韓国で「乗馬=悪」が蔓延 

韓国・朴槿恵大統領の友人、崔順実被告(60)による国政介入事件が「乗馬」に思わぬ悪影響を及ぼしている。「陰の実力者」であった母の威光を最大限活用した数々の疑惑が浮上する娘、鄭(チョン)ユラ容疑者(20)=デンマークで不法滞在の疑いで拘束=の、乗馬を通した乱脈ぶりが判明している。それによって韓国の乗馬界のイメージを大いに失墜させ、大衆化を図り活性化しつつあった韓国の馬産業は壊滅的なダメージを被っている。

「金も実力のうち」そのままの馬術の実力

「金も実力のうち」そのままの馬術の実力

言わずと知れた「裏口の女王」のせいである。「金も実力のうち」と言ってのけて、名門女子大には教授陣を買収して「馬術」の推薦枠で裏口入学、2014年の仁川アジア大会乗馬団体戦では審判団を買収しての金メダル。馬術の実力はといえば、馬術人口の少ない韓国でもせいぜい12位以下だったようで、「金」の力で10人以上追い抜いてのトップの座だ、まさにやりたい放題。ドラ娘が転落するのは自業自得として、馬術のイメージまでダーティーになるのは、学生時代馬術に親しんだ者としてやりきれない思いである。
韓国通信社ニューシス(電子版)によると、韓国の農林畜産食品部(省に相当)は2012年に馬産業育成の5カ年総合計画を推進。馬産業の経済規模は年々拡大し15年に3兆2303億ウォン(約3100億円)。に達し、成長尺度を測る飼養頭数は15年に対前年比511頭増の2万6330頭と明るい展望を示していた。また、15年の乗馬施設は対前年比53カ所増の457カ所、乗馬人口も同2378人増の4万2974人となった。

ちなみに日本では、ネット上にクラブ情報が載っている乗馬クラブ だけでも800程度、 未収録クラブがあることを想定したら1,000施設ほど。日本の乗馬人口は、月1度はしっかり乗馬している人数で30万人ほど。乗馬人口は250万人のドイツ、400万人超のイギリスには及ばないものの日本はアジアでNO1の馬術愛好国である。

日本での馬術は戦後、学生馬術が中心だtったが馬術東京五輪開催を機に急速に一般に広まった。韓国でもこれを見習って馬術の裾野を広げつつあったのだが、不埒な小娘のおかげで水泡に帰す羽目になっている。
それだけの努力は一定の成果を示しつつあった。それを水泡に帰す危機に追いやっているのが、崔順実被告の娘、ユラ容疑者なのだ。彼女と乗馬関連を巡る不正と疑惑が連日報じられている。アジア大会の乗馬団体戦で金メダルを獲得したことで名門・梨花女子大に体育特待生として入学。その際、教育部の監査によって、15年度の体育特技者選抜でユラ容疑者を合格させるため、ユラ容疑者より点数の高かった2人を不合格にした不正があったことが判明している。

また、文化体育観光部がまとめた韓国乗馬協会特別監査結果によると、同協会は彼女のためにありもしない代表の練習に参加するのを理由に学校を3カ月休学する虚偽の公文書を作成するなど特別待遇を提供していた。ユラ容疑者は高校3年時、わずか17日しか出席していなかった。さらにサムスンは彼女の乗馬支援のために280万ユーロ(当時のルートで約3億2000万円)を送金していた。

これだけの優遇に、就職や大学入学に苦労する若者の怒りが爆発。社会的に乗馬に対して否定的な見方が広がり、「乗馬業界は不正の温床という烙印」が一般化した。「乗馬=悪」の印象の蔓延で乗馬クラブの週末の予約率が約40%削減、さらに、乗馬服を着たままビアホールに出掛ければ、隣のテーブルの人から「乗馬をする人が国を台無しにした」と言われるとか。

またユラ容疑者の不正入試の影響で、乗馬専攻は「すべて不正入学」という認識が広がったとされ、「すでに乗馬学科をなくす高校、大学が続々と出ている」とニューシスは伝える。そのため若手有望株が行き場を失う事態に。五輪など大きな大会に出場するには練習費などで多額な費用が掛かるのが現実。「企業の支援がなければ困難な状況で絶望的だ」と乗馬関係者のコ嘆き節だ。

入れ墨を隠そうともしない

入れ墨を隠そうともしない

15年5月に男の子を出産したユラ容疑者は、朝鮮日報によると、母とともにドイツ滞在中にサムスンからの資金で馬場馬術用に調教済みの高額な馬を購入したり、ブランド品の馬具をふんだんに買い込んでいた。さらにはトイレットペーパーなど生活必需品、ベビー用品などもサムスン資金で購入していたという。公私混同の乱脈ぶりもひどいが、学生の身でドイツで同棲生活を送り、夜な夜な開くパーティには入れ墨姿のドレスで登場するなど乱脈な生活ぶりが浮き彫りになっている。

入れ墨をした女子馬術選手など世界を見渡しても聞いたことがない。ひどいものである。

潘基文、この唾棄すべき変節漢

国連を去る潘基文=昨年12月30日

国連を去る潘基文=昨年12月30日

中央日報(韓国紙)は13日、同国大統領選に出馬意欲を見せている潘基文・前国連事務総長が、従軍慰安婦問題の日韓合意で日本が韓国に拠出した10億円をめぐり、ソウルの日本大使館前の少女像撤去が条件なら「(日本に)金を返してやらねばならない」と述べたと報じた。

潘氏は、12日に韓国に移動した飛行機内で同紙に「10億円が少女像の撤去と関連したものなら、日本がああだこうだ言っているが(合意は)間違ったものだ。それならいっそ金は返してやらねば。話にならない」と述べた。(共同)

◇◇◇

国連事務総長時代は朴槿恵大統領に近いのが「売り」で、与党セヌリ党から朴後継として大統領選への出馬をもくろんでいた。だから2015年12月の日韓合意を歓迎、評価していた。しかし、朴政権が「死に体」となるやこの変わり身である。盧政権の外相時代から「油うなぎ」のあだ名があり、思想信条より世論に左右される典型的なポピュリストである。事実、朴政権初期の対日強硬だった時期は自身も反日発言を行っていた。まるで「自分」というものがない。風見鶏よろしく世論を見ながら次々と変節していく。実に見下げ果てた男としかいいようがない。

日韓合意を歓迎、評価していた点を突かれると、かつての自身の発言を「合意に至ったことを歓迎したわけで、具体的に何がうまくいったのかを話したのではない」と平然と言い訳をする。もとは外交官出身で盧武鉉政権(2003~08年)下で外相を、その後10年間は国連事務総長を務めたのだから、外交・国際問題に精通しているはずで、日本公館前に慰安婦像を置くことが、外国公館の安寧と尊厳を守るように定めたウィーン条約に違反していることを知らない訳はない。

二階幹事長は10億円返還について、それなら貰う前に言うのが筋。貰ってから、アレコレ言うのはおかしい、とたしなめていたが、10億円を返したからと言って国と国の合意をご破算にできるというこの国独特の自己中心的発想が国際的に通じるものかどうか誰一人気づかない。統合失調症的なおか しな国だ。

潘基文は国連事務総長として最悪の評価だった。最も評価を下げたのは職務の中立性だ。日本はアメリカに次ぐ第2位の国連分担金供出国だが、それに比例する国連職員を出していない。日本の分まで多くの韓国人を縁故採用して顰蹙を買い、国連職員組合が批判文書を出したほどだ。

中立的立場であるはずの国連事務総長。なのに、ロシアのクリミア併合で国際社会がロシア批判を強めるなかで、モスクワでの「対独戦勝記念式典」に出席するは、さらに2015年9月3日中国北京での「抗日戦争勝利・世界ファシズム戦争勝利70周年記念式典」にも日本が抗議する中、朴槿恵大統領と並んで天安門上にまるで「戦勝国づら」して嬉々としてパレードを見学した。

国連事務総長は「後進国」(発展途上国)から選ばれる、こういう時は「後進国」で、経済その他では「先進国」を使い分ける韓国の節操のなさにもあきれるが、国が国なら個人もそうで、潘基文も二枚舌でやってきた。慰安婦問題でも朝日新聞の誤報をうのみにしたクマラスワミ報告書で「軍隊性奴隷制(military sexual slavery)」を修正するどころかユネスコを舞台にした「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録では朝鮮人労働者に強制労働があったと認めさせようとする画策まで黙認した。

一方で、国連事務総長が動かなくて誰の仕事かと言われる、核問題や難民問題への関与はまったくせず、ニューズウィーク誌に「その無能は際立っている」と非難されたほどだ。

潘基文前事務総長の弟とおいの親族2人が10日、ベトナムにある高層ビルの売却をめぐり賄賂を提供したなどとして、ニューヨークの連邦裁判所に起訴された。関与のほどはわからないが、これから金がらみの話も出てきそうである。

次の大統領選では4候補のいずれも朴槿恵政権を全面否定なのはわかるが、そろって反日である。「反日無罪」の国柄でそうでなければ勝てないというのも悲しいが、なかでも最も強硬なのは支持率一番の文在寅氏で、次いで李在明氏、さらに安哲秀氏、潘基文氏だ。どれが来てもろくでもない大統領だが、「潘基文」だけはまっぴらだ。

中韓の「鼻持ちならない」トイレ文化

我が国が世界でもトップクラスの「トイレ先進国」であることは、来日した中国人が競ってトイレを買って帰ることを見てもわかる。2,3年前八ケ岳の我が山墅にオーストラリア大使館の公使がやってきた。山の上なので「貯蓄型」である。それで、大の時は少し下のホテルに行けと教えた。帰ってきてほめちぎることに「こんなすばらしいトイレはみたことない」。ウォーム、洗浄、流しがボタン一つで作動するごく普通のものだが、ないものが二つあったという。人影をセンサーで感知して近づくと便器の蓋が自動で上がること。男子用なのにイクメン用にか赤ん坊を座らせる椅子が壁についていてしかも親の顔が見られるようにこちら向きになっていたという。

別に驚くほどのことでもないと思っていたが、昨日、韓国発のニュースで来年の平昌五輪に向け、全国の高速道路のサービスエリア内の「韓国型トイレ」の改造にやっきになっているというのがあった。かねがね信じがたい文化だと思っていたが、とうとう気が付いたかと思った。

ソウルのオフィスビルにあるトイレ。すぐそばにむき出しで。

ソウルのオフィスビルにあるトイレ。すぐそばにむき出しで。

韓国では使用したトイレットペーパーを便器に流すのではなく、設置されたそばの「ごみ箱」に捨てる風習がある。「トイレットパーパーはごみ箱へ」と注意書きされていることもある。尻を拭き、汚物がこびり付いた紙をここに捨てろということだ。「ごみ箱」には蓋がないから座った側にむき出しで汚物が見える。

中央日報によると、トイレにごみ箱を置くのは「韓国独特の文化」だとしている。起源として、新聞紙や質が悪いちり紙を使用した際、便器が詰まるのを防ぐためにごみ箱を置いたのが始まり、とか、昔汲み取り業者が肥料として農家に売るときにいつまでも畑に残る紙類を嫌ったせいとか諸説あるが、確かなものは分からないようだ。韓国の下水は質が悪いちり紙が詰まるのかというとそんなことはなく、民間でそうした「伝説」があるだけだとも。

2012年4月にソウル市内の地下鉄駅でごみ箱を試験的に撤去したら「不便」という苦情が殺到し、2カ月で再設置に至った。さらに世界規模のコーヒーチェーン店、スターバックスでも、便器の横にごみ箱が置かれていたいうくらいれっきとした「韓国文化」である。

中国の女性用。これなど仕切りがあるだけまし。

中国の女性用。これなど仕切りがあるだけまし。

中国となるとさらに羞恥心がないという文化が加わる。山峡下りに出かけた知人の女性が「信じがたい」と言って帰国してきた。普通のホテルだったが朝行ったら腰を抜かすほど驚いた。広いところに穴が10数個空いているだけ。仕切りもなければ男性用でいう金隠しもない。中国人同士しゃがんで雑談しながら用を足していた。旅先こうしたところばかりですっかり便秘になってしまったという。

ブログ子も万里の長城を見に行って公衆便所に入った。真ん中に水が流れる溝があってこれをまたいで用を足す。一応仕切りはあるが上半身は互いに見える。驚いたのはここでしゃがんで「大」をする者がいるのである。中国では区別をしないのかと外に出て見たらちゃんと「大」専用があった。ホテルは日本と同じ水洗だったがわきにゴミ箱があった。開けてみたことはないが、あれは韓国式と同じだったかと、今頃思う。

ついでにもう一つの「鼻持ちならない」隣国、ロシアのダイナミックなトイレ文化を紹介しよう。ソ連だったころの話だが、自分の新聞社の企画として、真冬にシベリア鉄道でウラジオストックからモスクワまでの大陸横断の旅を紹介した。乗った同僚記者の原稿に「ロシア号」のトイレ事情があった。厳寒の下、トイレは使用ごとに凍り付き「黄金柱」が成長する。2日に一回ぐらい停車駅でハンマーを持った女性車掌が叩き割るとあった。「本当かい」と聞いたら、「嘘を書いたというのですか」と怒られた。

何か哀れを催す70歳革マル闘士

革マル派の関係先の捜索=葛飾区青戸3

革マル派の関係先の捜索=葛飾区青戸3

賃貸住宅の更新の際に偽名で作った書類を提出したとして、警視庁と神奈川県警は10日、有印私文書偽造・同行使容疑で、革マル派の植田琢磨議長(70)が住民登録している神奈川県の団地の1室と、東京都葛飾区の関係先の計2カ所を家宅捜索した。

警視庁公安部は植田議長について、本名は「新田寛」と特定。植田議長は平成8年に黒田寛一前議長から引き継いで革マル派最高幹部となったが、実名が判明するのは初めて。

◇ ◇ ◇

このニュースを聞いてブログ子は過激派にもとうとう高齢化の波が押し寄せたかと、ものの哀れを感じた。いまどき中核派だ革マル派だといっても世間に理解してもらえないだろう。人生のほとんどを「革命ごっこ」に費やす意味なんてあるわけはないが、党派間ゲバルトの犠牲者は113人、負傷者4600人(2005年時点)である。遊びの「ごっこ」の領域を超えているから深刻ではある。「新田寛」氏の、転向もしないでこの歳まで革命の夢を追い、本名を隠してアジトを転々とする人生を思うとどうしてもものの哀れを感じざるをえない。

ブログ子は60年安保世代である。当時は唐牛健太郎全学連委員長が率いていた。ブログ子は北大での同級生だった(向こうが年上だが彼がドッペってきた)。革マル派のヘルメットの「Z」は全学連からきているが、全学連が路線対立して分派が分派を呼んで、1963年に分裂した両派だが、..いつしか過激派になるのは70年安保あたりからである。査問、リンチから死者が出たことが発端となり、お互いのメンバーを殺し合うようになった.。

もともとは同じ根っこだったが、トロツキー派と、反スターリン派に分派、前者が中核派、後者が革マル派というモンスターに育った。トロッキーもスターリンも過去の彼方だが、「血が近いものほど憎みあう」の例え通り、殺し合いはすさまじかった。1973年から3年間ぐらいがピークで、新聞記事を探せば夥しい闘争史が出てくる。2003年ごろにはほぼ終息しているが、今でも時々、大学や郵便局に潜んでいる闘士の襲撃劇が新聞をにぎわしている。

新聞記者時代、中核派の「千早城」(豊島区千早町にあった)がたびたび警視庁から手入れされるのに立ち会ったが、取材記者でも両派の違いを説明できるものなど皆無だった。それくらいわけがわからぬほど分裂していったのである。

革マル派は正式には「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(略称:革共同・革マル派)という。対立する日本共産党からは「ニセ左翼暴力集団」、中核派からは「反革命ファシスト集団・カクマル」、社青同解放派からは「反革命革マル」などと呼ばれている。ちなみに中核派の正式名称は「革命的共産主義者同盟全国委員会」という。

革マル派は捜索を受けたことについて「警察権力による不当な捜索を弾劾する。不当性は明らかである。新田寛議長が植田琢磨議長というペンネームなどというのは、笑止千万の妄言である」とのコメントを出した。

「時代錯誤」の言葉しか浮かばない。

ついに堪忍袋の緒を切った日本

釜山領事館前に設置された慰安婦像

釜山領事館前に設置された慰安婦像

 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、年末に韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された国際法違反への対抗措置として、(1)駐韓日本大使,、在釜山日本総領事の一時帰国(2)日韓通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断(3)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ(4)日韓ハイレベル経済協議の延期-の4項目を発表した。

巷から拍手喝采の声が聞こえる。ありもしない「従軍慰安婦」をでっちあげ、教科書にまで記載するから若者まで「反日無罪」をいいことに騒ぎ立ててきた。平成27年12月28日の日韓外相会談で結ばれた「慰安婦問題日韓合意」で日本軍の従軍慰安婦問題を最終かつ不可逆的に決着させるという約束も守らぬばかりか、「慰安婦に10億円」も日本からさっさと金だけもらって知らん顔で、北朝鮮の傘下団体とみなされる「挺体協」による釜山の日本領事館前への「慰安婦像設置も地方行政の問題と逃げてきた。

4項目の対抗措置があるが、多くは外交上のメンツは丸つぶれだが実害はあまりない。唯一、ボデーブローのように効いてくると思われるのが、スワップ協議の中断だ。スワップとは各国の中央銀行が互いに協定を結び、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定だ。ウォン暴落のリスクがあるのは韓国で日本には円暴落の懸念はない。実質的には日本銀行によるウォンへの信用保証で、韓国への一方通行である。ウォン暴落のリスクが減れば、資金調達が容易になるので、日本企業の韓国競合企業を日本政府が支援するようなアホらしいものなのだ。

今回のスワップ中断に韓国側通貨当局は「韓日通貨スワップにこだわる理由はない 。今後日本が望むなら協議を再開することができる」と笑わせるコメントを出した。

日韓スワップ協定では過去にも中断の経緯がある。平成24年8月、当時の李明博大統領が、島根県の竹島に上陸し、天皇陛下の謝罪まで要求したため700億ドルまで引き上げていた拡充策を、平成24年10月に取りやめた。朴大統領も、米中首脳らとの会談で日本批判を繰り返す「告げ口外交」で日本国民の感情を逆なでして日韓関係が冷え込み、1昨年2月に満期を迎えた協定の延長議論は出ず、打ち切られた。

それが昨夏、日韓通貨スワップ再開の議論が急浮上した背景には、金融市場の混乱と韓国経済の柱である輸出産業の不振がある。かつて低価格戦略で世界を席巻した韓国製の家電や自動車は人件費高騰によるコスト高が深刻化し、国際競争力を失いつつある。昨年8月末には、韓国最大手、世界7位の海運会社である韓進(ハンジン)海運が経営破綻した。

昨年6月には、英国民投票でEU離脱派が勝利。事前予想を覆す結果に投資家のリスク回避姿勢が強まり、ウォンや人民元などの新興国通貨が軒並み売られた。ウォン安に歯止めが掛からなくなり、物価が急騰する「ハイパーインフレ」を招いてしまう恐れもある。韓国政府は将来の通貨危機を懸念し、8月、日本に協定再開の議論を求めてきたのである。

その時の韓国の報道たるやこうだ。「(韓国)副首相が切り出すと麻生(太郎)財務相はすぐ待っていたかのようにこれを受け入れた」(中央日報)。さらに、「日本も中国の影響力が過度に大きくなるのを牽制するためにも韓国との協力を強化する必要がある」とする大学教授のコメントまでついていた。

通貨スワップが打ち切られた際、東亜日報(同)は社説で「資金力を武器に韓国を手なずけしようとする日本の態度は後味が悪い」「日本に手をさしのべてもらうことが再びないよう、外貨流動性管理に万全を期さなければならない」などと息巻いていた。

一事が万時「反日無罪」なのが韓国である。朴槿恵のあとを決める大統領選がある6月後に日本はスワップを再開する、と韓国側は楽観しているようだがとんでもない。後釜はいずれも反日世論へのポピュリズムばかりで慰安婦問題日韓合意を見直す構えだ。再開などしなくてよい。そればかりかウイーン条約違反を理由に大使館も釜山領事館も閉ざして半分「断交」にすることだ。日本にはなんの痛痒もない。

被害者意識ばかり、沖縄振興3000億円をカットせよ

 防衛省は5日、米軍普天間飛行場所属の新型輸送機オスプレイが6日に空中給油訓練を再開すると発表した。昨年12月13日の不時着事故は給油訓練中のトラブルが原因で起きたため、同19日に飛行を再開した後も休止していた。

ospray欧州を訪問中の稲田朋美防衛相は「米側が再発防止策を全て実施したことを確認した。防衛省・自衛隊の専門的知見や経験に照らしても妥当だ」との談話を発表し、再開に理解を示した。

これに対し、事故から1カ月弱で再開を容認したことに、沖縄県の安慶田光男副知事は「県民感情を考えたのか。日本政府は米軍の言いなりではなく県民の気持ちになってほしい」と強い不快感を示した。

事故発生時、このブログで「軍事音痴でオスプレイ反対をまき散らす輩 」ということを書いた。この事故は沖縄本島沖の空域で夜間に訓練中、乱気流でオスプレイのプロペラが給油ホースに接触し、損壊して飛行が不安定になり沖縄県名護市の浅瀬に不時着、機体は大破したものである。

オスプレイそのもののの安全性とは関係がない。にもかかわらず「安全性が確認されるまで飛行中止せよ」というのは筋違いもいいところである。想定外の乱気流に備えるためにも、さらに訓練を続けなければならないのが安全保障上の必須というものだ。

「県民感情を考えたのか」というなら「誰が国民の安全を考えるのか」というテーゼを考えるべきだ。被害者意識ばかりが目立つ。

沖縄県はどうしても己の県が「県民所得が全国最低」にしたいらしい。同じ日の産経新聞に「都道府県ごとの経済力を示す指標である沖縄県の1人当たり県民所得が、他県の例よりも所得が低くなる方式で計算されている」ことが報道されていた。

政府が28年に行った調査では、調査時点で最新の24年度の1人当たり県民所得ランキングで、沖縄県は全都道府県の中で最下位の47位の203万円5000円。ところが、これはトリックで、沖縄県独自の計算方式で作られている。ブービーの高知県より下になるようにしたもので、高知県(調査時点では45位)と同様の方式で計算し直すと、沖縄県の1人当たり県民所得は266万5000円で63万円増加し、全国28位に浮上、県内総生産も、公表されている3兆8066億円から4兆6897億円に上昇する。

政府が力を入れている観光立県もあってこのところ観光客が増加しているのに県民所得がいつもビリで、不思議に思っていたが、これでカラクリがわかった。翁長知事らは沖縄を日本一の貧乏県にしておきたいのだ。「沖縄返還後も基地問題を抱え、経済的な足かせになっている」ことを県内外に示したいのであろう。

沖縄には復帰直後から「おきしん」(沖縄振興特別措置法)で巨額の補助金が政府から出されていて、時限立法が切れた後も、政府の骨太方針に基づき、アジアの玄関口である沖縄を日本の経済再生の牽引役と位置づけ、沖縄振興策として、33年度まで毎年3千億円台の国の予算を投じている。

あれだけ盾突いている政府に、毎年知事以下が上京してきては陳情して「びた一文まからぬ」と横柄な態度で臨んでいる沖縄である。県民が「豊かになっては困る」わけがあるのだろう。

昨年暮れの29年度予算案でも、沖縄振興予算として前年比200億円減の3150億円を計上された。翁長知事はこれでも「他の県より多く交付されているわけではない」と毎度しゃあしゃあと言っている。27位の岐阜県と同じく「1700億円」まで下げるべきであろう。

除夜の鐘が騒音という心貧しい人たち

鎌倉・円覚寺の除夜の鐘

鎌倉・円覚寺の除夜の鐘

大晦日である。2,3年前から「紅白」を見なくなったので、その後番組「行く年くる年」で聞こえてくる各地の除夜の鐘の音がブログ子にとっては百八つの煩悩を払って新年を迎える唯一の行事になった。

ところがその「除夜の鐘」まで、騒音に聞こえる人たちがいるという。新聞記事によると、東京都小金井市の寺では、近隣住民から「除夜の鐘がうるさい」という苦情が寄せられ、26年には住民側が民事調停を申し立て、除夜の鐘を鳴らす際には住民側が指定する防音パネルを設置することや、除夜の鐘以外は鳴らさないことなどで合意したが、防音パネル作るにも費用がかかるので、一切鐘を鳴らさなくなった。

苦肉の策として、大みそかの昼間に鳴らす寺も出てきた。静岡県牧之原市にある大澤寺(だいたくじ)のサイトには「夜間衝く鐘の音に対する波津地区のどなたからのクレームの電話があったことから父の代で終了した除夜の鐘。それを昨年から時間を大幅に繰り上げて再開した」経緯がつづられている。

「うるさいバカヤロー! いつまで鳴らしているんだ」。十数年前から大みそかから元旦にかけて除夜の鐘を鳴らしていると、怒鳴り声をあげてすぐに切れる匿名電話が数件、毎年のようにかかってきていたという。「お叱りを受けるなら止める」。先代住職の決断で除夜の鐘は中止に。それからの大みそかは、いたずらでも鳴らされないようにと撞木はロープで鐘楼に縛りつけられてきた。

大澤寺の鐘は戦時中に供出したが、昭和30年に檀家と協力し苦労して再び鋳造したものだ。内側には寄進した檀家の名前がびっしりと刻まれている。現住職の今井一光さん(58)は、「先代の父が中止を決断したが、せっかくの鐘がもったいない。寄進していただいた方にも申し訳ない」、平成26年秋に檀家の世話人会に再開を提案した。

午後2時から「除夕の鐘」として復活、27年は檀家の婦人部らの協力で豚汁や焼きイモなどが振る舞われ、約130人の家族連れや高齢者らでにぎわった。「この年になって初めて鳴らした」と感激している高齢者もいたという。
◇ ◇ ◇

春には桜の花びらの絨毯を踏みしめて歩く。秋にはイチョウやプラタナスやケヤキの落ち葉を踏むと聞こえるかそけき音に季節の変わり目を知るのだが、これとてゴミに見える人たちがいる。ブログ子の近くでも、庭先に桜の大木を持つ人が、恐縮した素振りで花びらや落ち葉を掃き集めているのを見る。率先して「落ち葉もいいですね」と声をかけることにしている。

昔の日本人は格別に風情があったとまで言いたくないが、なにか心貧しい世相を感じる。長い人生をそんな乾いた性根で生きてどうなる。

真珠湾に始まり、真珠湾で「戦後」が終わった

peal安倍晋三首相が27日(日本時間28日)に米ハワイ・真珠湾で行った演説は格調高いもので感銘を受けた。

昭和20年8月15日、6歳だったブログ子は疎開先の山形・米沢の母の実家の庭先で織物工場の従業員の後ろのほうで玉音放送を聞いた。意味は分からなかったが、泣いている番頭さんをみて大変なことだとは思った。この日、いよいよ戦争が激しくなったので午前中から人夫を動員して庭の築山の松の大木の下に防空壕を掘り始めた。午後からはその埋め戻し作業だった。

敵国だった米国が戦後いち早く援助の手を差し伸べたくだりでは、大阪で過ごした食糧難の時代でも「まずい」という印象しかなかった脱脂粉乳の給食を思い出した。高校の親友はフルブライト奨学金でアメリカに留学した。アメリカの恩恵は身近だった。

その後アメリカも日本にいいことばかりしてくれたのではないことも知った。GHQが1週間で書き上げ押し付けた日本国憲法やゼロ戦への恐怖から日本人が長らく航空機製造はじめ空を飛ぶことをを妨害してきた負の遺産もある。それとて敗戦というものの代償と思い、我慢もしよう、そう思った。

安倍首相は「寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ必要としています」と演説でこう述べるなど、「寛容」という表現を7回用いた。5月の被爆地・広島に続いて12月にオバマ米大統領と並んで真珠湾で戦没者の慰霊を行ったことで、米政府との間では歴史問題をめぐる不毛な対立は今後、なくなるはずだ。

「これで戦後は完全に終わりになるかな。いつまでも、私の次の首相まで戦後を引きずる必要はない」。真珠湾訪問を発表した5日夜には、周囲にこう語っていた(産経、阿比留記者)そうだ。

米国との関係でいえば、戦争はこれで「歴史の領域」に入った。同時にこれは75年後の今なお歴史認識という外交カードを切り続ける中国と韓国への訴えでもある。だが現実はどうか。これしかないと、歴史カードを繰り出す相手方の事情を考慮してもこの両国には「寛容と和解」という言葉は通じそうにない。

欧米メディアが「両首脳は詩的で感動的な演説」と評価する中で、中国・華春瑩報道官は「パフォーマンスばかりでは和解実現は難しい、真珠湾を訪問しただけで第二次世界大戦の歴史を全て清算できると思っているなら独りよがりだ」といい、複数の韓国メディアが「戦争に対する謝罪や反省に関する言及はなかった」と批判していて、「次は韓国を訪問し、慰安婦被害者に謝罪するべきだった」と相変わらずの姑息さ丸出しだ。

中国の王毅外相と華春瑩報道官はあきれた論調をいつも展開する。王毅外相など己の中国がさんざ弾圧してきた、新疆ウイグル自治区などで頻発する暴力事件について「中国はテロの被害者だ。政治、外交、軍事などの手段で根絶する」といけしゃあしゃあと強弁する。その口先も乾かぬうち、28日午後、同自治区ホータン地区カラカシュ県で4人の「暴徒」が車で共産党県委員会の関係施設に突入し、手製の爆発物を起爆させ、1人が死亡、3人が軽傷を負った。襲撃した4人はその場で射殺された。(中国新疆ウイグル自治区の政府系サイト「天山網」)

上が上なら下も「右に倣え」である。24日夜、北海道・新千歳空港の国際線ターミナルで大雪による欠航に腹を立てた中国人乗客らが騒ぎを起こしたことについて、在日中国大使館(東京)の張梅報道官(この人も女性)は27日、「日本メディアはあまりにもあおり過ぎではないか。このような小さな一件が、中日両国の国民感情に影響するとは思えない」と指摘した。

ならばその時の動画を見せよう。女性が多かったが集団ヒステリーのようにわめきたて、空港職員につかみかかり蹴とばしているのはみな中国人である。この夜空港で夜明かしを余儀なくされた人は1万1600人だが、「自然現象には逆らえない」と誰一人文句も言わなかった。文句をいって騒ぎ立てたのは100人ほどの中国人だけである。この「小さな一件」の民度をみて、王毅、華春瑩両氏の顔と並べてみると、「寛容と和解」など夢のまた夢ではある。韓国については論評にも値しない。自滅を待つのみである。

「今日をもって、『パールハーバー』は和解と同盟の記念日になりました」と最後の首脳会談前に安倍首相はこう語りかけ、オバマ氏に手を差し伸べた。大統領も「その通り」と答え、首相の手を握り返した。

戦後が終わったのである。

お気楽に「平和」を云う人よ、この写真を見よ

「平和」を唱えるのならば確固たる自衛手段を構築してからにせよ、というのは、悲しいかな世界の現実である。残念ながら日本にはお経のように「平和」を唱えていれば平和が保てるという人達がいる。そういう人はXマスにジングルベルを歌えばサンタがプレゼントを届けてくれると信じているのと同じレベルだ。

人権だ、個人情報だ、プライバシーだと言い募り、残酷なもの怖いものにはフタをして見ないでおこうとする風潮は年ごとに高まり、死体が写っている現場写真には覆いが掛けられて「一部ショッキングな映像があります」とあり、了解した人だけクリックするようなものもある。なんでも事実はそのまま報道するはずのメディアですらそうである。

ニュースからピンクまでなんでも(動画を含めて)報道しているオランダの「Biertijd」というブログを時々覗いている。「ビールのつまみ」とでもいおうか編集者がそのときこれだと思ったものがアトランダムに取り上げられる。その中に「今週の写真」として、目をつむることなく「現場」からの写真を取り上げているのだが、トルコでロシア大使が暗殺され、犯人の警官が遺体の横で銃を構えている写真の次に掲載されているのがこの一枚。

IS兵の遺体を足蹴にする政府軍兵士とそれを見守るこモスルの子供たち

IS兵の遺体を足蹴にする政府軍兵士とそれを見守るこモスルの子供たち

IS(イスラム国)に制圧されていたイラクのモスルに12月18日政府軍特殊部隊が突入して奪還した。モスルのアルバリッドでの写真と説明があるが、半分がれきに埋もれたIS兵士の遺体を足蹴にしながら警戒する政府軍兵士の後ろからのぞき込む子供たちである。そばにレーキがあるから埋葬しようとしたが穴が小さすぎて途中で放り投げたともみられるが、戦場に子供を含めた市民が混在しているのである。この政府軍はロシアが支援していて、近くにいる反政府軍はアメリガが支援している。ISと三つ巴の戦場の残酷な現場を平然と眺める子供たち。この子らが大きくなってまたどちらかの陣営に参加するのである。

難民となって押し寄せた先では同じ週に起きたドイツ・ベルリンのクリスマス市場へのテロのように憎悪の行為が繰り返される。ドン・キホーテのような日本の平和主義者たちはもう一度この写真を脳裏に焼き付けておくことだ。

「落合は去れ!」 でやっと去った落合博満GM

ここまでファンに嫌われたら

ここまでファンに嫌われたら

写真は今年9月1日の東スポに掲載された、ナゴヤドーム右翼側外野席で、「落合は去れ!」とのボードを掲げる中日ファンの姿である。その落合博満ゼネラルマネジャー(GM)(63)が来年1月末でやっと退任することになった。

この記事で落合がここでも不人気なのを知った。記事ではボードを掲げていたN氏(68=会社経営)は「これは私たちの気持ちを表しているボード。ファンサービスはしなくてもいいという落合GMに辞めてもらうことで、中日が生まれ変わってほしいという私たちなりの“応援”ですよ。このガラガラのナゴヤドームにした責任は誰にあるのか。ファンあってのドラゴンズ。どちらが真剣にドラゴンズのことを考えているかということ」

さらに「私はガキのころから根っからのドラファン。それなのに落合GMになってから心から愛する気持ちが薄れてしまった。谷繁監督をかばうつもりはないが、GMでありながら監督だけに責任を負わせたり、自分はキャンプも見ない。(一軍の)試合も遠征も行かず、ファン感謝デーにも来ない。球団を金儲けの道具にしか見ていないようなやり方は許せない」と憤激するコメントも添えられていた。

ブログ子はあまり野球を見ないが、新聞社でスポーツ紙の編集責任者だった時代がある。異動してすぐ新しく中日担当となった記者が陳情にやってきた。曰く「中日以外の担当にしてほしい。落合監督だけはいやだ」というので初めてその不人気ぶりを知った。その後、自分の野球記念館をつくったが来る人もなく閉館とか、信子夫人が野村克也夫人と並んで「三大悪妻」に挙げられるなどの報道をみて、やってるやってると傍からみていた。

ochiai嫌われる理由は唯我独尊、自信過剰、他人を受け入れない性格・・・数えればきりがない。それがこれまで首がつながっていたのはワンマン経営者に取り入る独特のジジ殺しの才覚だという。しかし成績が悪すぎた。14年が4位、15年が5位。そして今季は19年ぶりの最下位。それはドラゴンズファンだけでなく中部電力やトヨタ自動車、東邦ガスなど地元企業の落胆と大きな反発を招いた。

2013年オフ、本社上層部は「落合の野球はおもしろくないという“ファン離れ”が激しくなって、落合監督をクビにした。その彼がGMになっても球団再建が出来るわけがない」と大反対の声をあげた。だが、白井文吾オーナー(中日新聞社代表取締役会長)は、その声を抑え落合氏を「GM」に招いた。

球団内部でも不満が充満していた。本来GMの仕事である新外国人選手の招聘もすべて森ヘッドに任せきりにし、一度も海外へ視察にも行かなかった。確執があったとはいえ谷繁監督へのバックアップも不十分。監督派のコーチは佐伯貴弘守備コーチ(46)ただ一人(監督とともに休養-解任)。森ヘッドをはじめ加藤秀司1軍チーフ打撃兼総合コーチ(68)らそのほとんどをGMの息のかかったコーチで固めた。

そしてドラフトではスカウトたちの意向を無視して選手を指名するなど、編成部からの反発も年々大きくなった。ドラフトに関しては監督時代から、会議当日にスカウトたちの推薦する選手ではなく自分の気に入った選手を指名させた。そのときの口癖が「いいからとれ」。GMになってもその癖は変わらなかったという。

これほど嫌われる野球人というのも珍しい。

軍事音痴でオスプレイ反対をまき散らす輩

米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが沖縄県名護市沖に不時着し大破し た事故で、沖縄県は17日、今回の事故を「墜落」と位置付けることを決めた。 県の統計資料上、「墜落」に分類して記載する。(時事)

あきれたものである。 何が何でも「事故」を「墜落」と断定して、「オスプレイ=怖い」との反対運動に結び付けたい沖縄県の作為的な操作である。同時に救いがたい軍事音痴ぶりを恥ずかしげもなくさらけ出している。さらに「機体の安全性が確認されるまで飛行中止させよ」と、伊江島にいる、もう一機の基地までの回航(19日)すら認めないという。

米軍は、19日伊江島からの回航を実施するとともに、不時着水は空中給油中に給油ホースに接触したオスプレイのブレードが損傷したことが原因とみられるため、空中給油は運用停止を継続。再教育、手順の確認、地上におけるシミュレーションなどの手順が完了した後に空中給油も再開する方針だ。

この事故、在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官が14日述べているように「空中給油訓練中のオスプレイのプロペラが給油機の給油ホースに当たり、ホースが切断された。パイロットは米軍普天間飛行場(宜野湾市)に戻ろうとしたが、機体の維持が困難と判断、人家を避けて現場の浅瀬に不時着を試みた」ものの、傾いて岩にプロペラがあたり大破したもので、どうみても「墜落」にはあたらない。

ニコルソン調整官が「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきで表彰ものだ」と述べたというので、今度は沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事が「植民地意識丸出しだ」と吠えた。噴飯物の論理で、この副知事こそ被植民地意識の持ち主のようだ。

ブログ子はかねてから安全保障に関わる発言はきちんとした軍事知識と地域のパワーバランスを見た大局的見地を持ってから口にしろと書いてきた。メディアにも当てはまる。

例えば朝日新聞のニュースサイトに掲載(14日23時58分にアップ)された「オスプレイ、空中給油中にプロペラ損傷 『最善の決断』」のイメージ図。

朝日の空中給油図

朝日の空中給油図

記事は14日23時58分にアップされた。イメージ図は、「プロペラに絡まり切断?」などの注釈が添えられ、左のようなイラストが掲載されている。輸送機のぷらんぷらんした給油ホースをオスプレイのプロペラの狭い間隔をかいくぐってまるで空中軽業師のように差し込むイメージで、これではホースが切断されるのも無理もないと思わせる。
実際のオスプレイの空中給油

実際のオスプレイの空中給油

しかし現実のオスプレイへの空中給油は右下の写真のように行われる。空中で揺れ動くホースではなく、双方ともかなり強固な金属製ノズルを互いに差し出して行われる。どちらかが気圧差で高度を上下させたり、双方の大気速度が合わなければ接触する可能性はある。軍隊では「完全に安全」ということは何時でも保障されないのは今回の事故でも明らかで、そのために訓練をするしかない。

そうした軍事的常識を顧みない報道はNHKでもそうだ。19日の午前2時のラジオニュース、7時のテレビニュースで執拗に反対派のコメントばかり並べて危険を煽り立てていた。沖縄では「事故現場から700メートルしか離れていない、怖くて寝ておられない」という声。さらにオスプレイが配置されている横田基地近くの反対運動として「こんなのが来るのは許せない」といわせて「飛行に踏み切れば反発強まる」と長時間放送を締めくくっていた。

安全保障の問題にいわれのない情緒的反応をまぜこぜで報道するのはもはや意図的と言わざるを得ない。

「北方四島」で思うギリヤーク人の顔

ソ連共産党の一党独裁放棄の時期などにモスクワ特派員を務めた斎藤勉・産経新聞大阪代表が、北方四島での「共同経済活動」実現に向けた協議開始で日露が合意したことについて「ひっくり返りそうになるくらい怒りがわいてきた」と発言。領土問題で進展がない一方、事実上の経済援助となった内容を批判した。安倍晋三政権についても「歴史の正義をなげうとうとしている」と厳しく指摘した。(産経)

ロシアが四島を占拠した経緯といい、今回の「いいとこ取り」の合意といい「火事場泥棒」より穏やかな言葉を探せずにいる。どれだけ筆先を丸めても、「不法占拠」という事実は変えられない。それを脇に置いて、強まる両国の信頼などあるまい。(産経抄)

日ロ首脳長門会談

日ロ首脳長門会談


斎藤代表も産経抄子もブログ子の元同僚であり、後輩なので「一方的に領土を強奪された国家犯罪。犯罪である以上、4島耳をそろえて返してもらう以外にない」という主張に共感し応援するところが多いのだが、他の手段が浮かばない以上、ここは安倍首相の乾坤一擲に任せるしかないと思う。

ブログ子は、プーチン・安倍両首脳の共同会見を見ていて、網走で会ったギリヤーク人たちの顔が浮かんだ。北方四島からは2万7000人の日本人が強制的に日本に「引き揚げ」させられた。テレビ、新聞とも日本人だけのように報道しているが、実はほかの北方民族もソ連に追われて日本に来ている。根室だけでなく網走、釧路に彼らは移住した。

いま戦後70余年だが、ブログ子が彼らに会ったのは「戦後30年」くらいの時である。北方四島には日本人のほか樺太アイヌやニブヒ(ギリヤーク)、オロッコなどの北方民族の人々が住んでいたことが忘れられているというので、その代表者たちと会った。ちなみにギリヤーク人というのは今では「ニヴフ」(あるいはニヴヒ、ニブフ、ニブヒ)と呼称している。またオロッコというのは蔑称だというので、今ではウイルタと呼ばれる。

多くはモンゴロイド系で日本人と同じような顔つきをしているが、会った人の中には民族名を忘れたが、西欧人のような人もいて、多くの民族がアリューシャン列島を伝って南に南に下りてきたことを実感したものである。彼らもまた、ソ連軍の悪逆非道を訴え、一日も早く島に帰りたいと口をそろえていた。

ブログ子はロシア語をかじったので少しロシア人がわかるのだが、日本人と違ってスラブ民族というのは一筋縄ではいかない。プーチンが会談ですこし笑顔を振りまいたというので希望的観測をいだくお人よしの日本メディアなど太刀打ちできっこない。フョードル・ドストエフスキーの長編小説「罪と罰」で主人公ラスコーリニコフが吹雪の中、馬車や旅籠をさまよい歩くだけの描写と心理の葛藤だけで34ページである。首脳会談16回くらいでどうにかなると考えるのは日本人だけである。

ロシア経済はどん底である。困っているのはあちらである。経済協力1兆数千億円で「いいとこ取り」されないよう願うばかりである。息継ぎの長い彼の国相手では、安倍長期政権でないととても渡り合えるものではない。ギリヤーク人が言っていた。「昨日、島を後にした気持」、この時戦後30年である。とりあえず「戦後100年」を目途にするくらいの気持でちょうどよい国だと思う。

電通がそんなに過酷な会社なんて信じられない

電通の女子新入社員が自殺、過労死と認定された事件、7日の朝、東京・汐留の電通本社ビルに東京労働局の担当者約30人が家宅捜索に踏み込んだ。高橋まつりさん=当時(24)=の遺族が過労自殺を公表して1カ月、支社、子会社も含めた立ち入り調査から強制捜査へと進んだ。

電通本社

電通本社

電通は9日、約60年にわたって社員手帳に記されてきた社員心得「電通鬼十則」を、2017年版の手帳から削除すると正式に発表した。

ブログ子は新聞社に40余年いた。この間電通の社長、局長、支社長以下、営業で新聞社ごとにほぼ「常駐」している担当など何十人と付き合ってきた。ある社長とは新橋のラーメン屋をひいきにしてしょっちゅう一緒したし、飲み会、海外旅行、ゴルフ、毎年の電通新年会、電通運動会に至るまで顔を出して中には家族同士の付き合いをして、今でも年賀状のかなりの数はOBからのものだ。その半分ほどの人数だが博報堂の人間とも付き合った。

ほかの人より電通を知っていると思うのだが、彼らとの交際を振り返ってみて、どう考えても電通が過酷な職場だとは思えないのである。ブログ子と飲み屋で夜中まで酔いつぶれた電通マンの勤務を「残業」と認定しても、、自殺までするほど過酷な働きぶりだとは到底思えない。

そこで調べてみたのだが、高橋まつりさんは2015年12月25日金曜日、つまりクリスマスに都内にある電通の女子寮4階の手すりを乗り越えて飛び降り、亡くなった。彼女はインターネット広告を担当する部署に所属していた。試用期間後に正社員になると、10月以降1カ月の時間外労働が労基署認定分だけでも約105時間に。過労死ラインとされる80時間を大きく上回っていた。

推察するに、電通の中でも電子メディア部門特有の過酷さがあったのではないか。紙媒体と違い24時間対応を余儀なくされるのと、クライアントとの交渉がどうしても個人単位になるので余人に容易に引き継げないから、一人で背負うことが多くなるのではないか。

ブログ子は新聞社で初のWEB媒体をスタートさせた。ZAKZAKといったがこのスタートは1996年8月だった。この直前電通はじめ多くの広告会社を集めてインターネットとは何か、広告収入がアクセス数に比例する仕組みなどを一から説明した憶えがある。WEBの方はものすごい反響でその年の12月電通にやっと電子メディア局ができた。いまもその通りの名かどうか知らないが、この時の電子メディア局の予算(収入)が10億円そこそこだった。将来伸びるとは言われたものの現在のような巨大なスケールに発展するとは予想外のことだった。第一Googleがまだ日本に上陸していなかったのだから。

今回外された「電通鬼十則」がこのころ大手を振って喧伝されていた。4代目社長吉田秀雄によって1951年につくられた電通マンの行動規範とも言えるもので、真似をする企業が多かった。なにしろ世は「モーレツ時代」だった。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

ブログ子が付き合った連中は「鬼十則」とはかけ離れた者が多く、よく「おい十則を読んだことあるのか」と冷やかしたくらいだ。直後。浜離宮そばに現在の超高層ビルを建てた。おりしもNYの「9.11テロ」である。東京湾に直面しているビルなので「飛行機が突っ込むにはうってつけの立地条件だ。あまり社にいないほうがいいそ」と脅したりしたくらいだ。

高橋さんのツイッターには、
<休日出勤えらいなぁとか思って出社したけど、うちの部に限っては6割出社してた。そりゃ過労で死にもするわ>(10月12日)
<誰もが朝の4時退勤とか徹夜とかしてる中で新入社員が眠いとか疲れたとか言えない雰囲気>(10月15日)
<やっぱり何日も寝られないくらいの労働量はおかしすぎる>(10月27日)
<土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい>(11月5日)
<1日20時間とか会社にいるともはや何のために生きてるのか分からなくなって笑けてくるな>(12月18日)

ブログ子は「1日20時間会社にいる」ことがザラだった。一つのニュースを仕上げるとなると簡単には他に引き継げない、自分だけの段取りでやることが多いという仕事ゆえだ。それでも自殺しないで生きながらえている。働き方が激変したとしか思えない。

胸糞悪い蓮舫代表の「舌鋒鋭い虚言」質問

民進党の蓮舫代表と安倍晋三首相との初の党首討論をテレビ中継で見た。正直、「民進党はこの女性代表ではダメだ」と思った。

「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!」「気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」「首相の答えない力、逃げる力、ごまかす力。まさに『神ってる』」と畳みかけてドヤ顔するところは、民主党政権時代の空疎な「仕分けの女王」そのものだった。

舌鋒鋭く嘘質問

舌鋒鋭く嘘質問

首相に国会という場で嘘つき呼ばわりする神経がわからないが、いまだに二重国籍問題で明言を避けている「どこかの国」ではそういうものかと思えばすむ。しかし根拠がないことを断言する「嘘」は許されない。

「有効求人倍率は改善されたかもしれないが、東京に一極集中しているからだ。地方に仕事がない」と決めつけた。だが、安倍政権で有効求人倍率は初めて全都道府県で1以上を達成した。「地方に仕事がない」とは言えない。また 首相が「強行採決をしたことがない」と発言したとも決めつけた。しかしこれは今年10月の国会答弁で首相が「強行採決をしようと考えたことはない」と述べただけで、勝手な妄想を前提に批判を展開ているにすぎない。(産経)

「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!」と叫び、「気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」と息まいた。約3年3カ月の民主党政権時代は、衆参両院の委員会で計24回も「強行採決」を行っているのである。

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案をめぐる討論では、前回ブログ子が書いたように「日本にカジノはいらない」と道義的、国民性を前に堂々と反対論を展開するかと思いきや、「山口代表は夏、キューバのカジノ施設をごらんになった」などと同調した公明党批判発言をする。当たっているならまだしも、当の山口代表が「キューバでカジノは見ていない。明らかに違う。自身は討論に立たないため、反論も補正もできない。公明党の立場を引用するのであればもっと正確にやってもらいたい」と注文を付けた。これまた虚偽の思い込みでの質問なのである。

民進党が長時間労働を規制する法案を提出していることで「自民党が審議入りを拒否している」と指弾したが、国会でその責任を首相に求めても仕方ないことをこの人はわかっていない。首相が「私は独裁者ではない。議員立法は委員会で(審議入りを)判断してほしい」と説明したように、法案の扱いを決める権限は立法府の与野党にある。行政府の長である首相が口を挟めば、逆に「三権分立を侵している」と文句を言うだろう。
経済政策への批判も展開したが、安倍首相が、経済が停滞した民主党政権時代を念頭に「反省から始まらない限り、皆さんに対する支持は戻りませんよ」と皮肉っていたが、その通り。民進党まっぴらごめんは政党支持率 「自民党42% 民進党7% 」( 読売新聞12月6日)1ケタによく表れている。

最後に「首相の答えない力、逃げる力、ごまかす力。まさに『神ってる』」と今年の流行語を使って、記者団には「自分なりに聞きたいことは聞けた」と自賛したがはたしてそうか。

前大阪市長の橋下徹氏は自身のツイッターで、「民進党蓮舫さん、人格攻撃はよくないよ。人を嘘つき呼ばわりしたら、蓮舫さんなんか二重国籍問題ではバリバリの嘘つきだ。国民はしっかり見ている。詐欺罪で有罪判決を受けながら僕を詐欺師呼ばわりした辻本清美とやはり同類か!政策論争に徹すべき」などと批判していた。山尾志桜里・政調会長と女性3人並んで「民進党”姦”(かしまし)3人女」で民進党自沈を期待する

日本にカジノはいらない

カジノやホテル、商業施設などの統合型リゾート(Integrated Resort、略称:IR))を推進するための法案(カジノ解禁法案)は、2日の衆院内閣委員会で採決が行われ、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決された。

衆院内閣委で、IR法案が可決され、退席する民進党議員=2日午後

衆院内閣委で、IR法案が可決され、退席する民進党議員=2日午後

 

ブログ子はカジノには大反対で、民進党は反対の立場だったから頼りにしたいところだが、いつもの「何でも反対」だから、ここは公明党が反対多数なので無理だろうと思っていた。ところが公明党は土壇場で自主投票で採決に臨み、1人が賛成し、2人が反対、結局、自民、公明、維新の賛成で可決された。公明党には裏切られた思いだ。

自民党の二階俊博幹事長は先週、井上義久幹事長に成立を目指す意向を水面下で伝え、圧力を強めた。来年の通常国会で内閣委は天皇陛下のご譲位に関する法案を扱う可能性が高い。そうなれば後回しは必至で、自民党は14日まで延長された今国会は成立に向けた千載一遇の好機と判断したようだ。いわば作戦勝ちだが、まだつぶす方策はある。自民党は閉会日の14日に成立を図る考えだが、参院内閣委員長は民進党議員だ。「何でも反対」政党頼みとは無念だが、ここは踏ん張ってもらいたいものだ。しかし民進党も党内はこの問題では割れていてどうなるか・・・

法案は2013年12月に提出され、14年11月の衆院解散で廃案になった。15年4月に再提出された後、審議されない状況が続いてきた。自民党は、観光や地域経済の振興といったカジノ解禁の効用を強調している。しかし、海外でも、カジノが一時的なブームに終わったり、周辺の商業が衰退したりするなど、地域振興策としては失敗した例が少なくない(読売)。

カジノには様々な「負の側面」がある。ギャンブル依存症の増加や、マネーロンダリング(資金洗浄)の恐れ、暴力団の関与、地域の風俗環境・治安の悪化、青少年への悪影響などだ。だが、法案は、日本人の入場制限などについて「必要な措置を講ずる」と記述しているだけ。カジノは、競馬など公営ギャンブルより賭け金が高額で客が借金を負って犯罪に走り、家族が崩壊するといった悲惨な事例は今から予測できる。

隣の韓国はカジノを先に認めているが、自国民の立ち寄りには厳しく対処している。日本では盛んなパチンコすら自国内では認めていない。そのパチンコ業界も衰退の一途をたどっている。

パチンコメーカーらが集まる業界団体である日本遊技機工業組合は今年6月、既に市場に流通しているパチンコ機59万台を「検定時と性能が異なる可能性がある」として回収した。日本にある約300万台のパチンコ機のうちおよそ25%にあたる膨大な台数だ。 パチンコ機の不正な性能変更が行われていたからだ。どうしてこうなったかといえば、小さな入賞を極力減らし、逆に『大当たり』に出玉を集中させる事によって「ギャンブル性を高める」方向で行われたからである。

その結果、 依存症気味のパチンコ客1人当たりの平均投入金額は1989年が月額平均5万円程度であったのに対し、現在は月間20万円程度にまで跳ね上がっている(出所:レジャー白書)。博打性が高まりついていけない客が離れることで業界全体が沈んでいる。郊外でも潰れたパチンコ屋を多く見かけるようになったのはこのためである。

日本のパチンコ業界は3分の1が北朝鮮系でせっせと金正雲(キム・ジョンウン)に金を送っている。残り3分の2の多くは韓国系と台湾系で日本人は多くはない。つまりカジノを導入してもこれらの「問題国」がパチンコの代わりに進出してくることが予想される。北朝鮮の経済制裁を解除するようなものだ。

観光客が見込めるなどというが、他のことで誘致をはかればよいことで、カジノには百害あって一益もないことを国会議員はもっと知るべきだ。

「誤報の朝日新聞」が確定

ブログ子も新聞社にいたからよくわかるのだが、ほかの新聞がかかわることはあまり報道しない。互いに相談したわけでもなく、遠慮してのことでもなく、まして日ごろ「正義の味方」を振りかざしている手前、明日は我が身と恐縮してということでもない。まあ暗黙の了解事項といおうか。しかし、これはよくない。今回も朝日新聞がまたも誤報をやらかしたことが、最高裁判決で確定したのだからきちんと報道すべきだろうに、今回も当事者の読売新聞でしかわからないというのは褒められたことではない。

問題の記事。朝日の完敗に終わった

問題の記事。朝日の完敗に終わった

 

朝日新聞は2012年3月15日の朝刊1面と社会面で、巨人軍が1997~2004年度に6選手と、当時のプロ野球界の申し合わせ(最高標準額)を計27億円超過する計36億円の契約金で入団契約を結んでいたなどと報道。翌16日朝刊2面には、「臭いものにふた 続く不正」などの見出しで、巨人軍を非難する編集委員の署名記事も掲載した。

これに対し巨人軍は朝日新聞社に損害賠償などを求めた訴訟を起こした。 1審・東京地裁判決は、記事が真実だったとして巨人軍の請求を棄却したが、今年6月の高裁判決では、朝日記事では、巨人軍の一部選手との契約は、球界を統括する日本野球機構(NPB)から「厳重注意処分」を受けるような非難されるべき行為だったと報じているが、12球団の申し合わせを踏まえて導入された出来高払いを制度化したものであり、「NPBから処分を受ける可能性はなく、記事は真実ではない」と判断した。

双方が上告した最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は24日付の決定で、上告を退け、名誉毀損の成立を認め、朝日新聞社に330万円の支払いを命じた2審・東京高裁判決が確定した。 さらに、朝日新聞記者がNPB関係者に裏付け取材をせずに、「大幅な申し合わせの超過は許されない」と誤解したまま記事を書いているとし、編集委員の記事と合わせて巨人軍の名誉を毀損したと結論づけた。
これを受けて読売巨人軍は「朝日新聞が必要な取材もせずに報道した記事により、当球団の名誉が毀損されたと認定した判決が、最高裁で確定したことは妥当だと考えます。当球団は、記事を真実と誤って認定した朝日新聞の『報道と人権委員会』に、見解の見直しを求めます」というコメントを出した。

これについての朝日新聞のコメントが驚くべきものだ。

朝日新聞社広報部の話「巨人軍が6選手と最高標準額を大幅に上回る契約金を支払う契約を結んでいた、とする記事の根幹部分は真実だと認められた、と受けとめています」

いやはや大した開き直りである。こうした強気のもととなっているのが、朝日の「報道と人権委員会」 (人権委)なるものである。この「誤報記事」ではこの人権委が朝日の誤報を追認する「見解」を出している。契約金報道では、巨人軍と選手4人が12年4月、記事の是正を人権委に申し立てた。しかし、3か月もたたずに「記事は、すべて真実である」との「見解」を出した。

人権委は、朝日新聞が2001年に設立した第三者機関で、現在は、憲法学者の長谷部恭男・早大教授や元最高裁判事の宮川光治弁護士ら3人がメンバー。10年12月の朝日新聞記事では、人権委について「第三者の公平な視点で報道内容を検証」などとアピールし、当時の委員の一人は「法廷で争われる場合よりも、もっと取材や報道の中身に切り込んでいる」と自負していた。(読売報道)
この人権委の「見解」が裁判では「全くの誤り」とされたのだから、さっそく人権委を再開させてお詫びでもするのかと思ったら、今なお再審査の手続きは設けられていないという。 人権委事務局は読売の取材に対し、「必要な調査、審理を尽くした上で、 (12年の)見解をまとめている」とコメントした。

腹に据えかねた読売新聞は社会面でこの人権委なるものについて、疑問を呈している。

「人権委は報道被害の救済を目的に設置されたはずなのに、被害者側の主張を無し、朝日の言い分だけに依拠して記事を追認した。第三者機関の機能を果たしておらず、救済どころか、報道被害を拡大させたと言わざるを得ない。朝日記事が名誉毀損に当たるという司法判断が確定した以上、再検証を行い誤りを正すことでしか、第三者機関としての信頼回復の道はないずだ」

全くその通りである。これまでの朝日の誤報は目に余る。詐話師、吉田清治による「慰安婦の強制連行報道」や福島原発で作業員が命令に違反して撤退と報じた「吉田調書」誤報問題・・・取り消しても取り消しても続発する朝日の誤報。ほかのメディアは今回の読売巨人軍の裁判勝利と朝日の体質をもっと報道すべきではないのか。

よく言った「民進党は田舎のプロレス」

萩生田光一官房副長官は23日、民進党など野党の国会対応について「あの人たちが声をからして質問書を破りながら、腹の底から怒っているかといったら田舎のプロレス。ロープに投げて、帰ってきて空手チョップで1回倒れてみたいなやり取りの中でやっている。ある意味、茶番だ」と批判した。 また「強行採決など世の中にありえない。審議が終わって、採決を邪魔する人たちがいるだけだ」と述べた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案の4日の衆院特別委員会での採決を念頭に置いた発言とみられるが、政府高官の野党の国会対応への批判は異例で、野党の反発を招きそうだ。(毎日新聞)

民進党など野党寄りの毎日新聞だから「野党の反発を招きそうだ」などと誘い水をかけているが、なに国民の多くは「よく言った」と賛同しているだろう。ブログ子もpk2016110502100002_size0国会中継を見ていたが、茶番だと感じた。右の写真はその時委員長席に詰めかけた野党議員の光景だ。よく見ると動員されたらしい民進党女性議員はニヤニヤ笑いながら事務方が用意したプラカードを掲げているが、一人として委員長に見せている者はいない。全員こちら側にあるテレビカメラに向けている。要するにテレビカメラを意識したパフォーマンスでしかないのだ。

案の定、民進、共産、自由、社民の野党4党が猛抗議したのを踏まえ、萩生田光一官房副長官は24日、自らの発言を撤回し、謝罪した。早期収拾に向けて対応したものだが、すでに共感の輪はあまねく広がっている。

民進党はいまや落ちぶれて見る影もないかつての社会党と同じ斜陽街道を突き進んでいる。直近での安倍・トランプ会談へのコメントぶりを見てもわかる。

安倍首相は17日夜(日本時間18日午前)、トランプ氏とニューヨークのトランプタワーで会談後、「共に信頼関係を築いていくことができる確信を持てる会談だった」と総括した。そのうえで、内容は、トランプ氏が就任前であることや非公式会談であるとして明かさず、「私の基本的考えを話した」と説明するにとどめたが、「信頼できる指導者と確信した」と強調したと産経新聞は伝えている。世界の首脳のうちで真っ先に会談したというので欧米のメディアはこぞって報道している。

.abe-trumpこれについて民進党の蓮舫代表は、「首相はトランプ氏と最初に会った先進国のトップなので、率直に評価はする」と述べたものの、「『信頼できる指導者だと確信した』と発言された。何をもって信頼できるのか。ぜひ詳しく説明してほしい。わが国の国益にかかる話はどこまで主張し、どういう返事があったのか。非公式会談ではあるが、首相は説明する義務がある」と話した。それをいうなら蓮舫代表は、自分の国籍問題を「詳しく説明する義務がある」のではないか。

さらに同日、民進党の安住淳代表代行に至っては「当選して1週間後に飛んでいくというのは、朝貢外交でもやっているつもりではないか。私は評価しない。公務として行っている以上、しっかりと説明責任を果たしてもらわなければならない」と蓮舫代表同様の見解を述べた。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報が「安倍、トランプに“朝貢”」との見出しを掲げた記事を読んだのだろう。朝貢とは、外国の使者などが来朝して朝廷に貢物を差し出すことだ。古代中国の周辺国は各王朝に朝貢を行っていたが、日本はただの一度も朝貢をしなかった国であることをこの民主党議員は知らないようだ。

民進党の野田佳彦幹事長は19日、埼玉県朝霞市で開かれた党会合で、安倍晋三首相がトランプ次期米大統領と会談したことについて、「安倍さんは焦り過ぎではないか。今の大統領はオバマさんだ。いきなりトランプさんに会いに行くのは国際的な儀礼に反している」と語った。民主党政権時代、ルーピー鳩山由紀夫、イラ菅直人とろくでもないのが続いたあとやっと「まとも」なのが・・・と評価された人にしてこの体たらくである。

直近の(23日、朝日新聞)政党支持率をみると、
自民36(37)▽民進8(10)▽公明3(3)▽共産4(3)▽維新2(2)▽自由0(0)▽社民0(0)。カッコ内は前回。 他の新聞より自民党がいつも10ポイント低く出る朝日新聞にしてこれである。

馬術のイメージを貶めた韓国の占い師の娘

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)容疑者(60)の国政介入疑惑。歴代大統領の先例にならって悲惨な末路は避けられそうにない。とりわけ100万人が参加したともされるデモに若者らを駆り立てたのは崔容疑者の娘、鄭(チョン・ユラ氏(20)への特別待遇疑惑だという。

「金も実力のうち」との給うて話題のチョン・ユラ嬢(ネットから)。新旧違いすぎるのは韓国では普通の整形か。

「金も実力のうち」との給うて話題のチョン・ユラ嬢(ネットから)。新旧違いすぎるのは韓国では普通の整形か。

それにしても品のない母娘である。出欠などで不正があったとして高校卒業資格の取り消しを16日に発表したソウル市教育庁幹部は 「崔容疑者は教育にも介入し、教壇をむちゃくちゃにした」と怒りをあらわにした。高校3年当時、17日しか出席していないのに、乗馬大会への出場などと偽って141日間が公欠扱いになっていた。崔容疑者が教師に現金を手渡したり、欠席の多さを指摘した教師に「お前なんて教育相に言って代えてもらえる」と罵声を浴びせたこともあったという。

母がそうなら娘の方もひどいもので、フェイスブックに「能力がないならお前の両親を恨め。私の親のことでつべこべいうな。金も実力だよ」と書き込んだ。馬術の特待生として梨花女子大に裏口入学したが、名門の女子大自体、娘の受験ではじめて特待生枠に馬術を加えるというインチキぶりだ。入学後も、ドイツで乗馬訓練を受けているといって一度も出席せず、本来なら留年なのに、担当教授が代わりにレポートを書いてやって黙って単位を与え進級させていた。

馬術は金がかかるものーというイメージを広めてくれた娘の乗馬姿

馬術は金がかかるものーというイメージを広めてくれた娘の乗馬姿

金をめぐる話もひどいものだ。崔順実容疑者は自分の娘を2020年東京五輪に出場させようとたくらみ、財閥サムソンを巻き込み「第二のキム・ヨナとして育てる」特別強化プロジェクトを立ち上げた。仁川アジア大会で娘が団体戦で金メダルを取った直後、サムスンは14年10月に大韓乗馬協会を通じて「800億ウォン(約72億円)プロジェクト」と称してトレーニングや五輪出場支援体制を特別に組んでいた。その大韓乗馬協会会長にはサムスン電子の社長が就任していたというからとんでもない出来レースである。

サムスンから資金を受け取ったビデク・スポーツは、崔順実容疑者と娘が株式の100%を持つ会社だ。実際には社員1人だけの会社で、その1人というのは娘の乗馬コーチだという。あちこちから出させた金で馬術一筋というのならまだしも、2014年以降一度も馬には乗ってない。それもそのはずで、2015年6月ドイツで男児を出産していて、相手の名前は出していないが入籍しているという。とても馬術を続けられる体ではない。

ソウルで行われた大規模デモでは「朴大統領は辞めろ」のシュプレヒコールがとどろいたが、韓国紙、中央日報のコラムによると、若い人が怒りの声を挙げたのは「鄭ユラ氏の『特恵人生』に向かった怒りが朴大統領に対するもの以上だった」と書いている。デモには、多くの高校生らも参加し「努力すれば報われると教わってきたが、ユラ氏を見れば、虚脱感を覚える」などと口々に怒りを表したという。

◇ ◇ ◇

ブログ子は学生時代馬術部にいた。昨日も幹事をしているOB会の集まりに出たばかりだが、この母と娘には韓国の若者以上に腹が立つ。馬術が金まみれのスポーツとみられることにやりきれない思いだ。札幌で4年間馬に乗ったが、なにしろ金のない国立大学だから部費は月額300円だった。その代り青草刈りや部の運営費稼ぎのアルバイトにかなりの時間を費やした。

確かに現在オリンピックの馬術は金がかかりすぎる。我が大学馬術部からは東京五輪の馬術代表選手を出したが、国やJRAなどからの金銭的援助がなければとても馬など買えないのが実情だ。

五輪での馬術競技は馬場馬術、障碍飛越、総合馬術がある。馬場馬術は馬の調教ぶりが審査されるもので、フィギアスケートの「規定」と似ている。日本では五輪のたびに”高齢選手の星”とメディアに登場する法華津寛選手の出場枠と同じだ。年齢、男女の別がない馬術なので、チョン・ユラ氏はもし五輪に出たら(もう不可能だが)法華津選手と同じ試合場になるのだが、飛越競技の馬より調教の程度が高いものを要求されるので馬の値段がグンと高い。彼女は17億~18億ウォン(約1億5000万~1億6000万円)の馬を何頭も購入していた。韓国の馬術レベルは国際的には低いが、乗用馬の価格はアジア大会レベルで7億ウォン台、五輪レベルで20億ウォン台とされる。

法華津選手はリオ五輪を欠場したが馬はニュージーランドで2、3000万円で買い、ドイツで繋養させて、本人もほとんどドイツに住んで試合に出ている。チョン・ユラ氏もドイツ暮らしをしている。なぜそうなるのか。

馬術は軍用の騎兵から始まった。このためドイツ、オーストリア、フランス、イタリア、スペイン、英国などが今なお競技の主流を占めていて、彼らの都合の良いようにルールを改正して、五輪出場もポイント制をとっていて、高得点を持ってないと出場できない。そのポイントをとる競技会がほとんど上述の国々で開催されているので、ヨーロッパに拠点を置かざるを得ないのだ。だから金がかかる。

オリンピックの掉尾を飾る競技として大賞典障碍飛越競技がメインスタジアムで行われるのが恒例だったが、今では姿を消した。競技場が蹄(ひづめ)で荒れるのとすぐあとに閉会式の準備が差し迫っていることが要因だが、航空機で馬を運ぶ手間や金、世界的に馬術をする国が少ないこと、などからどんどんオリンピックのお荷物になってきているのである。馬術に親しんだ者として残念でならない。

出来損ないの親やガキが増えた

二つのニュースを読んでいてふつふつと湧き上がる怒りと、それから襲ってくるやり場のない切なさにため息が出た。日本人というものが劣化しているのではないかとさえ思う。

堺市北区の住民登録上は4歳の梶本樹李(たつき)ちゃんの遺体が、大阪府千早赤阪村の国道沿いにある川で見つかった。父親の鉄筋工、卓容疑者(35)=傷害致死容疑で再逮捕=と母親の無職、千穂容疑者kajimoto%e3%83%bcfuufu(32)=保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕=の所業は鬼畜にも劣る。

遺体は死後約1年が経過。身長約1メートルの3歳以上5歳未満の男児で、発見時の体重は9・4キロだった。樹李ちゃんは大阪府松原市に住んでいた昨年12月中旬ごろ、卓容疑者の暴行で死亡したとされる。死亡後について、卓容疑者は「遺体は自宅で保管していた。今年5月下旬ごろ、異臭がしてきたので川辺に埋めた」と供述している。遺体の捨て場所について何度も嘘をついてやっと本当の埋め場所を自供した。

千穂容疑者は「昨年12月ごろ、長男の頭を殴ったり、ビンタしたりしていた。翌日、寒さを訴えて震え上がった後、呼吸が止まった」と話しているという。この夫婦は衰弱した樹李ちゃんを医療機関に受診させなかったうえ、生きているように見せかけて松原市から児童手当計35万円を詐取した。また2人の親戚で行方不明になっている幼児が複数人いるともいう。

◇ ◇ ◇.

東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒(13)が避難直後から小学校でいじめを受けていた事件もひどい。神奈川県警から同級生との金銭トラブルについて直接情報提供があったのに放置していた学校や市教育委員会の対応が問題になっているが、その前に加害の児童たちの悪質さに救いがない。「いじめ」などを通り越して立派な犯罪である。
生徒側の代理人などによると保護者は2014年7月、県警に同級生から金銭を要求されたことを相談。県警がゲームセンターの防犯カメラ映像などを調べたところ、加害者側が1回あたり10万円単位の金銭を浪費していたことが分かった。「(原発事故の)賠償金があるだろ」などといって金を要求、当初は1回5万円ほどだったが、次第に増え、最終的に合計額は約150万円に上った。生徒は保護者に打ち明けられず、生活費を持ち出していたという。 脅し取った金銭は交通費や飲食費、遊興費に使われた。

代理人の弁護士は15日、「ばい菌扱いされてつらかった」などとつづった男子生徒の手記を涙声で公表した。読んだこちらも胸に迫るものがある。

shuki手記は不登校になっていた昨年7月、小6の時に書いた。小2で自主避難した直後から名前に菌を付けて呼ばれるなどのいじめを受けており、「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった」とつづった。

小5の時に「(原発事故の)ばいしょう金あるだろ」と言われ、同級生らの遊興費などを負担したことについては「ていこうするとまたいじめがはじまるとおもってなにもできずにただこわくてしょうがなかった」としている。

いじめの内容では「いつもけられたり、なぐられたりランドセルふりま(わ)される、かいだんではおされたりしていつもどこでおちるかわかんなかったのでこわかった」と訴えた。

学校側に何度訴えても対応してもらえなかったことにも触れ、「いままでいろんなはなしをしてきたけどしんようしてくれなかった」「(先生に)むしされてた」と悔しさをにじませた。

手記の後半では「いままでなんかいも死のうとおもった」としつつ、「でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」と書いている。
2011年10月11日に滋賀県大津市内の皇子山中学校(メディアでは匿名扱い)の当時2年生の男子生徒がいじめを苦に自宅で自殺するに至った事件でも、加害者側の悪質さが目立った。加害者側は反省の色もなくさっさと隣の京都市の中学に転向して、女性市長と市教委が「再発防止につとめ・・・」と頭を下げたもののさしたる善後策とてないまま今に至っている。

こうした事件では加害側の少年・児童もさることながらその親たちの家庭環境もきちんと捜査し。またメデイア側も教育機関の手落ちを責めるだけでなくその背景についても報道すべきだ。違う側面が浮かび上がって来るはずだ。

我が大麻体験記

images那覇地検は15日、元女優の高樹沙耶(53)=本名・益戸育江=を沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を数十グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで同居していた男性2人とともに那覇地裁に起訴した。3人とも吸引していたことはさっさと認めている。大麻取締法では吸っても罰せられないことを知っているからである。

2002年、フリーダイビング競技で水深53メートルの日本新記録(当時)を打ち立てた時はすごい女性がいるものだと感心した。やってみればわかるが、ものの4メートルほど潜っただけで水圧で耳がおかしくなり、耐えられなくなるのが普通だ。その女性と今度逮捕された女性が同一人物だとは捕まってから知った。

今年5月の参議院議員選挙に新党改革より東京都選挙区から出馬したとき、 「大麻は生薬です」「危ない麻薬ではありません」「清浄効果もあり、日本では神聖な植物とされてきました」と訴え、党の荒井広幸代表も国会で癌医療における大麻使用について質問に立ち「管理を厳格にして大麻(カンナビノイド)を研究したらいかがか? 医療用・産業用に限定して研究ぐらいはさせていただきたい」と訴えていた。

新党改革はブログ子の見るところ、小沢一郎率いる「生活の党と山本太郎となかまたち」(その後自由党に改名)などよりよっぽどまともだと思うのだが、大麻では票にもならず全員落選で党そのものが蒸発してしまった。

高樹沙耶と荒井広幸の二人がいうことは実は正しい。戦前の日本薬局方には大麻主成分のカンナビノイドがちゃんと薬として記載され、緑内障や欝治療に処方されていた。神社の聖域を示す注連縄(しめなわ)も、相撲力士のまわしも麻なら、大嘗祭で陛下が身につけられるのも大麻で織られたものだ。その麻が戦後、不浄の麻薬とされたのは進駐軍(GHQ)の通達のせいである。ヒロポンを可として大麻を非とする理不尽をいまだに続けているアホラシさは同じGHQが1週間で作り上げた日本国憲法をいまだに押し頂き一片の改正も許さないという輩と同じ轍の上にある。

ブログ子は大麻(マリファナ)を吸ったことがある。20年以上前になろうが、勤めていた新聞社のメディアグループがローラースケートもののミュージカルを招請することになりその新聞テレビの取材団長としてロンドンのアポロ劇場に行った。最前列で見ていたら、左隣から煙草が回ってきた。芸能界ではなんでもなく吸引されていることは知っていたので、大麻とは察しがついた。だが、十数人に回しのみされていて吸い口は唾でぐちゃぐちゃ、左隣のミュージカルの実力者だという女性の真っ赤な口紅までついていた。とてもくわえる気になれなくてそのまま右に回した。大麻は怖くないが当時は粘膜伝染とされたエイズのほうが怖かった。

左隣に座っていた女性が幕引きの後、日本では手にに入るのかと聞くから「いいや」というと、袋に入った大麻草をくれた。カメラマンがフィルムの空き箱に入れ替えてくれたのを帰国後吸ってみた。ハイライトのたばこを半分大麻と入れ替えて吸ったが、幻覚もなければ、妄想もなし。精神的に落ち着いたり、痛みを和らげたり、楽しい気分になったりする人もいるらしいが、もともと痛みもないし世の中そんなに楽しいことなどあるはずがないと思っている方なので何の効能も確認できなかった。大麻は1年ほど棚ざらしになっていたが義母にゴミと思って捨てられた。

日本の工事現場は素晴らしい!

JR博多駅前で8日朝発生した大規模陥没事故は、地表近くまでの埋め戻し作業がほぼ終わり、10日朝から通信ケーブルやガス管などの復旧に向けた作業が始まった。あれだけの大陥没を3日後にほぼ埋め戻した作業の裏では、資材を集め、搬送した業者の奮闘があった。

発生から2日、10日夜にはここまで埋め戻された

発生から2日、10日夜にはここまで埋め戻された

あまりの手際よさにネットでは賛嘆の声が飛び交っている。処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」(福岡県筑紫野市)など作業に携わった人たちの「プロの心意気」の一端は産経新聞の記事ですこしわかると思うので、下にリンクを貼っておく。

http://www.sankei.com/affairs/news/161110/afr1611100024-n1.html

水の中でも固まる処理土は作り置きができない。生産した片端からミキサー車で運ぶ。フル生産したものを九州全土からかき集めたミキサー車で現場に運び、48時間後には作業用の重機が入るための斜面まで完成させた。電線や、下水管や、ガス管などのライフラインをつなぎ合わせて、14日朝には舗装をもとのように終える予定だという。

ブログ子はこの夏、八ケ岳の山墅の前の水道管取り換え工事と砂を入れ替えて舗装するまで10人ほどの作業員の働きぶりをつぶさに観察して、あまりの手際よさに感動した。彼らをお茶に招いてありあわせの茶菓子で接待して、日本の作業現場のどこが素晴らしいか、アメリカや英仏でで見た作業ぶりと比較してその差をいくつか述べた。

大型の重機が何台か動かすのだが、免許がそれぞれ違う。大抵は一人で何種類も持っていて、あちこち飛び移って操縦している。ダンプの運転手は運転席から下りてこぼれた土砂を掃き集めたり、下に降りて水道管の専門家の手伝いをして切断するパイプの押さえ役をしたりする。大きな側溝を小型クレーンで動かす手伝いもする。要するに、作業現場の人たちは、皆この日やる予定の手順や工程をみな飲み込んでいるのである。だから先回りしてほかの人の作業を手伝うこともできる。

アメリカなどではどうか。職能別の組合ということもあるが、重機の操縦士は「それだけ」しかしないし、ダンプの運転手は土砂が満杯になるまでマンガ本を読んでいる。その日に工事がどこまで進めるのかなど誰も興味を持たない。日本なら作業が遅れれば5時半になってもみな手を休めないが、よその国では時間が来ればさっさと帰る。

日本の工事現場では互いにカバーしあうし、手順も共有していて、目的意識を持っている。そこが素晴らしいのである。日本では当たり前であり、誰も褒めないが、実はここが世界に冠たる日本の工事現場なのである。福岡のような、あれだけの大陥没事故を60時間余りで元に戻すことができる国など世界にはどこにもないのである。

トランプでもなんとかなるさ

トランプショックで株は1000円も安くなり、為替も1ドル=105円台の円安になったが、一夜明ければ、もとに戻った。「トランプでもなんとかなるさ」と落ち着きを取り戻したのだ。

trump大方の人はクリントンが競り勝つとみていたと思う。前日、ワシントンにいる友人からメールが来た。「永いアメリカ生活で何が起こっているのか大体の見当は付けられるようになった。DTのような人が共和党の候補者になり、上院議員さらには閣僚の一員として永い間ワシントンにいた新鮮味のないHCが民主党の候補者になった。どちらもアメリカに夢を持たせる人ではないのが残念だ。どもどちらかよいかとなると躊躇なくHCを選ぶ。選挙結果もそうなると思う」

50年余アメリカに暮らし世銀の幹部や日本の大学教授も務めた人でもこうである。ブログ子もネットでABCの速報を見ながらそうなるだろうと思った。アレ?と思い始めたのは、オハイオで、ついでフロリダでトランプが勝ったあたりからである。

実は我が家に届いていたのは圧倒的トランプ・フィーバーだった。義兄がテネシー州・ナッシュビルにあるタイヤメーカーの社長をしていた縁で、家内ともどもこの地を訪ねたことがあり、親しくしている牧場の女主人や有名なバンダービルト大学の関係者などから帰国後も声が届くのだが、「ヒラリー大っ嫌い!」「オバマ消えろ」というのばかりだった。保守的な南部7州で共和党の牙城ゆえ、アメリカの「一部の」政治潮流だだとばかり思っていた。アメリカの本流とはとても思えなかったのである。

メディアは分析に忙しいが、朝日新聞は「白人層の怒り・疎外感…『異端』トランプ氏を押し上げる」と題して「米国社会の底流にマグマのようにくすぶっていた既成政治への怒りが、ドナルド・トランプ氏を大統領の座にまで押し上げた。有権者の反乱とも言える動きの主役となったのは、政治に置き去りにされ、中流層から落ちこぼれる不安を抱えた白人たちだった」と書く。

はたしてそうだったか。ワシントン支局で机の上で書いているような気がしてならない。上のテネシーの例で分かるようにけっして「プア・ホワイト」(貧しい白人)ばかりがトランプを押し上げたのではない。豊かな人やインテリもトランプ支持に回ったのだ。

思うに、アメリカを牛耳っている東部エスタブリッシュメント、特に弁護士や医者やエリートが人権やグローバリズムでアメリカをひっかきまわしていることへの反感だったのだと思う。その代表格のヒラリーや、クリントン前大統領、オバマ現大統領への虫唾が走る思いがトランプをホワイトハウスへ押し上げたのだ。

それにしても安倍首相の反応は早かった。安倍首相は10日午前、米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ次期大統領と電話で約20分間会談し、17日にニューヨークで会談する方向で一致した。トランプ政権の中枢と人脈をつくるため「特使」を出発させた。いずれもこれまでの日本政府にない即決の対応だ。
翻って、国会はどうか。TPP法案についてどうせ反古になるなるものを通す必要があるのかと野党はごねている。挙句、山本有二農水相の不信任案を民進党など4党共同で出すのだそうだ。世界を見通す展望というものがまるでない。民主党政権でなくてよかったとつくづく思う。

電話会談で首相は「米国がより一層偉大な国になることを確信する」と祝意を伝えたのに対し、トランプ氏は謝意を示したうえで「安倍首相の今日までの経済政策の業績を高く評価している。今後数年間、ともに働くことを楽しみにしている。日米関係は卓越したパートナーシップであり、この特別な関係をさらに強化していきたい」と語った。レームダックの韓国大統領にも「米韓同盟は強化する」と太鼓判を押した。

案ずるより産むがやすし、トランプでもなんとかなるのである。

大川小津波訴訟遺族の「控訴するな」は許されない

控訴するな、と石巻市役所前で訴える児童の遺族たち=30日

控訴するな、と石巻市役所前で訴える児童の遺族たち=30日

東日本大震災の津波で児童、教職員計84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校を巡り、児童23人の遺族19家族が市と県を相手取り約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、仙台地裁(高宮健二裁判長)は10月26日、学校側の過失を一部認め、14億2658万円の支払いを命じた。

この判決で敗訴した石巻市と宮城県は相次いで控訴することを決めたが、これに対して原告側弁護士と遺族たちは「控訴するな」猛反発して、遺児の顔写真やプラカードを掲げて県や市に押しかけている。遺族側が感情的なのは理解するが、日本が参審制の国であることを一番知っている弁護士が法制度を無視するこうした行動は許されるものではない。

判決は、現場にいた教師たちは津波襲来によって「児童に危険が生じることを予見したと認められる」とした。その一方で、事前に危機管理マニュアルで避難場所や方法・手順を明記していなかった安全対策の不備や、当時不在だった校長、唯一の生存教諭らが被災後に救命救助を要請しなかったことなど、市教委と学校の事後対応に関しては注意義務違反を認めなかった。
宮城県の村井嘉浩知事は判決に対して、「知りうる情報をもって最大(限)の選択をした。(判決は)教員の責任を重くしてしまっている」と批判。広報車の情報だけを理由に予見できたと認定したのは過去の津波訴訟判決と整合性がとれない点などを挙げ、「亡くなった児童の命も地域住民や教職員の命もその重さに変わりはない。児童らを救おうとした教職員を一方的に断罪することは受け入れられない」と述べた。 また判決が「教員は避難してきた地域住民に対する責任を負わない」と指摘したことについても、「児童と住民全員を安全に避難させようとしたはずの努力を否定したものだ控訴した理由を語っているが、その通りである。
大川小の全校児童108人のうち児童74人が死亡・行方不明となった。これほど悲惨な学校災害はない。しかし、地震発生後、約50分間校庭で待機した後、校庭より約6メートル高い北上川に架かる橋のたもとへ避難を始め、津波にのまれた。なぜすぐそばの裏山に逃げなかったのか、謎は多い。解明を待つ意味で控訴する意味はある。

74人の遺族のうち訴訟に加わったのは23人だという点でも、多くの遺族には葛藤があったのだと思う。遺族の一人が「まるで亡くなった先生たちだけに罪を押し付け、ほかの人には責任がないみたいな判決です」 とつぶやいたという。なおさら、控訴する意味がある。

豊洲市場問題で「群盲象を撫でる」者たち

築82年と老朽化の激しい築地市場の移転問題は、30年近い調整を経て豊洲新市場に移転を果たすはずが、都政の手続き論や土壌汚染問題など今や「氷漬け」状態だ。テレビや新聞の報道ぶりを見ていると、どうも的違いの方向に論点が行っているとしか思えない。

豊洲市場の建物としての安全性などを検証する「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の第2回会合(10月25日)で、設計を行った「日建設計」が安全性について説明した。その結果、PTとして、建物の床の厚さや積載荷重に問題はないとの判断を示した。地下空間を設けたことによる耐震性についても法的に問題ないとした。本来「150ミリ」を前提に耐震性などを計算するところが誤って「10ミリ」で計算されていたものの、実際にはきちんと150ミリで建設されていたという。建築士ならイロハのイの構造計算で問題がないのならどうということないではないか。

おかしなことに、反対派らしい建築関係者がまくし立てていたが、模型を持ち込み、地下のコンクリート枠を外してみせてグラグラするところを、「豆腐の上に建てるようなもの」と言っていたが、構造を勉強した者ならこんな正反対の結論が出るはずがない。なにか恣意的につぶそうとしている者がいるようだ。

toyosu-chika次に、地下空間にたまった水の問題だ。、共産党都議団が行った豊洲新市場地下の水質検査(10月14日)では、「ヒ素が検出された」と大騒ぎして見せていたが、その量たるや「基準値の10分の1」にも満たない、どこでもそれくらいの数値であることには口をつぐんでいた。また「強アルカリ性反応」が出たと驚いて見せていたが、コンクリートがそもそもアルカリ性であり、水に接すると石灰分が溶解し、水もアルカリ性になるのは当たり前の話である。

ヒ素や鉛も極めて厳格すぎるぐらいの環境規制をさらに下回るもので、シアン化合物も検査方法が不十分なもので、要するに豊洲市場は、健康に影響のない汚染レベルにまで改善しているのである。左翼が国会で騒いでいた「戦争法案」と同じレベルのプロパガンダに全国紙やテレビ局が乗っかって騒いだら、豊洲の魚は、放射性物質の影響がないのに風評被害に遭った福島の魚と同じ道を歩むのではないか。

一方、豊洲市場の施設の下に盛り土がなかったことでの都の行政としての責任問題は別である。「いつ」「誰が」が特定され、 「(責任者も経緯も特定できない)空気のような問題から、かなり絞り込めた」と1日の記者会見で、小池百合子知事は市場長ら8人の責任を問うという。

都が1日に公表した第2次自己検証報告書によると、2009年2月、都は敷地全面に盛り土をする整備方針を機関決定。しかし、豊洲市場の整備を担当する新市場整備部は、10年11月から始めた建物の設計づくりの段階から、建物下に盛り土をしないことを前提に作業を進めていた。

背景について報告書は、国が進めていた土壌汚染対策法の改正に「市場当局が神経をとがらせていた」と指摘。将来的に汚染土壌が見つかり、同法での対応が求められた場合に備え、重機などを搬入するモニタリング空間を地下につくる基本認識が生まれたとした。報告書は、同部が都の整備方針を覆す独自の決定をした「場」を11年8月の部課長会だったと特定。関係者証言から、会議を主催した新市場整備部長がモニタリング用の地下空間の設置を部の方針として確認したと認定した。
部長は「(モニタリング空間を)つくらないのはダメだと言っただけ」と反論しているが、報告書は「方針の遵守や上司への報告・説明、(有識者による)技術会議などに確認するべき立場にあったが職責を全うしていない」と断じた。

それならそれで、もっともな理屈である。盛り土や耐震能力への知識もなく、大規模建築物を設計した経験もない自称有識者によって「盛り土」が提起された。それを技術的に、また将来の法令順守からみて都庁の技術屋が是正した。これなら至極当然のことだ。ただ「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)を怠ったのは落ち度だから、これだけを処分すればよいことだ。

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移転反対派が煽っている、汚染や耐震性能の不足などの問題は、科学的知識があれば上述のように簡単に崩れ去る程度の問題だ。メディアが一緒になって煽るようなことではない。移転が遅れれば一日何百万円も補償などで消えていく。御覧のように建物はほとんど出来上がっている。さっさと移転を進めることだ。

また朝日新聞が誤報で「おわび」

朝日新聞は2014年、いわゆる従軍慰安婦報道や、東京電力福島第一原発事故の「吉田調書」報道などで、記事を取り消し、「誤報新聞」と言われているほどだが、こんどまたやらかした。

厚生労働省の「年金試算」を批判した記事に誤りがあったとして、26日付朝刊に「おわび」を掲載し、記事を訂正した。記事は塩崎厚労相の国会答弁を「曲解」して書かれており、識者は「記者は自分の考え方に合致した部分だけを記事に拾い上げたものだ」」と指摘している。

この事実を唯一きちんと報道している読売新聞によると、誤りがあったのは、朝日が22日付朝刊I面で、「年金 不適切な試算/厚労省 支給割合高く算出」との見出しで報じた記事。現役世代の平均的な賃金に対する年金額の割合を示す「所得代替率」について、厚労省が「不適切な計算方式を使い」と記載し、同省側か高く算出したかのように報じた。同省が別の方式で計算した場合、所得代替率は50・9~53・9%に低下するとも記述し、将来的に50%を割り込む可能性を指摘した。

この記事は、21日の衆院厚労委員会での長妻昭氏 (民進)の質問と、塩崎氏の答弁が基になっている。だが実際には、所得代替率の計算方式は国民年金法などで定められ、同省が別の方式を選択する余地はなかった。「50%以上」を確保することも同法などで規定され、50%を下回る見通しとなれば、制度を変える必要がある。

また、「塩崎氏は年金の試算について『役割を果たしていないこともありうる』と述べ、不十分だと認めた」とも記述している。しかし、塩崎氏の発言の趣旨は正反対で、現行の計算方式を変えた場合に「役割を果たせない」との見解を示したものだった。

同省は22日、ホームページに「明らかな事実誤認」などとする抗議文をただちに掲載していたが、民進党の蓮舫代表は22日夜に報道陣の取材に応じ、「イージーな計算ミス。今出している法案は取り下げていただくのが筋」などと頓珍漢な政府批判を繰り広げていた。

年金制度に詳しい堀勝洋・上智大名誉教授は、「記事は、政府が年金額を恣意的に高く見せかけようとしているとの印象を与えかねず、不適切な内容だ」と指摘する。服部孝章・立教大名誉教授(メディア法)は、「記者自身に『こうすべきだ』という考えが強くあると、それに合致する部分だけを拾いがちになる」という。

これより先の12日、中日新聞と東京新聞の社会面の隅に〈「新貧乏物語」の一部を削除します〉と書かれたお詫び記事がこっそりと掲載された。

東京新聞に年明けから掲載された大型連載で、1916年に大阪朝日新聞で連載された河上肇の『貧乏物語』になぞらえ、現代の貧困問題を取り上げたもので、新聞協会賞にも応募、9月には貧困ジャーナリズム賞も受賞した(後に返上)。

問題になった記事は5月19日付の中日新聞「病父絵の具800円重く」で、ある中学3年生の苦境が明かされている。父が脳梗塞で倒れ、収入が激減。絵の具など教材費も払えないほどの暮らしになり、バスケ部の合宿代1万円が払えないこともあったと書かれている。

ところが、家族からの指摘で教材費や合宿代も払えない、といった記述が嘘と発覚。その原因を先のお詫びでこう釈明している。
「記者は『原稿を良くするために想像して書いてしまった』と話しています」

つまり、捏造である。中日新聞の関係者は、 「握造したのは、岐阜支社にも赴任していた若手の男性記者で訂正記事をよく出すことで有名だった。現在は本社で処分を待つ身です。1月に掲載された第1部を読んだ匿名の読者から、苦しむ若い方へ届けてほしいと、1000万円が東京新聞社会部に届いたという反響ぶりだった。このお金は子どもの貧困対策を行っている公益財団法人あすのばに寄付され、貧困家庭への給付事業と熊本地震の支援にあてられることになっていた。大金を寄付した匿名の読者が捏造記事と知ったらがっかりするに違いない。

朝日の「曲解」記者と、中日の「捏造」記者に共通して言えることは、新聞記者としての基本がなってないことだ。

ブログの亭主下山、間もなく投稿開始

寒くなってきたので下山しました。鹿に食われないように樹木に「腹帯」を巻くのと、蝶々の食草、ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリが激減、アサギマダラ他の姿が見えなくなったので対策に追われているうちに、冬が近づ、下界のことなど考えることもありませんでした。

岡目八目、渦中から外れると見えてくるものがあるので、そのあたりを近々書こうと思います。

ブログの亭主しばらく留守にします

暑くなってきたので先週八ケ岳に上がるつもりでしたが、やや涼しくなったので参議院選挙開票を夜を徹してみました。

二人の「田中」の落選が印象的でした。「田中直紀」と「田中康夫」のご両人です。直紀氏は先に新潟選挙区で真紀子夫人が落選、今度は旦那まで。折からの角さんブームの中なのに裏腹に「田中王国」が崩壊したのは、人を口汚く怒鳴りつけるばかりの娘の所業がたたったのでしょう。かつて目白の田中邸に張り込んだブログ子など、それにしても親は偉かったと思うばかりでした。

「田中康夫」氏の方は長野県知事を石を持て追われてから、新党作ってもみな遠ざかり、なすことすべて裏目に出るばかり。今回どうしておおさか維新に食い込んだのか知りませんが、再びの維新ブームの中でも浮上できず。ブログ子の周りではおおさk維新に投票しようとしていたのに、「あの気持ち悪い」人が候補と知って取りやめました。他の候補を立てていたら、民進党候補と入れ替わっていたと思います。

社民党は自党の党首の名簿順を後ろに回した厚かましい福島瑞穂ただ一人。政党要件を欠くことになって政治討論会でのあの口をとんがらしてまくしたてる姿を見なくて済むのは快事かと納得。小沢一郎も子分はみな落選して裸の王様状態。これまた政党要件を満たすべく無所属で当選した元小沢ガールズなどを集めにかかるのでしょうが、見る影もない落魄ぶりです。

まあ、短所ばかりの都知事選候補が出そろうのを見ることもなく山に籠るのですが、こちらの方にはなんの感慨もありません。テレビなし、パソコンなし、ネット無縁・・・10月中旬下山予定です。

”女たらし”まで都知事選だと

ブログの亭主は金曜日に「山上げ」の予定だった。歳のせいか猛暑がつづくと汗疹が出るようになった。ところが涼しくなったので、参院選開票速報を見てから上がることにした。

各紙揃って予想は「自公大勝」「会見勢力3分の2うかがう勢い」だ。しかしブログ子の関心は別なところにある。一つは社民党が消滅する瞬間を見られるかもしれないことだ。幸か不幸か2議席改選を迎えたが、吉田忠智党首は落選確実、福島瑞穂前党首も危ういという。55年体制を謳歌した社会党はブログ子が学生運動した時代にはクラスにまでオルグが入ってきた。それが「前現揃って討ち死に」という断末魔かもしれないのだ。

もう一つは小沢一郎が「裸の王様」になり、聞くだにおぞましい「生活の党と山本太郎となかまたち」という政党が政党要件を欠き雲散霧消する可能性が大である。彼が田中派の四天王時代から知っているが、 主義主張などどこかに置き忘れ、そのときそのときで党を作っては消しを繰り返してきた。政党助成金だけは独り占めで国会議員で2番目の「金権」であるが、それが最後の瞬間を迎えるかもしれない。これを見ずして何とする、の心情である。

明日は午後9時開票が始まると同時に当確がどさっと出る。日付が変わる頃にはほとんどの結果が出る。社民党比例だけは、前回の菅直人滑り込みのように明け方までかかる可能性があるが、朝、八ケ岳に出かけるころには結果を見届けることができよう。

同時に東京都知事選の最後の追い込みスタートだが、こちらには興味がない。舛添要一前知事が消えてくれただけで満足である。

それにしても出馬に手を挙げたのが欠陥人間ばかりであることよ。小池百合子が今のところ先頭を走るが、政界渡り鳥が災いして安倍政権から距離を置かれ、この先が見えないので都知事に活路を見出したのだろうが、身体検査では金の方で「真っ黒」と週刊誌に見出しが躍る。大丈夫か。自民党都連が擁立した増田寛也氏は出馬を決めたが、岩手県知事時代、小沢一郎とうまくやっていたということはなにやらきな臭い。

噴飯物が”女たらし”石田純一の出馬宣言である。 「普通の市民と政治がかけ離れている。野党統一候補なら、思いを力に変換できる」。都内での記者会見でぶちあげたが、セコさゆえに追われた人物のあとは実務型が求められている。どうみても韓国の国家予算と同じ東京都の舵を取れる人物とは思えない。共産党も民進党もほかの人間を立てようとしているのに「野党統一候補なら」と条件付けている。土台、ありえない話の売名行為としか思えない。

市民団体からの要請を受け、出演しているコマーシャルのスポンサーとの調整も進めている、というが、この市民団体というのは共産党系ではないか。どうせなら吉永小百合を出せばよかった。

石田純一と吉永小百合はこのところ赤旗まつりやシールズの集会に盛んに登場して、二人は今や「共産党の広告塔」である。石田純一は「ホーマツ」だが、吉永小百合なら小池百合子と互角いやそれ以上に戦える。

顔ぶれを見る限り、「劇場型選挙」もいいところだ。「伏魔殿」と言われた時代から都庁を知っているが、頭は「軽い人物」でも役人がしっかりしていればなんとかぼろを出さずにすんだ。横山ノック大阪府知事や青島幸男都知事がいい例だ。ノックの副知事を務めた「H」氏とはブログ子は彼の静岡時代から昵懇だったが「こんなアホとはやってられない」と辞表を叩きつけた人物だ。

今の都庁に「こんなアホとはやってられない」と言える人物はいるのだろうか。

「覇道、邪道の相撲」にみる日本人の美醜感覚

まもなく大相撲名古屋場所が始まる。紙面の片隅に小さく出ていたの気づかなかった人もいようが、民進党の野田佳彦前首相は4日、参院選の応援演説で横綱白鵬関の相撲の取り口を例に挙げて安倍政権を非難したとして、党関係者を介して白鵬関に謝罪文を出した、という。

6月23日の名古屋市での街頭演説で、安倍晋三首相が過去の国政選挙でアベノミクス推進を訴え、与党が勝利した後に特定秘密保護法や安全保障関連法を成立させたと指摘。こう付け加えた。「白鵬の取り口に似ている。左手で張り手、右からひじ打ちを顔面に入れる。白鵬は覇道、邪道の相撲になっている。安倍政権も覇道、邪道、外道の政治だ」。

ブログ子は謝らなくてもよかったと思う。白鵬は69連勝した27代横綱・双葉山を尊敬していて、なにかにつけ「心技体」を身に着けたいと殊勝なことを言うのだが、野田元首相がいうように、日馬富士をかわしたり、かちあげて大きなブーイングを受けることが多い。成績から言うと一代親方を認めてもいいが、何かというと「品格」がないことが取り上げられ、やはり外国人力士に相撲道を説くのは無理かと思わせられ、日本人をがっかりさせている。

先ごろ数学者の藤原正彦氏が週刊新潮に連載しているコラム「管見妄語」でうまい表現をしていたので紹介する。
コラムではまず、添都知事が辞任したことに触れついで白鵬のことに触れている。

・・・(舛添要一都知事は)法律の世界に育ったことが仇となった。頭のよいはずの彼なのに、日本人の善悪が、合法か不法かでなく美醜、すなわちきれいか汚いかで決まることを知らなかった。嘘をつく、強欲、ずる賢い、卑怯、信頼を裏切る、利己的、無慈悲、さもしい、あさましい、ふてぶてしい、あつかましい、えげつない、せこい……はすべて汚いのだ。逆に、公のためにつくす、正直、誠実、勇気、献身、忍耐強い、勤勉、弱者への思いやり、いさぎよい……は美しい。日本人のこの道徳基準に無頓着なまま、不法でなければ万事オーケーとばかりに自らを正当化しようとした。

これは横綱自鵬の「かち上げ」にも当てはまる。近年の彼は、立合いで左から相手の顔を張り、顔が傾いたところを右肘でかち上げる、という技を多用する。この荒技により、今年になってからだけでも、栃煌山、豪栄道、勢などが立つと同時に意識を失い敗れた。この肘打ちはボクシングでは危険技として禁じられているが、相撲では禁じ手でない。だから白鵬はこれ一発で相手を沈めた時は、「立合いがうまく行った」と得意満面だ。

また彼は、立合いで「変わる」、すなわち相手を正面で受け止めず左右に体をかわすこともよくするようになった。「かち上げ」や「変わる」たびに観客からブーイングが出る。白鵬にとって、規則で認められた技で勝ってとやかく言われるのは腑に落ちないはずだ。「かち上げ」や「変わる」のが評判悪いのは、横綱としての品格に欠けた技、すなわち汚い技だからだ。大相撲の頂点に立つ横綱は正々堂々と相手を受け美しい技で勝って欲しい、との思いがファンにはある。日本人が善悪の判断を、美醜で決めていることが白鵬には理解できないのだ。

日本人はこれがあるから、法律などほとんどない時代でも治安は見事に保たれていた。戦国時代末期に来日したフランシスコ・ザビエルも日本人の道徳の高さに瞳目したし、明治初年に来日した米人モースは「日本人は道徳や品性を生まれなからに身につけているようだ」と感嘆した。無論生まれつきでなく、誰もが幼い頃から「汚いことはするな」と諭され育てられているからそう見えるのだ。今も日本人の道徳の高さは世界でも飛び抜けている。合法か不法かに頼る諸外国は、何世紀も遅れているように私には見える。

不法なことをしていない都知事を国民の美醜感覚が辞任に追いこんだ今回の事件は、日本文化の真髄の表れであり、世界へのよいメッセージでもあった。