大雪 チェーンなしで幹線に入った車には罰則を

環七で上りの追い越し車線上スリップして止まっているトラック(ネットから)

22日、「南岸低気圧」の影響で、東京都心は積雪21センチの大雪となった。20センチを越えたのは、2014年2月(27センチ)以来4年ぶり。

この大雪の中外出中の家内を迎えに行く必要が出て、環状7号線を走ったのだが、ものすごい渋滞に巻き込まれた。ドライバーのあまりの無智、馬鹿さ加減にあきれ果て、この連中に警察は道交法の最大限の罰則を適用すべきだと憤激して疲れ果てた。

世田谷から杉並まで6キロほどである。15分くらいかと家を出たのは午後5時ごろ。積雪は10センチほど。山形・米沢で6歳まで疎開生活を送り、学生時代を札幌で送ったので雪には慣れている。どうということないが、4駆は4シーズン(オールシーズンタイヤとも)、念のためチェーンも積んでいた。

ところが、淡島通りから環七に入った途端、クルマは超ノロノロた。しばらく走ると渋滞の原因がわかった。立体交差のスロープ部分の上りの走行車線上で乗用車が斜めになっていてハザードランプをつけていた。何でもない平坦な追い越し車線上ではトレーラーや大型トラックが誰にはばかるそぶりもなくチェーンをつけている。雪用タイヤを装着しているクルマでもハザードを点灯している車の間を将棋の桂馬駒よろしく一台ずつ雪道をそろそろと斜めに走らせるのだから、渋滞も当然である。

かなり急な跨線橋の上には立ち往生した乗用車が止まっていて、パトカーが傾斜のない下の道に車列を誘導していた。その狭い2車線上でこれまたトラックが止まている。残る1車線に入ろうとこれまたひしめき合っている。めちゃくちゃな走り方ばかりである。6キロを2時間半かかってようやく家内と落ち合うことができた。Uターンしてからは早い。内回り車線はどこか向うの跨線橋で止められているのだろう、自分の前後に3台ほどしか走っていないから環七独占状態でさっさと帰宅できたのだった。

前日から午後から積雪予報が出ていた。当日には大雪警報まで出ていたから雪が降ることは全員が知っていたはずだ。それなのにスタッドレスを履くでもなく、ノーマルタイヤで幹線に進入してくる神経がわからない。特に追い越し車線でタイヤを着けていたトラックが許せないのは、運転手はチェーンを準備していたのに漫然と走ってどうにもならなくなってから路上で作業に及んでいることだ。

こういう連中は道交法上jのあらゆる条項を適用して厳罰を加えてもらいたい。罰金も最高額を科してもらいたい。でないと大雪のたびにアホらしい渋滞が繰り返されて、ちゃんとスノータイヤを履いている人たちが割を食う。

スポーツを愚弄する愚かな韓国大統領

韓国と北朝鮮は17日、平昌冬季五輪のアイスホッケー女子で南北合同チームを結成することや、開会式で朝鮮半島を描いた「統一旗」を先頭に南北合同で入場行進することで合意した。

薄青色に白い朝鮮半島が描かれた統一旗は見るからに寒々としているから、寒空によく映えることだろう。文大統領は何でもかんでも五輪に政治を持ち込みたいのだろう。すぐまた北に裏切られてほぞを噛むのが目に見えるようだ。

勝手に行進すればいいが、捨て置けないのはアイスホッケー女子を南北合同チームで戦うという、スポーツ音痴丸出しの決定である。学生時代アイスホッケーの試合に駆り出されたことがある。スピードスケートしか知らないというのを、「それでいい、立ってるだけでいい」と無理やり員数合わせでホッケー靴をはいたのだが、体当たりを食って場外まですっ飛んだ。アイスホッケーというのはヘルメットを脱ぐと蒸気が噴き出すほど激しい格闘技である。

アイスホッケー女子韓国代表のマリー監督は16日 「五輪がこれだけ迫った中で議論が出てくるのは衝撃的。私たちの選手への被害は避けられない。北朝鮮の選手を起用しろという圧力が生じないことを願う」と述べた。そりゃそうだろう。チームワークとパスワークは一朝一夕に出来上がるものではない。連係プレーなど望みようもないからあとは激しい個人プレーになろう。時速100キロを超えるパックが直撃すれば骨折も日常茶飯だ。それをやれというのだから結果は悲惨なことになろう。

韓国の文在寅大統領の言うことがまた馬鹿丸出しである。(南北合同チーム結成で)「戦力が大きく向上するとは思わず、むしろ息を合わせる努力がさらに必要になるかもしれない。南北が一つのチームで臨めば歴史の名場面になる」と述べたかと思うと「アイスホッケーが国民の関心を集め、不人気種目としての悲哀をそそぐ良い機会になるのではないか」。

大統領がこうなら、李洛淵首相も「(もともと女子チームは)メダル圏内にあるわけではない」といい募って物議を醸した。選手軽視」「成績度外視」での北朝鮮への叩頭(こうとう)外交は国内でも反感が高まっているという。

《 実力ではなく、南北融和という政治目的で北朝鮮選手の出場を五輪開幕間際になって推すことに、特に若者らの反発が強い。朴槿恵前大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告の娘の名門女子大への裏口入学といった「不公平」に憤り、大統領選で文氏を支持した層が今度は文氏が進める「不公平」な北朝鮮参加に“ノー”を突き付けているわけだ。》(産経新聞)

不可逆的解決を約束した日韓合意を反故にするようなろくでもない検証を公表したばかりのこの大統領。北に何度騙されたか検証もしないで、ふたたび北朝鮮に揉み手である。

馬鹿らしくてみてられない。

翁長沖縄県知事はこの米兵に感謝状を出せ

勲章を贈られた米海兵隊のアーロン・クランフォード中尉(左)と、救助された沖縄県民ら=8日、キャンプ・シュワブ

海で溺れかかった沖縄県民ら4人を救助した米海兵隊キャンプ・シュワブ(同県名護市、宜野座村)に所属するアーロン・クランフォード中尉が、米海兵隊総司令官か1月8日、非戦闘時の勇敢な行動をたたえる海軍・海兵隊勲章が授与された。

在日米海兵隊によると昨年4月23日、休暇中のクランフォード中尉は知人とともに沖縄県恩納(おんな)村周辺でダイビングを楽しんでいた際、離岸流で沖に流されそうになっていた沖縄県民を含む4人の日本人ダイバーを自分も波に流されながらも4人を1人ずつ救助したという。

救助された沖縄県沖縄市在住の男性は「このままでは死んでしまうと思った。足が固まり、ボンベの酸素が空になったため海面に出ると、押し寄せてくる波で沖の方に流され、波の勢いで口元のレギュレーターも外れてしまった」と話した。

救われた別の男性も「クランフォード中尉の助けがなければ、私は今ごろ生きてはいないだろう」と語り、命の恩人の勇敢な行動に深く感謝した。

昨年12月1日には沖縄県沖縄市で発生した車6台による多重交通事故で、在沖米海兵隊のヘクター・トルヒーヨ曹長がクラッシュした車から同県民の男性医師を救助した。ところが不運にも後続車にはねられて意識不明の重体となり、早期回復を願う声が日本全国でわき上がっている。

◇ ◇ ◇

知事というのは言わずもがな行政のトップである。県民が他国の人間に命を助けられたなら、県民を代表してお礼を言うのが仕事であろう。現にほかの都道府県ではたいていそうしている。しかし沖縄では、こういう時「知らんぷり」するのが流儀らしい。

琉球王国の長を気取っている翁長知事は日ごろ「基地問題に8~9割を費やし、福祉、子育て、教育、高齢者、経済などの政策に十分に手が回らない」と、記者会見などで嘆いている(沖縄タイムス)という。外交、安全保障は国の仕事である。それをほったらかして、せっせとアメリカ詣でに精を出している。昨年6月ワシントンに訴えに行ったが、トランプ大統領はもちろん誰一人として閣僚クラスなどに相手にされずハワイでは「国の問題だ」と面会を断られる始末。

沖縄県の翁長知事は訪問先のワシントンで下院議員らと会談し、アメリカ軍普天間基地の「沖縄県名護市辺野古への移設は困難」という主張に一部の議員から理解を得ました。ただ、政府関係者との面会はありませんでした。沖縄県の関係者によりますと、国務省と国防総省から先月に訪米した沖縄県宜野湾市長が面会した次官補代理よりも格下の関係者との会談を薦められ、知事側が断ったということです。普天間基地の辺野古移設に反対する翁長知事へのアメリカ政府の冷遇ぶりが目立つ形となりました。(沖縄タイムス)。

翁長援護団の新聞ですら、成果など何一つ紙面で紹介できなかった。

今年に入っても沖縄では米軍事故が続いた。沖縄県読谷村儀間の廃棄物最終処分場の敷地内に、8日夕に不時着した米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の攻撃ヘリコプター「AH1」は、9日午前7時20分頃、自力で離陸した。沖縄の新聞は「民家から10メートル」「またも」と書き立てた。翁長雄志知事は何と言ったか。「日本国民である沖縄県民が日常的に危険にさらされても抗議もできない。日本政府は当事者能力がないことに、恥ずしさを感じてもらいたい」。

恥ずかしいのはこちらだ。この不時着は余裕の中で行われた。アラームが鳴ったから瞬時に判断して民家を避けた最寄りの砂浜に着陸した。パイロットはマニュアル通り危険を避けて着陸したのに、「民家から10メートル」と危険を煽る。NHKも同じである。危険を冒してまで日本の安全保障の最前線に立っているのは米軍と自衛隊である。沖縄ではいつまでお気楽な「安全神話」を唱えているつもりか。

翁長知事はアメリカ兵に感謝状くらい出してやれ。

KORIAあかんわ、世界の嘲笑を一身に

「日本が拠出した10億円は韓国政府予算で出す」「日本が心から謝罪するなどして、被害者たちが許すことができた時が本当の解決だ」

何を言ってんだか。愚かな国の本性丸出し、馬鹿丸出しの文在寅大統領の発言である。慰安婦問題でウソをまき散らし誤報16本を取り消した張本人の朝日新聞ですら「韓国政府として今後どうするのか明確な考え方が見えない。理解に苦しむ表明である」(朝日)と突き放した。菅義偉官房長官の『1ミリたりとも合意を動かす考えはない』発言について、「硬直姿勢をとるのは建設的ではない」と社説で書いていた硬直した新聞がである。

「いわれのない要求に拒否を貫くのは当然だ。(中略)問題を蒸し返す新方針などありえない」(産経)

「自ら果たすべき約束は棚に上げ、日本側にさらなる譲歩を求める。韓国の文在寅政権の態度は、外交常識に外れ、非礼である」(読売)

各紙あきれ果てた見出しが並ぶが、当の韓国でもあきれ果てられているというからもう笑うしかない。

《 「韓国が10億円を拠出するというのは、ただ10億円を追加するということなのか、それとも合意の破棄を意味するのか韓国外務省に問い合わせたが、『分からない』との返事だった」

複数の政府高官はこう証言する。合意に反対する国内世論に迎合して突っ走る大統領府を、外交実務者らは呆然として眺めているという状況だったのか。

そしてこれは、文政権が今まで合意を批判する際に用いた論法とも矛盾する。

「合意は朴槿恵大統領が勝手に決めて韓国外務省は関与していないので、正当なプロセスを経ていない」

康氏は、昨年12月に来日して河野太郎外相と会談したときにはこう主張していた。ならば、韓国が今回表明した外交方針も、外務省が関与していないので正当ではないことになろう。》(産経、阿比留瑠比記者の「極言御免」)

慰安婦とともに消えなさい

「日本自ら、被害者の名誉と尊厳の回復に努力を続けてくれると期待する。(元慰安婦の)被害者が望んでいるのは、自発的な真の謝罪だ」いうセリフは大統領が変わるたびに何度聞いたことか。日本が拠出した10億円を財源とした現金支給事業では、合意時点で存命だった元慰安婦47人中36人が受け取ったか、受け取る意思を示していた。慰安婦問題は「何度でも日本から金を取れる、おいしい”ゆすり、たかり”」なのだ。

日韓合意では慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」が確認されたはずなのにこのザマだ。誰がこの国を信用するというのか。日本では下世話にこういう輩を表現する言葉がある。「馬鹿は死ななきゃ治らない」

韓国側が要請している2月の平昌ピョンチャン冬季五輪に合わせた安倍首相の訪韓も見送る方向だ。韓国側が切望する日韓スワップ交渉再開など無期限延期だ。駐韓大使も召喚したほうがよい。

 

南シナ海は中国の一大軍事拠点と化した

暮れのことだが、中国政府系サイト「中国南シナ海ネット」は、人工島造成の目的が「軍事防衛の強化」であることを初めて認めた上で、今後も島嶼の面積が拡大していくと明言した。これまで中国は、米国などから南シナ海を「軍事拠点化」しているとの批判を受けるたびに敏感に反発してきたが、完成したとたんに開き直ったかたちだ。

また、現在は中国所有の空母は「遼寧」1隻だが今年以降に建造を加速させ、2030年までに4隻の空母打撃群を運用する計画を持っていて、うち2隻は原子力空母だという。海洋権益拡大の野心を隠さなくなったのだ。

中国が南シナ海を埋め立てた場所の航空写真(写真下)を見てもわかる通り、確かにこれはすでに立派な「空母」そのものである。つまり近々中国はアメリカをしのいで空母10隻を保有する一大軍事大国となる。

こればかりではない。中国は2020年代に海上浮動式原発を20基建設する計画とされるが、同サイトは「海上原発の建設と運転開始に伴い、三沙市(南シナ海の諸島を管轄する中国の地方政府)への電力供給はさらに安定するだろう」と言及し、南シナ海の島嶼で海上原発を運用する方針を公式に認めた。

どこかの国が原発ゼロ運動でつぎつぎ原発を止め、新設計画も反対運動の高まりで遅々として進まないのをいいことに核による軍事大国建設に拍車をかけている。

現在、日米が優勢を保っているのは潜水艦能力だが、これとて風前の灯となりつつある。米ランド研究所が中国軍の「弱点」を分析した2015年の報告書によると、中国海軍は、対潜戦の能力の低さを自ら認識しており、目下着々と防潜網を構築しているという。

日本を取り巻く防潜網としては米国が冷戦期にソ連の原潜の動向を探知するために大西洋や太平洋に構築したSOSUS(ソーサス=音響監視システム)がある。その存在は1991年に公表されるまで機密扱いだった。SOSUSは太平洋ではカムチャッカ半島沖から日本列島を経由し、フィリピン・マラッカ海峡まで伸びる1本と、アリューシャン列島からハワイまでの1本、さらに米国西海岸沖に1本の計3本が設置されたという。数千個の固定式パッシブ・ソナーとそれを結ぶケーブルから成り、三角測量方式で音源(潜水艦)の位置を割り出す。条件が良ければ約1000キロ先の潜水艦の騒音を探知でき、特定した位置の誤差は数十キロという。

日本周辺では宗谷、津軽、対馬、宮古の4海峡周辺の能力が強化されているものの、台湾周辺では台湾東部・蘇澳と沖縄・与那国島間、台湾とフィリピン間のバシー海峡などに「穴」があるとされている。

これに対して中国科学院の声学研究所が光ファイバー方式の音響監視システムの研究を開始。10年1月には南シナ海の海域にシステムの設置が完了したという。これにより、南シナ海で音源(潜水艦)の方位や距離、深さ、型式が分析できるようになり、中国の対潜戦能力が大幅に向上した。各国の潜水艦の動向を把握できるようになり、中国側は南シナ海で行動する自国の094型(晋級)原潜の隠密性が高まるという。中国はまさに南シナ海にSOSUSと同等のシステムを構築しつつあるわけだ。

能天気に平和憲法擁護を叫んで進駐軍直筆の日本無力化憲法を何一つ変えられないで、夢物語の「専守防衛」をまどろんでいる間に中国はこうして軍事力を高めている。南シナ海を要塞化して次に、一気に尖閣諸島に出て来るのだろう。そのとき、左巻き連中は自衛隊に後を任せてとっとと逃げだしているのだろう。

2018年正月にみたブログ子の初夢では、近未来の軍事展望はまことに不吉なものであった。

新年にローマ法王が世界に配信した一枚の写真

焼き場に立つ少年

フランシスコ・ローマ法王が、原爆投下直後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真カードを配布するように指示したという。バチカンの広報を通じて、毎年1月1日に祝われるカトリック教会による「世界平和の日」に先立って配布された。

この写真はこのブログでも紹介したことがあるが、原爆で死んだ幼い弟を背負った少年が、火葬の順番を待っている姿だ。当時のアメリカ海兵隊の従軍写真家ジョー・オドネル氏が、原爆が投下された直後の長崎で撮影した。

ローマ法王は、この写真をカードに印刷し、裏に「戦争が生み出したもの」という文言と、自身の署名「フランシス」を記載するよう要請。短いキャプションで写真の内容などを説明しており、「幼い少年の悲しみはただ、血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶりの中にのみ表現されている」と書かれている。

CNNのバチカン専門家、ジョン・アレン氏は自身のウェブサイトで、「フランシスコが年末年始の休暇期間中に特定の画像を配布するよう依頼したのは今回が初めてだ。これは法王が、写真のメッセージが今特に重要だと考えていることを示唆している」と述べた

法王のサインとメッセージ

 

法王は核兵器を非難し、紛争が子どもたちにもたらす影響憂えるメッセージをこの写真に込めたと思われるが、ブログ子もこの写真には感銘を受けた一人だ。死んだ弟を背負い、血がにじむまで唇をかみしめ、きちんと両手をそろえて直立不動の姿勢を保つ少年のなんと凛々しいことか。

この少年のその後についてはなにもわかっていないが、この少年と同じ姿勢を保った青少年が、戦後わずかな時間で日本の再建を果たしたのだ。現在の日本人に、この「凛々しさ」があるだろうか。

子供の110番で母親が逮捕される時代

子供への虐待が後を絶たない。そんな中とうとう子供が110番かける時代になった。

子供が110番した集合住宅

兵庫県警飾磨署は28日、同県姫路市のパート従業員の母親(28)を傷害容疑などで逮捕した。調べによると、27日午後4時ごろ、泣きじゃくった子どもの声で110番通報があった。警察官が住宅に行ったところ、9歳の長男と28歳の母親がいて、長男が「母親に殴られた」などと話したほか、 母親も「言うことを聞かないので怒って殴った」などと認めたという。

調べによると母親は26日午後11時頃、小学3年の長男(9)の頭をスプレー缶のようなもので殴って全治10日のけがをさせたほか、包丁のようなものを突きつけ「ええ加減にせな、刺すぞ」などと脅していたとして、傷害などの疑いで逮捕された。長男の背中や右腕などには十数か所、あざがあり、同署がさらに原因を調べる。

25日未明には、大阪府箕面市の集合住宅で4歳の男児が死亡した。全身にアザがあり、母親の筒井麻衣容疑者(26)と同居の交際相手、松本匠吾容疑者(24)、同容疑者の友人の大倉敏弥容疑者(20)=いずれも無職=の3人が逮捕される事件があった。母親ら3人が逮捕される事件があった。

司法解剖の結果、歩夢ちゃんの死因は腹部の内出血だった。捜査関係者によると、全身に10カ所以上の打撲痕が確認された。現場の部屋は逮捕された3人と歩夢ちゃん、次男(2)の5人暮らし。筒井容疑者と松本容疑者は約1カ月前に交際を始めたばかりだった。松本容疑者が友人の大倉容疑者を引き連れ、転がり込むような形で同居するようになった。

居候の男2人がなぜ虐待を働くようになったのかまだ解明されていないが、2人は24日午後11時から翌25日午前2時ごろまで、自宅で歩夢ちゃんの腹部を殴るなどして殺害したとしている。母親が110番通報したが、その直前に男2人を部屋から逃した。「かばおうと思った」と供述している。その後、両容疑者は現場近くの交番へ出頭した。

どうしてこうした出来損ないの母親が出てくるのか。母性本能がどこか劣化してきたとしか思えない。母親としての子どもを慈しむ部分が欠如してきたのだから、もはや子供が自分で110番するしかなくなったのだ。ひどい時代になったものだ。

貴乃花親方の理事解任は当たり前だ

協会の臨時理事会を終え、そうそうに部屋に戻った貴乃花親方

日本相撲協会は28日、貴乃花親方(45)=元横綱、本名花田光司、東京都出身=の理事解任と2階級降格を決議した。来年1月4日に開く臨時評議員会で正式に決まる。

ブログ子が早々と「理事解任」と結論を書いたとおりでまったく妥当だと思うが、余計な一文がついている。八角理事長自ら「2月の理事選挙に出ることは可能だ」とつけ加えていたから、若乃花親方擁護論があるなか妥協した「大甘」処分だといいたい。

協会への報告をしなかったことについて、若乃花親方の言い訳として「ほかの部屋の力士なら報告したろうが自分の部屋なのでもう少し調べてから」云々とわけのわからない弁明が紹介されていたが、普通の会社、ないしは社会では通じない。上への「「報(告)連(絡)相(談)」はイロハのイである。

こんな言い訳が平気で通るところは、国技など名ばかりで、「無理編に拳骨」の特殊社会である何よりの証拠だろう。相撲は「興行」だと書いたが、格闘技ではあるが、阿吽の呼吸も技のうち、スポーツに名を借り、さらに神道というオブラートで包んだ「神前興行」なのだ。だから法律論や安っぽい正義感で批判しても始まらない。

それにしても相撲協会の第三者調査委員会から評議員、テレビのワイドショーのコメンテーターまで元検事、ヤメ検、弁護士ばかりである。稼ぎ時とばかり画面にあふれているがおかしくないか。何度も言うが、興行で成り立っている世界に法律を振りかざす輩が何の役に立つのか。また「相撲記者クラブ会友」とかいうのが盛んに解説しているがこれもおかしい。理事長以下出席した芸者、ホステス付き懇親会で「名ばかり会費」で遊んでいて、協会批判のコメントができるのか。

貴乃花親方のガチンコ精神を讃える週刊誌というのもちゃんちゃらおかしい。「興行」の世界にガチンコは、聞こえはいいがドン・キホーテ以外の何ものでもない。テレビで貴乃花の仏頂面はこれ以上見たくない。

拝啓 サンタさん

クリスマスイブである。我が家も今宵、長女の家庭の孫娘3人からパーテイーに誘われている。中1、小5、小2へのプレゼント選びのために家内と、孫からは叔母にあたる次女がこの1週間走り回ってハリーポッター全冊、ヘッドフォン、文具などを買い集めてきた。

そろそろ、サンタへの疑問を持つ年ごろになって来たのが気がかりだ。我が家では娘が小さかったころ、このブログでも書いたことがあるが、子どもが架けてきた間違い電話から始まった、ノーラッド(NORAD)=北アメリカ航空宇宙防衛司令部=が毎年実施している、「今、サンタはどこを飛んでいるか」わかるサイトを見せればよかった。今年もこのサイトhttps://www.noradsanta.org/で世界中の子どもの期待に応えているようだ。

今年、そんなサンタに疑問を持った日本の小学校4年生の女の子が書いた手紙が話題になっている。「我が家にはえんとつがないのにどうして入ってくるの」などはポピュラーなものだが、「プレゼントを仕入れるお金は‏どうしているの」という、サンタが答えに詰まるであろう質問がある。結局「大金持ちの人が出資しているサンタ株式会社の新入社員」が「世界中の子どものお願いを聞いて回っているんでしょう」と推定しているのが、なんともほほえましい。

その手紙の内容を以下に紹介するが、実物の手紙はこのブログで見ることができる。
http://temita.jp/twitter/55192

≪拝啓 サンタさん
私はサンタさんに多くのぎ問があります。

最初私は、サンタさんは赤いぼう子と服を着て、トナカイに
乗ってくる白いヒゲのおじいさんだと思っていました。
でも大きくなるにつれてサンタさんへのぎ問がたくさんわいて
きました。

まずうちにはえんとつがないのにどうやって家の中に入って
くるのか不思ぎです。

それにサンタさんの仕事はプレゼントを作ったり、買ったり
してとどけることだけれど、そのためのたくさんのお金は
ふ通のおじいさんだと用意できないと思います。

トナカイが空を飛ぶのもまずありえないです。

毎年お母さんは11月の終わりのころに小人から、プレゼント
のリクエストを聞くために電話がかかってくると言います。

でも私は、その電話をかけているのは小人ではないのでは
ないかとうたがっています。≫

≪サンタさん、サンタさんは本当は子どもを喜こばせたい
世界中の大金持ちの人たちがきふで作ったサンタかぶ式会社
のぎょう者さんなのではないですか?

毎年お母さんに電話をかけてくるのは、小人ではなくサンタ
かぶ式会社の新入社員の人なのではないですか?

大人はみんなひっこしの時にサンタかぶ式会社に家のあいかぎ
をあずけているのではないですか?

もしそうならサンタかぶ式会社のかつ動は、とてもすばらしい
のでぜひこのかつ動をいつまでもつづけてください。≫

麻生”親分”御用達の「ボルサリーノ」倒産

イタリアの老舗帽子メーカー「ボルサリーノ」が18日、破産手続きの申請を行った。

映画『カサブランカ』でハンフリー・ボガートが着用、あるいは映画「インディ・ジョーンズ」でハリソン・フォードが愛用しているハットなどを手掛けたところである。まだまだある。マイケル・ジャクソンは「ボルサリーノ」のハットを手放さなかったし、デヴィッド・ボウイは最後となった撮影で黒のフェドーラを着用した。

1970年の仏ギャング映画『ボルサリーノ』の題名は、人気俳優のアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが着用した独特なフェドーラスタイルハットに由来する。などなどこの名店をめぐる話題には事欠かない。

この粋な帽子が目に入らぬか

おっと日本人を忘れていた。麻生太郎副総理兼財務相である。G20の財務相・中央銀行総裁会議などに出発するときの羽田でのいでたちがよく新聞に出るが、あの帽子を斜めにかぶった粋ないでたちが「ボルサリーノ」である。セレブの着こなしに無智なマスコミは「マフィアの親分のようないでたち」と評したが、あの帽子一つが最低でも3万円、親分のは多分10万円はくだらないという代物である。

 

ファーの襟付きの黒のロングコートに淡いブルーのマフラー、斜めにかぶった黒のボルサリーノ。粋なクラシックスタイルなのだが、あの人相では、たいていの人はイタリアのマフィアを連想してしまうのはまあ無理もない。ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「粋なデビュー」としつつも、「ギャングスター・スタイル」と評した。

創業160年の歴史をもち、1920年には200万個ものハットを製造していた名門帽子店だったが、傾いたきっかけはオーナーのでたらめ経営。元オーナーであるマルコ・マレンコ氏は、2015年に詐欺と脱税によりスイスで逮捕されている。

傾いてからはイタリアの投資会社「ヒエレス エクイタが、3500万ドル(約39億4200万円)もの負債を抱え経営難で苦しんでいた「ボルサリーノ」を救うために経営権を握って再建をはかったが駄目だった。。

スーチーはなぜロヒンギャに冷たいのか

ロヒンギャ問題ではローマ法王もスーチー女史の説得に乗り出した。

ミャンマーのムスリム(イスラム教徒)系少数派ロヒンギャ迫害はひどいものだ。国際医療NGO「国境なき医師団(MSF)」の調べでは今年8月25日以降、1カ月で少なくとも6700人が殺害されたと推定されると指摘している。ミャンマーの公式発表では400人だ。明らかに嘘をついている。バングラデシュに逃れたロヒンギャはいまや推定約52万人に達している。

なのに、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は「ミャンマー国民でもないロヒンギャを追い出して何が悪い」と平然という。彼女が受賞したノーベル平和賞を剥奪する動きも活発になって来た。英オックスフォード市議会は、97年に「民衆化への長い苦闘」をたたえて授与した称号「オックスフォードの自由」を永久に剥奪することを正式に決定したし、英BBC放送もロヒンギャ問題でスー・チー氏が、「暴力を見て見ぬふりをしている」と非難している。

スー・チー女史となにより関係が深いイギリスで非難行動が強いというのは歴史の皮肉だ。というのも、彼女は1967年にオックスフォード大を卒業し、在学中に夫の故マイケル・アリス氏(99年に英国で死去)と知り合い家庭を築いたのだから。

日本人にはミャンマーというよりビルマという旧国名のほうがなじみだが、その独立には日本が深く関わってきた。日本敗戦後も現地にとどまり独立運動を支援した日本軍兵士も数多い。ブログ子もそのうちの一人で伊豆で果樹園経営を手広く行っていた人にキーウイ栽培法を教えてもらったことがあるが、彼の許にはビルマ大使が赴任するたびに挨拶に訪れてきていたくらいである。

ロヒンギャ問題を考えるとき英国の悪行に触れないわけにはいかない。英国はビルマ全土を植民地にすると、インド人や華僑を入れ、山岳民族を山から下し、敬虔な仏教徒ビルマ人の国を多民族多宗教国家に作り変えた。そのときはるか西の地に暮らしていたイスラム教徒、ロヒンギャも「移植」したのである。

現在エルサレムをイスラエルの首都として認めるとトランプが宣言したと大騒ぎしている。もとはといえばユダヤとアラブに対するイギリスの「二枚舌」「三枚舌」外交が招いた災いだが、ビルマでもイギリスのでたらめな植民地政策が今に至るも災いをもたらしているのである。

日本軍がビルマに入ったとき、英印軍は逃げた後だった。日本軍はこの国の軍隊をビルマ人の軍隊に作り直し、アウンサンと彼の仲間ネ・ウインにその指導を任せた。スーチー女史の父親、アウンサンは日本軍に同行するインド人が嫌いだった。彼は英軍将校とこっそり会って「ビルマの独立承認を条件に日本軍を裏切る約束をした」(ルイス・アレン『日本軍が銃をおいた日』)。そして昭和20年3月、彼はそれを実行した。戦後、戻ってきた英国はビルマの独立が避けられないことを知ると、裏切り癖のあるアウンサンを暗殺して去っていった。

後を継いだのは英国が嫌いだったアウンサンの盟友ネ・ウインで、英国の求めた大英連邦入りをきっぱり拒否し、道路交通規則も英国流の左側通行を廃止した。英語で行われていた高等教育も自国語授業に切り替えた。

反英の塊、ネ・ウィンを切り崩すために英国が使ったのがアウンサンの忘れ形見スーチー女史である。彼女は子供のとき旧ビルマ総督に引き取られ、英国で30年を過ごした。英国人の夫との間に二人の子もいた。 「英国人スーチー」は母国に戻るや野蛮な故国の民主化に燃えた。英国も手を尽くしてノーベル平和賞やサハロフ賞を彼女に与えた。やがて彼女は国家顧問に就任した。

事実上の国家元首になって、また英国人の夫も亡くなって、はじめて英国がこの国にもたらした災いの大きさに気づいたのではないか。自国に巣食う異民族、ロヒンギャが許せなくなったのだ。ロヒンギャが警察を襲ったのを機に彼女は公言し始めた。「国の主権を無視する存在は許せない。国籍も持たないものを排除して何か悪い」。

ロヒンギャ迫害がいいわけないが、ビルマ史を知って、スーチー女史がはじめて愛国心に目覚めた結果だと思えば、少し見方が変わるのではないか。

広島高裁判事のイタチの最後っ屁判決

 再稼働済みの四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)に対し、広島高裁(野々上友之裁判長)は13日、先に申し立てを却下した3月の広島地裁決定を覆し、運転を差し止める決定をした。

その判決理由というのにあきれた。伊方原発から130キロの位置にある阿蘇山の巨大噴火の恐れだという。9万年前に起きた破局的噴火の規模が今後起きた場合、火砕流が到達する可能性は否定できないというのである。

発生確率が「日本の火山全体で1万年に1回程度」であっても、火砕流が豊後水道を超えて伊方原発届く可能性があるからダメという理屈はあまりに馬鹿ばかしい判断ではないか。高校で地学を学んだ程度の人でもこの非科学的発想にはあきれ返るであろう。野々上判事は今月で退官するそうだが、まさにイタチの最後っ屁である。

原発裁判でのおかしな判決は、過去に大津地裁の山本善彦裁判長が、山を越えた福井県にある高浜原発の3、4号機について万一の場合は滋賀県にも影響があるとして運転を差し止める仮処分を決定したことがある。こちらも退官直前の判事だった。この他にも地裁判断で運転差し止め判決が出たことがあるが、すべて高裁でひっくり返っている。ところが今度はその高裁でのおかしな判決である。判事たちの常識を疑わざるを得ない。

四国電は今後、高裁に異議申し立てする方針で、同じ広島高裁の別な判事が審議することになり「まともな」判決になることを信じたいが、今回の決定を覆す司法判断が出るまで運転は再開できないから影響は大きい。

あちこちの地裁に同様の裁判が起こされていて審議中だから、また変な判決が出る可能性がある。日本の原発については、本来、原子力安全行政の権限を持つ原子力規制委員会が厳格に定めている規制基準に添って是非を判断している。なのに、その原子力規制委員会の頭越しに、裁判所が原発の運転の是非をばらばらに判断していること自体が間違いなのである。

大相撲が国技だなどと思うから混乱する

連日のようにワイドショーをにぎわせる日馬富士の貴ノ岩暴行事件。今では本筋を離れて沈黙を押し通す、貴乃花親方批判に傾いている。

「理事のくせに協会に協力しないのは組織人失格」
「改革したいからって、飲み屋のケンカを大騒ぎしすぎだ」
「正義感からかもしれないが、なにもしゃべらないのは頑固すぎる」

はては、「ファッションがヤクザみたい」「理事会でふんぞりかえって態度が悪い」などというのもある。昨日のテレビでは、貴乃花親方は、捜査が終わって送検されたら貴ノ岩の協会聴取に応じると言っていたのに、今度は起訴されたら応じると、引き延ばしをはかっている点を遠回しに批判していた。

どんどん見当外れな方向に進んでいる原因は大相撲が国技で、格闘技というスポーツの頂点に位置付ける点にある。まるで国旗、国歌と並ぶような扱いだが、実は国技でも何でもない。はっきり言えば「興行」である。

優勝力士に与えられる賜杯とてまるで天皇陛下から下賜されたようにふるまっているが、相撲協会が自分の金で作ったもので、競馬の天皇賞と同じようなものである。勝手に権威付けしたものだ。

もともと相撲部屋は「無理偏に拳骨」がまかり通る世界で、親方も弟子もそれを受け入れることから成り立っている。千秋楽7勝7敗の力士の勝率が異常に高くともここでは美談である。贔屓筋から呼ばれたら現ナマがもらえるから馳せ参じる。昔は「男芸者」といわれても文句は言わなかった。

親方は横綱を従えてあちこち回りタニマチからの祝儀を独り占めする。ブログ子は表参道で開かれた千代の富士の誕生パーティーに招かれたことがある。親方の北の富士に祝儀が行くのを目撃したから間違いない。地方巡業の実態も知っているが、地方の名士にはやくざが多い。まるまるやくざが仕切っているところも今もあるに違いない。

貴乃花親方が何を勘違いして正義感を振り回しているのか知らないが、大相撲というのは神聖なものでも高揚した日本精神の発露でもない。ほかのスポーツと違い、格闘技に見えるぶつかり合いを、神道の様式美というオブラートに包んで、大向こうを喜ばせる「興行」なのである。そうした視点から見たら、貴乃花の独り相撲が滑稽に見えるのである。

今回の事件でブログ子が下す処分である。日馬富士は引退したからこれでよい。貴ノ岩は診断書も出さずに休場したのだから降格である。わけのわからない行動で混乱させた若乃花親方は理事解任である。

あの無人島で10日間生活した北大探検部

11月から、秋田、青森、新潟、佐渡など日本海側に相次いで北朝鮮の漁船が漂着、同時に多くの遺体が打ち上げられている。その中で北海道松前町沖の無人島、「松前小島」にイカ釣りの漁船1隻がたどり着き、10人が上陸した。松前小島には夏の間だけコンブ漁で滞在するため小屋があるが、そこからテレビ、冷蔵庫、オートバイ、炊飯器などが持ち出されていて、巡視船が近寄ったとき海上に投棄している姿が確認されていたという。島にある灯台のソーラーパネルも3,4枚持ち去られていた。

松前小島には北大探検部員が上陸したことがある

 

今、この無人島に注目が集まっているが、ブログ子はこの小島の半世紀前の出来事を懐かしく思い出している。59年前の昭和37年夏、北大探検部員数人が松前の沖合25キロにある、この無人島に上陸、10日ほど自活したことがあるからだ。

ブログ子は教養部の同級生の友人と2人で北大探検部を立ち上げた(現在も存続しているようだ )。この夏の事業として①函館から海上保安部の巡視艇で無人島に送ってもらい10日後に迎えに来てもらう間に、自分で釣った魚と岩陰にいるウニ、アワビを食べ、島に自生している植物で生き延びる②京大との共同企画でアフリカに類人猿研究チームを派遣③スクーターによる根室・納沙布岬から鹿児島。佐多岬までの日本縦断旅行――という企画を立てた。

ブログ子は③に参加したので、無人島に上陸はしていないのだが、企画書を書いたのである程度は島のことは把握していた。現在のような立派な漁港はなくて、簡単な船着き場くらいだった。崖を這い上るくらいの感じだったが、今回盗まれたことで分かったがオートバイを使うほどの道が作られているとは驚きだった。発電機なのだろうが、炊飯器やテレビもあるとはずいぶん「進化」したものだ。当時も灯台は無人だったと思うが、ソーラーパネルで発電する仕組みとは大変な進歩である。

今考えると、探検というよりテレビ番組でやりそうな企画で笑止千万であるが、当時はスポンサーを募るなど真剣だった。何人派遣したか思い出せないが、探検部員には非常用に少しのコメとマッチは持たせたものの、ほとんどは魚を釣ってその辺の海草やウニ、貝で自活することを目指し、離島の時には「立つ鳥跡を濁さず」を徹底させたたものである。北朝鮮の漁民もそのくらいのことはしてもよかったのではないか。

漁民の漂流事件から窃盗事件へ変化してきた。上陸を拒否しているというから、軍が関係した工作員の疑いかあるのも不気味だ。漁民の漂流とわかっても、北朝鮮には賠償金を払わせてから送還すべきだ。

広辞苑が「台湾は中国の省の一つ」と記述

「台湾は中国の26番目の省」と書く広辞苑

広辞苑を10年ぶりに全面改訂、第7版を来年1月刊行すると岩波書店が発表したのは先月下旬。

平成20年に刊行された第6版より総項目数は1万を加えた約25万項目になる。今回の改訂では、基礎的な動詞や形容詞の説明刷新に力を入れたほか、「ブラック企業」「LGBT」「婚活」「スマホ」「ツイート」など、第6版刊行後の社会や技術の変化を受けた言葉を多数収録。

人名は1月に米大統領に就任した「トランプ」をはじめ、「高倉健」「赤塚不二夫」「ジョブズ」「スピルバーグ」などが追加。俗語では「がっつり」「ごち」「ちゃらい」など、定着したと判断された言葉が採用されたほか、「炎上」の項では「インターネット上で、記事などに対して非難や中傷が多数届くこと」という新たな説明が加わったという。

ところが、その新改訂では「台湾は中国の省の一つ」などと書き替えられたため、台湾の人たちから猛烈な抗議の声が上がっているという。

台湾出身の評論家・黄文雄さんのメルマガによると、広辞苑の中における台湾についての表記が問題だと言われているのは、次の3点だという

●台湾の項目にある「1945年日本の敗戦によって中国に復帰し、49年国民党政権がここに移った」。

●中国地図に、台湾が中国の26番目の省として記述されている。

●日中共同声明の項目の記述で、「日本は台湾が中華人民共和国に帰属することを実質的に認めた」という記述。

メルマガでは、広辞苑記述について一つずつ根拠と資料を挙げて誤りを指摘しているが、少し台湾の戦後史を知っているなら、明らかに間違いだと気づくことばかりである。それを改定版に名を借りて書き加えたのなら。恣意的に中国サイドに立った編集意図が見えてくる。

岩波書店は老舗中の老舗ではあるが、近年では「進歩的知識人」の拠点とされている。特に雑誌「世界」は左翼の論壇誌として君臨し続けてきた。記述を見ると明らかに左翼、それも中国から見た歴史観、世界観で、現在の台湾の実情とはかけ離れている。

日本が併合していて戦後独立した台湾は、韓国と違っていまだに声を大にして親日を掲げる国である。抗議の声が上がっているというのを聞くと胸が痛む。

黄文雄さんが書いている。「中国も台湾も、ともに戦後はいばらの道をあゆんできましたが、それぞれが違う道を歩んでいたわけであり、台湾が中国の一部として歩んできた歴史は一日たりともありません。」

これは広辞苑の犯罪である。彼らが「炎上」について加筆した通り、避難や中傷が多数届いているのもうなづける。

「新語・流行語大賞」は消えろ

このブログは明日12月1日「新語・流行語大賞」が発表という時点で書いている。だれもが「このハゲーッ!」だと思っているだろうに、どうも「インスタ映え」になるらしい。

ブログ子は「新語・流行語大賞」は、極めて特定の政治的意図から選定されていると思っている。主催者は「計7名の識者による厳正なる審査によって決定されます」というが、メンバーをみると、姜尚中、鳥越俊太郎といった「左巻き」が牛耳っていて、2014年は「集団的自衛権」が大賞であり、トップテン入りのものは、13年に「特定秘密保護法」「ヘイトスピーチ」、15年に「アベ政治を許さない」「シールズ」、16年に「保育園落ちた日本死ね」…といった具合である。今年も「共謀罪」がノミネートされている。

鳥越俊太郎は、昨年夏の東京都知事選で民進、共産など4野党の推薦を受けて都知事選に臨んだものの、トンチンカンな演説や口から出まかせの公約をまき散らして小池百合子知事に敗れただけでなく、次点だった与党推薦候補にも4万票以上の差をつけられる惨敗した。

ブログ子は彼がベトナム戦争の時の特派員時代から知っているがはっきり言ってリベラルを気取った偽善者である。.妻に浮気がバレた時に「体は裏切ったかもしれないけど、心は裏切ってない!」と言い訳して切り抜けたと平然と話しているのを見てもわかるだろう。

今年の「新語・流行語大賞」の候補30語が発表されたとき、積極的に取り上げたのは朝日、毎日、東京で、控えめに報道したのが産経、読売である。前者は「首相官邸の意向を役人がおもんぱかったと指摘される森友・加計学園問題を象徴するキーワード「忖度」や民進党議員が委員会にまでプラカードを持ち込んだ「共謀罪」を取り上げたくて「新語・流行語大賞」の場を借りて「印象操作」(ノミネートにはないが)したのである。

安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、学校法人「森友学園」問題を巡る朝日新聞の報道について「(学園前理事長の)籠池泰典被告が言ったことをうのみにし、安倍晋三小学校という申請があったと報道した」と批判した。

朝日新聞は5月、籠池氏への取材に基づいたとして、同氏が「安倍晋三記念小学校」の校名を記した設置趣意書を財務省近畿財務局に出したと報じた。これに関し近畿財務局は24日、それまでほぼ黒塗りで開示していた趣意書の全文を開示したが、そこに書かれていた小学校名は「開成小学校」だった。「フェイクニュース」など立派な大賞ものではないか。

「このハゲーッ!」と同じくノミネートにされなかったのが、「排除いたします」だ。民進党が四分五裂したきっかけを作った、小池百合子東京都知事の一言こそよほど「大賞」にふさわしいではないか。とどのつまり、左翼の色がつきすぎた「新語・流行語大賞」などいらないのである。

カウンターが「24万」ページビュー突破 

フロントページに設置しているカウンターが11月29日朝「24万」を超えました。23万突破が今年2月21日でしたので9か月で1万というペースです。

毎度書いていますが、このペースでは少ないように思われますが、実は検索や「お気に入り」で直接目当てのページに行く人が多いのです。

アクセスログ解析というで日々の閲覧者数がわかるのですが、月間総計のページビューを見ると、今年7月が112万、8月121万、9月92万、10月106万といった具合です。スタート当初は月1000もなかったことを思えば驚くほどの閲覧数です。

最近のログ解析では閲覧ベストテンのトップは「八ケ岳の天気」と「標高の科学」が常連で「アサギマダラの神秘」と「ブン屋の戯れ言」が時々入ってくる、というところです。

「北朝鮮からの難民が押し寄せる」悪夢の始まりだ

23日夜、秋田県由利本荘市の海岸付近にある船舶係留施設「本荘マリーナ」に、不審船が漂着、近くで北朝鮮からの来たという男性8人が保護された一件。

ニュースを聞いたときブログ子は「いよいよ北朝鮮からの難民が押し寄せてきたか」と思った。結局彼らが言う通り「漁をしていて船が故障し、漂着した」とわかったが、日本海沿いに11月までに15隻が漂着している。27日、秋田県男鹿市の海岸に漂着した木造船船内からは白骨化、ミイラ化した8人の遺体が発見されている。

北朝鮮は慢性的な食糧不足を解消するため国策として漁業を奨励、冬場も「冬季漁獲戦闘」と称し、朝鮮労働党が示す漁獲量目標を達成するため積極的に漁に出るよう呼び掛けている。党機関紙、労働新聞は、今月始まった冬季漁獲戦闘での各地の成果を紹介し、漁師らを鼓舞する記事を掲載している。

秋田県に漂着した漁船が出港したとみられる北東部、清津の水産事業所でも「漁獲実績が日増しに高まっている」と報道。同事業所は漁獲戦闘を「ほぼ1カ月間、徹夜で行う」といい、独自で造った船も参加。11日には漁に適さない悪天候の中でも集中的に漁を行い「高い実績を記録した」と伝えている。

結局、彼らは”ロケットマン”、金正恩が出した「漁業特攻隊」で、日本のEEZ内で好漁場である大和堆で不法操業していて嵐で転覆したり、エンジン不調で東北の日本海沿岸に漂着したようだ。

昨年から今年にかけてギリシャ、トルコに押し寄せる60万人ともいわれる難民の写真を多く見た。難民らの大半はシリアやアフガニスタンから逃れてきた人たちだが、あくどい密航業者に全財産はたいて貧弱な船で渡ってくるが、難民や移民を乗せたボートや小型船が悪天候により遭難する事故が相次いだ。海岸に打ち寄せた水死体の写真を見たが子供が多いのがやりきれない思いだった。

これと同じ難民が、北朝鮮から押し寄せてくると思えば、日本も他人事でいられるわけがなかろう。韓国への脱北者を見てもスパイや、再び北朝鮮に戻って「韓国は天国でなかった」と叫ぶ”二重スパイ”まがいが跋扈している。こうした事態への対応を日本はどうするのか。「もりとかけ あとはたぬきで 化かすんか」の国会議員や漂着船を流出させる県警まで平和ボケのニッポンが不安でならない。

アルゼンチン潜水艦は水素爆発か

南米アルゼンチンの南部沖で今月15日から消息を絶っている同国海軍の潜水艦「サンフアン」(乗組員44人)の安否を気にかけている。ブログ子はことし2月このブログで「潜水艦救難母艦『ちよだ』の進水と佐久間艇長 」を書いた。現在、日本は潜水艦救難では深海救難含めて世界一の技術を持っているが、そのきっかけとなったのがた1910年(明治43年)4月15日発生した第六潜水艇(艇長 佐久間勉 大尉)の悲劇であることを書いた。

日本の裏側アルゼンチンでの事故で、いくら救難に駆け付けたくとも現有の救難艦の船足をもってしては間に合わない。遭難海域にはアメリカ、ブラジル、チリなどの艦艇、英空軍のボイジャー機も捜索活動のため馳せ参じているが名だたる荒海で捜索は困難を極めているようだ。

アルゼンチンはフォークランド紛争で英国と戦い、負けた。その英国や同盟国の米国の手を借りないと潜水艦事故に対応できないということだが、この種の事故では敵味方関係なく助け合うのが国際的な習わしである。ロシア潜水艦の事故では海上自衛隊の潜水艦救難艦が出動した例もある。

【11月23日 AFP】アルゼンチン海軍の潜水艦「サンフアン(ARA San Juan)」が同国沖で消息を絶ってから、22日で丸1週間が経過した。艦内の酸素が尽きたと懸念され、乗組員44人は生存の希望が薄れつつある。同海軍は、最後の通信があった数時間後に現場海域で「異音」が検出されたことを明らかにしたが、爆発によるものなのかは確認していない。

同艦は15日に同国沖の南大西洋を航行中に連絡が途絶えた。当局によると、艦内にはその時点で乗組員が7日間生き延びられる量の酸素があった。しかしその7日間を過ぎた。海軍報道官は「捜索は続いている。どんな種類の通信も検出されていない。手掛かりは全く無い」と語った。

報道官はその後、サンフアンが15日に最後の通信を行ってから約3時間後、その海域から北に48キロの海中で「異音」を検出したと発表した。ただ、爆発だった可能性があるかという質問には「裏づけや検討が必要」と述べるにとどめた。

同艦は15日にバッテリーの問題を報告し、進路を変えて母港のマルデルプラタに向かうと伝えていた。この異音に関し、「異常な、単発の、短く激しい核以外の現象で、爆発と一致する」と述べた。

「バッテリーに深刻な問題があると、水素を発生する可能性がある。水素が一定割合を超えると爆発性を帯びる」という。

マルデルプラタの海軍基地で安否を気遣う家族

 

サンフアンはドイツ製のディーゼル式で、ドイツ海軍特有の小型のUボート。韓国も6隻所有しているが部品不良やディーゼル不調などでうち5隻が動かないと問題になっているほど。メンテナンスがいい加減ということも考えられるが、もうひとつ安定性にかけるところがある。

いくら優秀な救難艦を持っていても、これまでの潜水艦事故で海底から救助した事例はないだけに軍港に駆け付けた家族が悲嘆にくれる写真を見ると痛ましい。

面白うてやがてあきれる飛行機雲

アメリカ海軍のパイロットが11月16日、F18戦闘機に乗って飛行機雲で青空に巨大な「絵」を描いたことが問題になり、米海軍は謝罪しこの戦闘機パイロットを飛行停止処分にしたと。
アメリカ西部ワシントン州オカノガンの住民は、上空を飛ぶF18戦闘機が曳く飛行雲を眺めていたらだんだんおかしなものに見え始めた。
住民のタリーン・トーマスさんは、「パイロットは最初、数字の8を描こうとしていると思った」という。しかし、「8を描いたと思ったら、戦闘機は真っ直ぐ上昇して、この作品を描きました」と語った。

その様子をとらえた写真がTwitterなどに投稿されると、瞬く間に拡散された。SNS上では、笑いのネタになったが、子供たちに説明を求められ動揺した家庭もあったという。
カナダのオンラインニュースサイト「thestar.com」によると、海軍報道官は17日、同軍所属のパイロットが「わいせつなイメージ」を空に描いたことを認め、問題のパイロットには飛行停止処分を科し、「海軍はこの無責任かつ幼稚な行為について謝罪する」「性的な具象を描くような、分別のない未熟な態度をする者に、海軍の航空部隊の居場所はありません」との声明を発表した。
それにしても米軍というのはずいぶん自由な飛行訓練を許しているもんだ。世界のあちこちで戦闘あるいは準戦時体制下にあるというのに。

貴乃花親方の策略の線が濃くなった

大相撲の横綱日馬富士による暴行問題。当初から貴乃花親方の一連の行動とメディアへの沈黙から、どうも胡散くさいと思っていたが、サンケイスポーツによると日本相撲協会は暴行問題で貴乃花巡業部長の責任を追及、12月に開催される冬巡業には貴乃花巡業部長(元横綱、45)、玉ノ井巡業部副部長(元大関栃東、41)を帯同させない方向で調整しているという。

肝心なところで沈黙が目立つ貴乃花親方

同紙によると、貴乃花親方は貴ノ岩の師匠として被害届を取り下げず、強硬姿勢を崩していない。一方で、巡業部長として報告を怠ったことなどを疑問視する指摘が協会内に広がっていて、師匠のなかには「安心して弟子を(巡業に)預けられない」「大切な力士を預かっている意識が薄い」など、貴乃花親方に直近の冬巡業の管理を継続させることに疑問を投げかける指摘が浮上。

これを受け、協会は2人の代理として貴乃花親方の代理に協会理事の山響親方(元幕内巌雄、47)、玉ノ井親方のかわりに山科親方(元小結大錦、64)らを軸に人選が進んでいるという。

ブログ子はサンスポの編集責任者をしていた時期があり、記者が協会によく食い込んでいることや僚紙の夕刊フジには相撲協会の親方の息子が記者をしているなど、情報の正確さには今でも信頼を置いている。

貴乃花親方への疑念は①事件は秋巡業中の10月26日に起きたが、貴ノ岩は翌日から4日間巡業場所を普通につとめ周囲も誰もケガに気づかない程度だった。稽古などを見守った玉ノ井親方は「(暴行は)全く知らなかった」とし、頭部や顔面の外傷は見受けられなかったと説明した。②なのに、秋巡業最終日の10月29日には親方は鳥取県警へ被害届を提出している。③協会が11月2日に同県警からの連絡で事件を把握して問い合わせたときに、被害届を出してケガと診断書の内容を知っているはずなのに、「よくわからない」と返事をしている。当日の2日には「重症」の貴ノ岩とともに福岡・田川市役所を表敬訪問していた。④本場所2日前に提出すべき診断書が本場所2日目まで遅れた。同診断書を作成した医師は、その後の協会側の調査に「初日から相撲を取ることに支障はなかった」との回答をしているのに、無理に休場させている。⑤なにより、巡業を管理する部長として協会執行部へ問題の報告をすることもなかった。

協会はとりあえず、不手際がはっきりしている⑤で巡業部長としての責任を問うたわけだが、今後の捜査で①から④までの疑念が解明されれれば、貴乃花親方の意図がどこにあったかがわかるだろう。

貴乃花親方は14日の協会による事情聴取の席上で「(第三者を)立てなきゃいけないようになるかもしれない」と、代理人を立てた法的措置を視野に入れた発言をしたとされる。春日野広報部長(元関脇栃乃和歌、55)は「最終的にどこへたどり着きたいのか」と、その胸中をはかりかねているようだ。

憶測されているのは  来年1月には2年に1度の協会の理事候補選挙が開催される。一門から誰が出馬するかなどを選ぶ一門会が、九州場所中に開かれるのが恒例だ。貴乃花親方は2年前に行われた、理事長選挙に立候補したものの6対2で惨敗した因縁がある。協会執行部への抵抗のなせる所業という見方が多いが、的を射ていると思う。

「ろくでもない国」ジンバブエでやっとクーデター

このブログではアフリカのジンバブエという「ろくでもない国」について何度も書いてきた。

レストランで食事をすると箸をつけた時にテーブルに山積みの現金を積んでも出るときにはさらにもう一山の現金が必要になる「2億パーセント」という世界でも見たことがないハイパーインフレについて。ムカベ大統領は40歳も下の部下の将校の妻を見染めて後妻に差し出させ、その将校は功により中国大使に任命された。その女房、グレースというのがまたとんでもない悪妻でダイヤモンド鉱山の権利を独り占めして、パリなどの高級衣料店で札束を切っては遊び歩き「グッチ・グレース」の名をとどろかせ、追いすがるパパラッチをダイヤの指輪で切り付けて深手を負わせた。・・・思い出すだけで紙面がいっぱいになるほどだ。

ムガベ大統領(左)と次期副党首におさまった時のグレース夫人(右)。(2017年11月8日撮影)

 
南アフリカ政府は15日、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領(93)が自宅軟禁下に置かれているとする声明を発表した。同日朝に南アのズマ大統領がムガベ氏と話した際に、ムガベ氏が自宅軟禁されていると示唆したものの、元気でいると語ったという。軍がクーデターをおこし軍が国家権限を掌握したとみられている。ムガベ氏の妻のグレース夫人(52)については、ナミビアに逃亡したとの情報や軍の監視下にあるとの情報が錯綜している。

「世界最悪の独裁者」の国では軍が37年間ムカベ大統領を支えてきた。盤石の独裁と見えた軍がなぜクーデターを起こしたのか。エマーソン・ムナンガグワ副大統領がムカベの後継者と目されていたが、なんとグレース夫人が次の大統領を目指し始めたのだという。女房に言いなりのムカベが副大統領を解任したことに、国軍トップのコンスタンチノ・チウェンガ司令官が反発、首都近郊で複数の軍装甲車を出して制圧したようだ。

ジンバブエ独立を率い、1980年から政権を握ってきたムガベ大統領に対し、軍が突然反旗を翻したことを受け、国民の間では圧政を敷いてきたムガベ政権が間もなく崩壊することを期待する声が上がっている。

しかし、これでジンバブエが自由の国になるかというと怪しい。この30年間で中国がこの国をしっかり傘下におさめていて政治も経済も中国なしでは動かないようになっているのだ。現に次期大統領目されていたムナンガグワ副大統領の身柄もいま中国の保護下にある。つまりクーデターがどうなろうとも次の指導者もまた中国のいいなりになるほかないようにできている。

複雑怪奇なジンバブエの歴史を説明する余裕がないが、どうして「ろくでもない国」になったという点をかいつまんで読み解くには「”世界最悪の独裁者”は生き延びられるか クーデタに揺れるジンバブエと中国の”二股戦術”」というコラムがあるのでお読みいただきたい。

「習近平の笑顔」を初めて見た

ベトナムのダナンで習近平国家主席と安倍晋三首相が6回目の日中首脳会談を行ったが、その際の両首脳の握手の写真というのをみて、おやおやと思ったのはブログ子ばかりではなかろう。

初めて「習近平の笑顔」と国旗を掲載した人民日報

いくつかの新聞では「笑顔で握手」となっているが、笑顔というより「微笑」くらいのほころび顔にすぎないが、従来の仏頂面からすれば格段の進歩である。何しろ過去5回の会談では、会場の中央でふんぞり返っている習近平のもとに安倍首相が歩み寄ってくるというわざとらしい演出が主であった。日本流にお辞儀でもしようものなら頭を下げた瞬間を、中国流の「低頭」ないしは「朝貢」外交と見せかける意図が見え見えだった。さすがに安倍首相は意識してこれまでそうしたポーズを取らなかったが、中国国内のテレビでは安倍首相が「歩み寄る」ところを強調していた。

今回、中国共産党機関紙の人民日報は12日付の紙面で、日中両国の国旗を背に握手する写真を掲載した。過去の会談では国旗を載せなかったり、わざと握手ではない写真を使ったりして、他の首脳会談と扱いには差を付けていた。こうした人民日報掲載の写真の“正常化”は、習指導部の日本への関係改善への意思が反映しているという観測や論調がみられるが、ブログ子は甘い、とみる。

直前の中国共産党の新指導部が参加した25日の記者会見で、産経新聞が出席を拒否されたほか、英BBC放送や英誌エコノミスト、英紙フィナンシャル・タイムズ、英紙ガーディアン、米紙ニューヨーク・タイムズなども出席できなかった。また
全人代閉幕後の李克強首相の記者会見に産経新聞記者が日系メディアで唯一出席を拒否されたし、同紙の中国総局長へのビザ発給が昨年9月まで3年以上凍結された。中国高官の蓄財問題を報じた米紙ニューヨーク・タイムズや米通信社ブルームバーグも報道ビザの発給が拒否されている。中国が気に入らない外国メディアを規制するのは“常套手段”で、意に沿わないニュースを流したメディアの呼び出しはしょっちゅうである。

習近平国家主席は 「この会談は日中関係の新たなスタートとなる」と述べた。10月の中国共産党大会で2期目の指導体制を確立した習近平国家主席、衆院選に大勝し、第4次政権を発足させた安倍晋三首相、ともに政権基盤を強化したばかりで、このさき長い付き合いになるのを見越して習氏が「微笑戦術」に切り替えたというのが、日本の新聞の論調だが、はたしてそうだろうか。

来年に日中平和友好条約締結40周年を迎える。習政権はこれまで「反日」「反腐敗」を掲げてきただけに、早急な対話路線へ転換したとは思えない。そうならまずメディアの「選別」をなくすことだ。ついでに言えば、閣僚が靖国神社に参拝するたびに「三つの言葉で形容するしかない。恥知らずでくだらなく道理がない」などと叫ぶ中国外務省の華春瑩副報道局長も変えてもらいたいものだ。

トホホ・・・佐賀牛も米沢牛も知らなかった

トランプ米大統領が来日した際の安倍晋三首相との夕食会で佐賀牛が振る舞われたというので問い合わせが殺到しているという。

佐賀牛

佐賀牛のステーキ(JAさが提供)

のステーキが提供されたのは6日の夕食会。事前に何も知らされていなかった佐賀県や地元JAの幹部は「なぜ佐賀牛が選ばれたのか」「生産者は誰か」と大慌てで情報収集に走った。

 

夕食会を取り仕切った政府関係者は「特別な事情はなく、肉が好きな大統領に高級和牛を出したということに尽きる」と話す。一方、佐賀牛の商標を持つJAさがの担当者は「長年ブランドの確立に取り組んできた結果だ」と胸を張った。

佐賀牛は肉質が最上級の5等級か、4等級のうちサシの多いものを指す。同じ肉でもそれ以下は「佐賀産和牛」と明確に区別し、ブランド価値を保っている。香港などに輸出され、佐賀市の和牛レストランには外国人客も数多く訪れ大人気だ。(産経新聞)

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ブログ子の本籍地は佐賀県唐津市である。親父が唐津近くの小村の生まれで唐津中学を出て上京、以後東京、大阪で暮らしたのでご無沙汰ではあるが、墓も城内の寺にあり、今も法事で帰ると周辺から親戚が集まる。

名物といえば松露饅頭とイカしか思い浮かばない。昔は虹の松原で松露が採れたとは親父の話で、法事では呼子までイカを食べに行くのが恒例である。だが佐賀牛が名産とは親戚の誰一人として口にしたことがない。それほどのものなら次の法事で口にしたいものだが、次の法事というのは順番からして自分ではないかと思うので、当人は佐賀牛とは無縁に終わる可能性が高い。

トランプ大統領のおかげで故郷の名物「佐賀牛」を知ったが、もぅ一つの名物牛肉「米沢牛」も悲しいかな永年無縁であった。米沢には母の実家があり、戦時中母子4人で疎開生活を送った。小中高校の夏休み、冬休みはこの地で過ごすことが多く、大学が北海道だったので行き帰り米沢に立ち寄っていた。

ものの本によると米沢牛は戦前から飼育されていたそうだが、疎開中はもちろん戦後、それだけ立ち寄っていたのに、誰一人として米沢が牛肉名産地であることなど教えた者はいなかった。ましてや米沢牛をご馳走しようという者にも出会わなかった。

米沢牛を知ったのは新聞記者になって少し自分の稼ぎで買えるようになってからである。そのころ米沢にいる従姉が「芋煮会の良しあしは米沢牛で決まる」といけしゃあしゃあと口にした。そんならもっと早くご馳走しろ!といったら「駅裏の佐藤肉店がいい」と店の名前だけ教えられて、自分で払わされた。

両親の故郷が奇しくも日本を代表する牛肉の名産地とは・・悲しくも嬉しいような思い出である。

今年の流行語大賞 「むき出しの好奇心には屈しない」

ここ3日ばかり続いている馬鹿話の続きとして、本日は「偏差値バカ」について。「このハゲェ~!」で落選した東大法学部卒の元議員、豊田真由子のセリフは今年の流行語大賞にほぼ確定しているようだが、有力な対抗馬が現れた。同じ東大法学部卒で800票差でかろうじて当選した山尾志桜里衆院議員(43)の「むき出しの好奇心には屈しない」「男女の関係はない」との強弁である。

世間の「むき出しの好奇心」と戦う女

山尾志桜里センセイは週刊誌に既婚男性との不倫疑惑を報じられたため、前原代表の下で幹事長に内定していたポストを棒に振り、民進党を離党して無所属で総選挙に臨んで辛勝したばかりだが、選挙が終わったら、禊が済んだ、とばかりに、こともあろうにスキャンダルの相手の倉持麟太郎弁護士(34)を事務所の政策顧問に起用したのだ。

民進党を離党する際の記者会見では「男女の関係はない」などの不倫疑惑を否定する短い説明を一方的に述べただけで、記者の質問は全く受けつけずに逃げ去った。それが、当選したら手のひら返したように、倉持氏起用の理由を「『共謀罪法』や天皇の皇位継承問題などで、これまで倉持氏とともに取り組んできた」と説明し、「『男女の関係はない』と否定したことすら、本来答える必要はなかった」「むき出しの好奇心には屈しない」などと語っている。(7日付の神奈川新聞のインタビュー)
山尾氏は同新聞のインタビューで、倉持氏を政策顧問に起用する理由について「『共謀罪法』や天皇の皇位継承問題などで、これまで倉持氏とともに取り組んできた。衆院選の当選で待機児童問題と憲法問題に取り組むよう負託されたとして、政策立案の共同作業には継続性が必要だからだ」と述べた。

ブログ子は7月から10月上旬まで山の上にいて、テレビも新聞もない生活をしていたので、今回、9月7日発売の週刊文春によるその「ダブル不倫報道」というのを見た。
▽山尾氏は倉持氏の妻子が実家に帰っている間に4回、倉持氏のマンションで密会していた。▽民進党幹事長就任が内定した9月2日の夜、都内にあるホテルの部屋で倉持氏と一夜を過ごした。同誌は2人がホテルには時間差で入り、倉持氏が部屋にワインやビールを持ち込んだ。その写真も撮られていて、文春記者が山尾氏に「不倫してませんか?」と直撃する動画も公開した。▽倉持氏と知り合ったのは山尾議員が東大で同級生だった夫と離婚すべく相談したことで親密交際になった。今では結婚指輪も外している▽倉持弁護士というのは結婚を約束した女性がいたが客室乗務員のCAと浮気して子供までできたので婚約者を捨てた過去がある。

なかなか面白い内容で、それこそ「むき出しの好奇心」をくすぐられた。「私に問うべきは、男女関係の有無などという下品な質問ではない」というが、当選したからには公人である。公も私もない、男女の関係を問われたら答える義務がある。 与党関係者は「インタビューを見ていると問題のすり替えですし、自身に都合良く解釈するスタンスは全く変わっていない。多額のガソリン代が支出されていた問題も、元秘書だけに責任を押し付け、地元で会見しただけ。宮崎謙介氏(元衆院議員)のゲス不倫を『緩んでいた』と批判していたのは山尾氏自身ですよ。やましいことがないのであれば、きちんと記者会見すべき」とあきれる。

少し軽いコメンテーターで申し訳ないが東国原英夫・元宮崎県知事がいいこと言っていた。「そこまで強く『潔白』を主張するのなら、何故それを証明しないのか。報道した週刊誌を名誉毀損で訴えないのか。元検事なら『法と証拠』に基づいて潔白を立証すべきである。自らの潔白を証明出来ない政治家(法律家)が『憲法改正』について論ずるなど、何の説得力も信憑性も無い」

ブログ子はこれにもう一つ付け加える。 山尾志桜里議員は保育所での国歌・国旗に疑問を呈し、女性の天皇を認めないのは憲法第14条で保障されている「男女平等」に反すると声高に叫んでいる。何千年と連綿と続いている「男系男子」こそ日本が日本らしくあるコアの部分であるという歴史の重みを顧みないのは、無知をさらけ出して平然としている最近の「左巻き」特有の言いぐさである。女の「和田平助」(逆にお読みください)が居てもいいが、国体をないがしろに論ずる女は容赦できない。

文化・礼儀・外交・・・果てつる国

韓国は7日夜に開いた文在寅大統領とトランプ米大統領の晩餐会にあろうことか、元慰安婦を招待したうえ、韓国が不法に占拠している竹島(島根県隠岐の島町)の韓国側呼称「独島」の名前を冠した「独島エビ」を提供するという愚挙に出た。

当然、日本政府は、ソウルの日本大使館を通じて抗議した。菅義偉官房長官は記者会見で「トランプ大統領が日韓を最初の訪問先に選んでいる中、(北朝鮮問題で)日米韓の緊密な連携に悪影響を及ぼす動きは避ける必要がある」と不快感を示した。また、韓国側に対し慰安婦問題が最終的で不可逆的に解決したとする日韓合意の「着実な実施を求める」と強調し、日本の立場を申し入れたことを明らかにした。

エビについては「外国が他国の要人をどのように接遇するかについて政府としてコメントを差し控えるが、どうかとは思う」と疑問を呈した。慰安婦問題や竹島に関する日本の立場に関し「米国からは完全に理解を得られている」とも強調した。

安倍晋三首相とトランプ氏は6日の会談で、北朝鮮に対し「最大限の圧力」をかけるために日米韓の連携の重要性を確認したばかりだった。日韓間の問題を持ち出して緊密な日米関係に水を差し、米韓の距離を縮めることを狙ったような韓国の動きに対し、日本政府内には「信じられない」「韓国はいったい何がしたいのか」といった強い不快感とあきれが広がっている。(産経新聞)

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今に始まったことではないが、たしかに「あきれた国」である。トランプ大統領の滞在時間が1日短いとか、娘のイバンカさんが日本だけに立ち寄って帰国したとか、ひがんだものの見方しかできない国柄もろくでもない。昨日「馬鹿は死ななきゃ治らない」を書いたが今日は「バカチョン」というタブー語を思い出した。

食欲がわかない晩餐会料理

大統領府が公開したメニューというのを韓国政府のホームペーで見た。右上にあるごろんと転がっているのが問題のエビで、あとは文氏の出身地の巨済島産の焼きカレイやマツタケ釜飯、韓国産牛肉のカルビなどだという。
正直言って、日本人には食欲がわかない。ましてやアメリカ人のトランプ氏の立場で眺めても箸をつける気にならない。結局、「旬」と「彩」(いろどり)を大事にする日本料理と違って、どこかの「田舎料理」にしか見えないのだ。特に、焼いたか茹でたかした問題のエビに至っては、なんの料理の跡も見えない。日本の板前なら大葉に立てかけるなり、大根に寄り掛かるない、もうすこし「踊っている」ように見栄えよくするところだろう。

所詮、この国の食文化と礼儀、外交、はこの程度のものなのだろう。

馬鹿は死ななきゃ治らない

世界中の資産家、投資家が「脱税」に使っているタックスヘイブン(租税回避地)で、昨年の「パナマ文書」についで「パラダイス文書」が公表され、日本では鳩山由紀夫元首相ら元国会議員3人や漫画家の名前が挙がってきた。

鳩山元首相は政界を引退した翌13年、バミューダに設立され、香港が拠点の石油・ガス会社「ホイフーエナジー」の名誉会長に就任。この人事を掲載した年次報告書などが文書に含まれていた。

取材に対し、鳩山氏は「会社のトップと数年前に出会い、子どもの結婚式にも呼ばれた。その後、名前だけでも連ねてほしいと言われた。実質は何の意味もない。鳩山の名前で信頼を得たいと思ったのでは」と説明。同社は年次報告書をネットで公開しており、副会長にジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟ニール・ブッシュ氏が就いている。

鳩山氏は同社から顧問料を得ているが、金額は明かさなかった。バミューダとの関わりについては「知らない」と話している。(産経)

民主党時代、わずか1年とは言え一国の首相の座にあった人物である。アメリカで「ルーピー」(薄のろ)の異名をとったのも情けないが、その後、韓国ではソウル市内の西大門刑務所の跡地(西大門刑務所歴史館)で土下座をし、日本の朝鮮半島統治に対する謝罪を示したり(2015年8月)、中国主導のアジアインフラ投資銀行の諮問委員会の委員を引き受けたり中国べったり。

今年10月、共産党大会を控えた中国に出向いて「習近平(国家)主席は就任以降、強力な執政能力を示してきた」と称賛してみせ、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」との日本のことわざを持ち出し、「大国は実力を盾にして周辺国に優越感を示しがちだ」と言及する。中国の覇権主義にクギを指すのかと周囲が思ったら、「中国の大国外交はそうではない。まさにことわざ通りだ」と逆に持ち上げてみせた。

あとは

キャンプ・シュワブ前で座り込みをする「ルーピー」氏

安倍政権批判一辺倒。今年9月29日には米軍普天間飛行場の移設に反対しキャンプ・シュワブ前で座り込みをする(写真右)など、安全保障に対する見識も、知識もあったものではない。いまや民進党OB会からも入会を拒否されるほどのハチャメチャ「ルーピー」人生である。

 

ところが、資産の運用にはことのほか「有能」で、ちゃっかり租税回避地の会社の名誉会長に就任して顧問料を懐に入れていたことが「パラダイス文書」によって暴かれた。

ブログ子は彼の父親、鳩山威一郎氏(大蔵次官から参議院議員、外相)とは浅草「太郎」で飲み仲間だったので、鳩山家の裏事情や女性事情も知っているが、不肖の息子に泉下で泣いていることだろう。

ブログの亭主、山を下りました

八ケ岳も冷えてきてついに25日には初冠雪を迎えました。

サイトの亭主も山を下りました。

9月中旬山荘を訪ねてくれた友人夫妻が小池都知事ファンでしたので「そのうちポシャるだろう。豊洲も築地も市場をつくるなんて無茶だ」と言ったばかりでしたが、下山したら希望の党ともども壊滅状態。こんなに早く予見通りになるとは・・・政界の台風の風向きの変化に驚いています。

雑用もろもろ片づけたのちブログ再開します。

ブログの亭主 暫時留守にします。

書き散らかしたこのブログをお読みいただいてありがとうございます。

暑くなってきましたのでブログの亭主は八ケ岳に上がります。下りてくるのは10月中旬の予定です。

思うところは山でもいろいろあるでしょうが、パソコンもテレビもないので自噴どまりでしょうが、雑念が生じない分、健康にはいいかもしれません。

肌寒くなる頃またお目にかかります。お元気で。