直ったがこの写真が命取りになって失脚した。石原もマスコミ対策に巨額の資金を注ぎ込んだのが祟り社運が傾いた。日産のマスコミへの出稿費用(=広告宣伝費)は分不相応に年700億円を超え、トヨタを大きく上回っていた。

つまり日産自動車というのは前回は3人の「人災」で、今回は1人の「人災」に祟られたということである。フランス政府の思惑も絡み、混乱はまだまだ膨らみそうだ。

韓国がおかしな国になったのは漢字を廃止したから

韓国の軍隊で警察業務を担う「憲兵」が、創設から70年にして「軍事警察」と名称を改めることになった。国防部は憲兵の名称変更について、日本による植民地時代に由来するマイナスイメージをなくし、業務の性格を明確にするためだと説明している。【ソウル聯合ニュース】

このニュースをみて「へえまだ日本語が残っていたんだ 」と感心した。日本が建てた朝鮮総督府は頑丈で、1948年の韓国の建国から国会議事堂、中央庁、国立中央博物館として使われてきた。だが1995年に金泳三大統領によって爆破解体された。頑丈な石造りだからそっと外して役立てればよいものを爆発して見せしめにする。愚かな国である。己たちで建てた南大門の支柱には粗大ごみが詰め込まれていたという按配である。

慰安婦の「強制連行」も徴用工の「強制動員」もまったくの事実無根なのに平然と司法ぐるみで日本を貶めるのを国是としているのが韓国だ。

少し考えればおかしいとわかることを、なぜ韓国の人たちは鵜呑みにしてあたかも事実のように突き付けてくるのか。拓殖大学国際学部教授の呉善花氏は漢字の廃止が影響していると指摘する。

《引用開始》

日韓併合当時、韓国では難しい漢字を使っており、庶民はほとんど読み書きができず、識字率は6%に過ぎませんでした。そのため日本は学校の数を59倍の5960校に増やし、庶民にハングルを教えました。ハングルは日本語でいえば平仮名やカタカナのようなもので、「漢字ハングル交じり文」を普及させたわけです。福澤諭吉らの尽力もあり、朝鮮人の識字率は1943年には22%にまで上がったそうです。

ところが1970年代に入ると韓国は漢字を廃止し、ハングルだけを使うようになりました。それによって韓国人の思考能力が著しく低下したと指摘する人は少なくありません。

最近では研究者でさえ漢字が読めなくなっているため、歴史的な資料を読むことができない。そのため韓国人は自国の「過去」の事実を知ることができず、自分たちに都合のいい「幻想」を歴史的事実だと思い込むようになったと呉氏は分析するのです。(SAPIO2017年10月号)

《引用終わり》

産経の新旧のソウル支局長はともに酒を酌み交わしたことがあるが、韓国には驚くほどたくさんの日本語が生き残っているという。

少し前のこのブログで、台湾の列車事故現場で救急隊員が「タンカ、タンカ(担架)と叫んでいたことから台湾にはいまだに市民生活のすみずみまで日本語が生きていることを紹介したが、韓国も同じで、自然科学系はほぼ100%日本語の漢字をハングルにしたものだ

韓国では「日帝残滓」(にっていざんし)といって日本由来のものはことごとく廃棄する運動で政府と韓国マスコミが躍起になってすすめている。しかしいまだに残る日本語は多い。

土方(ドカタ)、玉ネギ、ネジまわし、サシコミ(コンセント)、チラシ(広告)、べんと(弁当)  たくあん、楊枝 、爪切り・・・

日本語排斥運動でも日本語が残っている理由は、ハングル読みしたため元の漢字が忘れられ日本語と知らずに使われているのが多いそうだ。

日韓とも漢字文化圏だが、韓国ではいまや漢字が読めない、つまり歴史資料が読めない教授がわんさかいるようだ。日本なら中学生程度の歴史教授があふれていて、勝手に根拠のない理屈を押し付けてくるとしたら迷惑な話である。

「憲兵」など日本でも使われなくなったものを今頃「日帝残滓」で葬るのも勝手だが、今度は「ウオン」の廃止でもしたらどうか。韓国の貨幣単位「ウオン」は、日本銀行券であるウォン(圓)の音を取った「ウォン」に変更され今日まで使われている。

廃止したら韓国経済は大恐慌を来たすのは必定である。

幼稚すぎる桜田義孝五輪相と「レンポウ」議員

桜田義孝五輪相

 

 

桜田義孝五輪相の幼稚さに耐えられない。

桜田氏は委員会で、立憲民主党の蓮舫参院幹事長に東京五輪の大会ビジョンや3つの基本コンセプトを聞かれ、汗だくになって答えに窮した。「事前通告がなかった」と言い訳して翌日には「通告はあった)と訂正するよたよたぶりは見苦しい。土台、通告がなければ答えられない質問ではなかろう。

そればかりでなく蓮舫の名を「れんぽう」と呼び、東京五輪の関連経費「1500億円」を「1500円」と言い間違えた。与党は「生真面目な性格が・・・」と弁護するが、性格の良しあしではなく常識・基本の欠如が明らかだ。早晩、首を取られるのだろう。取られなくても来年秋の改造までの命である。

舫議員が聞いた、東京五輪の大会ビジョンや3つの基本コンセプトなどブログ子も知らない。大会ビジョンは「スポーツには世界と未来を変える力がある」で、3つの基本コンセプトは「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」だそうだが、そんなキャッチフレーズ誰が知るか。

それを、「仕分けの女王」時代そっくりの口調で、五輪担当相にぶつける蓮舫議員もまた見苦しい。予算委員会にクイズを持ち込んでどうする。なんでも反対、揚げ足取りばっかりの立憲民主党を象徴する人物である。蓮舫議員と辻元清美議員の口から前向きの話を聞いたことがない。支持率1ケタの所以であろう。

産経で知ったが、前回の東京五輪の担当相は川島正次郎、佐藤栄作、池田勇人(首相兼任)、河野一郎の各氏である。今回、専任の五輪相は遠藤利明、丸川珠代、鈴木俊一各氏に続き、桜田氏が4人目である。軽すぎる。政府のやる気のなさを示して、大臣消化ポストと化している。

幼稚なこの2人は早く消えてもらいたい。